第57回午後第93問の類似問題

第45回午後:第86問

骨壊死を起こしやすいのはどれか。  

1: 上腕骨外科頸骨折

2: 肘頭骨折

3: 中手骨骨折

4: 大腿骨頸部内側骨折

5: 踵骨骨折

第41回午後:第78問

神経病性関節症(シャルコー関節)で誤っているのはどれか。  

1: 関節痛覚低下

2: 滑膜増殖

3: 関節液貯留

4: 軟骨増生

5: 骨破壊

第35回午後:第49問

急性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 循環障害

2: 滲 出

3: 壊 死

4: 増 殖

5: 充 血

第48回午後:第46問

うっ血性心不全の際にみられるのはどれか。  

1: 皮膚紅潮

2: 咳嗽

3: 初期の体重減少

4: 頸動脈雑音

5: 心胸郭比40%

第49回午後:第28問

骨粗鬆症のある高齢者で起こりやすい骨折はどれか。  

1: 橈骨骨幹部骨折

2: 上腕骨顆上骨折

3: 骨盤骨折

4: 大腿骨頸部骨折

5: 脛骨骨幹部骨折

第43回午後:第80問

骨粗鬆症の成因で誤っているのはどれか。  

1: 閉経

2: 慢性腎不全

3: 男性ホルモンの投与

4: 過度のアルコール摂取

5: 副腎皮質ホルモンの投与

第47回午後:第95問

高齢者にみられる加齢に伴う変化で誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨の変性

2: 高音域の聴力低下

3: 収縮期血圧の上昇

4: 唾液分泌量の増加

5: 食塊の消化管通過時間の延長

第53回午前:第96問

高齢初発てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 特発性てんかんが多い。

2: 患者数は減少傾向にある。

3: 部分発作を呈することが多い。

4: てんかん重積状態に至ることはない。

5: 抗てんかん薬が無効であることが多い。

  • 答え:3
  • 解説:高齢初発てんかんは症候性てんかんが多く、患者数は増加傾向にあります。部分発作が多く、意識障害が起こることが多いため、誤診されることもあります。また、てんかん重積状態に至ることがあり、治療は抗てんかん薬が中心で効果が高いとされています。
  • 選択肢1は間違いです。高齢初発てんかんの大部分は症候性てんかんであり、特発性てんかんは少ないです。特発性てんかんは小児に多く見られます。
  • 選択肢2は間違いです。高齢初発てんかんの患者数は増加傾向にあります。これは高齢化社会の進行に伴って、高齢者のてんかん患者が増えているためです。
  • 選択肢3は正しいです。高齢初発てんかんでは部分発作(特に複雑部分発作)を呈することが多いです。これは、けいれんがなく、意識が障害されることが多いため、誤診されることも多いです。
  • 選択肢4は間違いです。高齢初発てんかんであっても、てんかん重積状態に至ることがあります。非けいれん性の重積状態のほか、複雑部分発作による重積状態も起こり得ます。
  • 選択肢5は間違いです。高齢初発てんかん患者の治療は抗てんかん薬が中心であることが多く、また効果が高いとされています。ただし、個々の患者によっては抗てんかん薬の効果が異なるため、適切な薬物選択や用量調整が重要です。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午前:第68問

脊髄損傷の異所性骨化で正しいのはどれか。  

1: 関節周囲に熱感が生じる。

2: 麻痺域の小関節に好発する。

3: 血清カルシウム値が上昇する。

4: 発生すれば関節可動域運動を中止する。

5: 血清アルカリフォスファターゼ値が低下する。

第55回午後:第77問

ステロイド薬の長期投与によって生じやすいのはどれか。  

1: 腎不全

2: 低血圧

3: 骨粗鬆症

4: 体重減少

5: 高カリウム血症

  • 答え:3
  • 解説:ステロイド薬の長期投与によって生じやすい副作用は骨粗鬆症です。ステロイド薬は、抗炎症作用や免疫抑制作用がありますが、長期投与により様々な副作用が生じることがあります。
  • 腎不全はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。しかし、ステロイド薬を突然中断すると、ステロイド離脱症候群として副腎不全を生じることがある。
  • 低血圧はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。むしろ、ステロイド薬の長期投与により、体内に塩分が溜まりやすくなり、高血圧になりやすい。
  • 骨粗鬆症はステロイド薬の長期投与によって生じやすい副作用です。ステロイド薬の長期投与により、骨密度が減少し、骨粗鬆症を生じやすくなります。これにより、圧迫骨折や大腿骨頸部骨折などがみられることがある。
  • 体重減少はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。むしろ、ステロイド薬の長期投与により、浮腫を生じ、体重増加がみられやすい。
  • 高カリウム血症はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。むしろ、ステロイド薬の長期投与により、低カリウム血症を生じることがある。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第95問

誤っている組合せはどれか。  

1: アルコール性肝障害-γ-GTP上昇

2: 肝硬変-食道静脈瘤

3: 十二指腸潰瘍-黄疸

4: 胆石症-上腹部痛

5: 急性膵炎-アミラーゼ値上昇

第54回午後:第44問

多発性筋炎で正しいのはどれか。  

1: 男性に多い。

2: 心筋は障害されない。

3: 高い室温では筋力が低下する。

4: 四肢の遠位筋優位に障害される。

5: 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。

第48回午前:第75問

疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。  

1: 多発性硬化症 − 脱髄

2: Binswanger病 − 感染

3: Huntington病 − 炎症

4: Creutzfeldt-Jakob病 − 出血

5: Charcot-Marie-Tooth病 − 虚血

第50回午前:第95問

肝硬変の患者が多量の吐血をした場合の原因として可能性が高いのはどれか。  

1: 出血性胃炎

2: 吻合部潰瘍

3: 食道静脈瘤

4: アカラシア

5: 逆流性食道炎