中心性頸髄損傷で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 高齢者に多い。
2: 骨傷を伴うことが多い。
3: 灰白質の損傷は少ない。
4: 上肢よりも下肢の症状が強い。
5: 後縦靭帯骨化症があると生じやすい。
高齢者の長期臥床で生じにくいのはどれか。
1: 痴 呆
2: 骨壊死
3: 便 秘
4: 静脈血栓
5: 尿路感染
Bennett骨折を生じるのはどれか。
1: 月状骨
2: 尺骨
3: 舟状骨
4: 第1中手骨
5: 橈骨
我が国の外傷性脊髄損傷で誤っているのはどれか。
1: 女性より男性に多い。
2: 年齢分布は2峰性を示す。
3: 交通事故が最大の原因である。
4: 若年者の場合、5年生存率は50%程度である。
5: 高齢者では対麻痺より四肢麻痺が多い。
62歳の女性。転倒により骨折した。固定期間中に非固定部の関節可動域訓練を行う際、適切でないのはどれか。
1: 固定後早期から開始する。
2: 可動域検査は上肢全体を行う。
3: 自動運動を原則とする。
4: 骨折部を固定して行う。
5: 骨折部の痛みがあっても続ける。
中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 高齢者に多い。
2: 骨傷に伴って生じることが多い。
3: 頸椎の過屈曲によって発生することが多い。
4: 肛門括約筋の収縮が障害されることが多い。
5: 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い。
外傷による骨折で、通常、完全骨折となるのはどれか。
1: 亀裂骨折
2: 若木骨折
3: 竹節骨折
4: 圧迫骨折
5: 剝離骨折
Barthel indexの中で、高齢者の大腿骨頸部骨折で影響を受けにくい評価項目はどれか。
1: トイレ動作
2: 入浴
3: 整容
4: 移動
5: 階段昇降
転子果長の左右差の原因はどれか。
1: 側弯で骨盤が傾斜している。
2: 大転子が高位となっている。
3: 股関節に屈曲拘縮がある。
4: 膝関節に屈曲拘縮がある。
5: 足関節に尖足拘縮がある。
中心性頸髄損傷の特徴で誤っているのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 頸椎脱臼骨折に合併しやすい。
3: 下肢より上肢に強い麻痺を生じる。
4: 麻痺は下肢から回復する。
5: 膀胱障害は軽症にとどまる。
骨折治癒に影響する因子として適切でないのはどれか。
1: 低蛋白血症
2: 高尿酸血症
3: 転位の程度
4: 局所の感染
5: 血管損傷の合併
高齢者にみられる加齢に伴う変化で誤っているのはどれか。
1: 関節軟骨の変性
2: 高音域の聴力低下
3: 収縮期血圧の上昇
4: 唾液分泌量の増加
5: 食塊の消化管通過時間の延長
骨折後に偽関節を生じやすいのはどれか。
1: 手の舟状骨
2: 鎖骨遠位部
3: 橈骨遠位部
4: 中手骨骨幹部
5: 上腕骨近位部
骨盤の前傾で誤っているのはどれか。
1: 円背で減少する。
2: 肥満で増加する。
3: 腰椎の後弯で減少する。
4: 腸腰筋の短縮で増加する。
5: 長座位で増加する。
Colles骨折の合併症で起こりやすいのはどれか。
1: 肘関節脱臼
2: 腋窩神経麻痺
3: 橈骨神経麻痺
4: 正中神経麻痺
5: 長母指屈筋腱断裂
急激に大きな力が働くことによって起こるスポーツ外傷はどれか。
1: 野球肩
2: 投球骨折
3: テニス肘
4: ジャンパー膝
5: 脛骨疲労骨折
高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。
1: 貧血
2: 褥瘡
3: 大腿骨骨折
4: サルコペニア
5: 虚血性心疾患
スポーツが原因とならないのはどれか。
1: 腰椎分離症
2: 大腿骨頭すべり症
3: 大腿骨離断性骨軟骨炎
4: オスグッド病
5: 中足骨疲労骨折
転移性骨腫瘍で正しいのはどれか。
1: 安静により骨折は予防できる。
2: 造骨性転移では病的骨折は少ない。
3: 虚血で生じる脊髄麻痺は徐々に進行する。
4: 骨転移による痛みに対して温熱療法を行う。
5: 前立腺癌の骨転移はエックス線写真にて骨吸収像を示す。
外傷性骨折の早期から発症する合併症はどれか。
1: 阻血性骨壊死
2: 骨化性筋炎
3: フォルクマン拘縮
4: 偽関節
5: 変形性関節症