第55回午後第95問の類似問題

第43回午後:第80問

骨粗鬆症の成因で誤っているのはどれか。  

1: 閉経

2: 慢性腎不全

3: 男性ホルモンの投与

4: 過度のアルコール摂取

5: 副腎皮質ホルモンの投与

第54回午後:第89問

続発性骨粗鬆症発症の危険因子はどれか。  

1: 肥満

2: 副腎不全

3: 関節リウマチ

4: 甲状腺機能低下

5: 副甲状腺機能低下

  • 答え:3
  • 解説:続発性骨粗鬆症は、他の疾患や薬剤などが原因で発症する骨粗鬆症です。関節リウマチ、甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能亢進症、Cushing症候群などの内分泌疾患や、ステロイド薬、抗けいれん薬などの薬剤性、慢性腎不全、糖尿病、アルコールや廃用、栄養不良などの生活習慣が危険因子とされています。
  • 肥満は続発性骨粗鬆症の危険因子ではありません。むしろ、適度な体重は骨密度を維持するのに役立ちます。
  • 副腎不全は糖質コルチコイドの分泌が減少するため、続発性骨粗鬆症の危険因子とはなりません。逆に、副腎皮質ホルモンの過剰分泌がある場合、ステロイドによる骨粗鬆症の危険因子となります。
  • 関節リウマチは続発性骨粗鬆症発症の危険因子です。関節リウマチの治療に用いられるステロイド薬や炎症による骨密度低下が、骨粗鬆症の発症につながることがあります。
  • 甲状腺機能低下は、破骨細胞の形成が抑制されないため、骨粗鬆症の危険因子になる場合がありますが、関節リウマチがより大きな危険因子です。甲状腺機能亢進症の場合は、骨の吸収が抑制され、石灰化が促進されるため、骨粗鬆症の危険因子となります。
  • 副甲状腺機能低下は、骨形成に作用するため、続発性骨粗鬆症の危険因子とはなりません。逆に、副甲状腺機能亢進症の場合は、骨吸収が亢進され、続発性骨粗鬆症の危険因子となります。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第94問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 骨粗鬆症

2: 筋肥大

3: 免疫能低下

4: 耐糖能低下

5: 精神症状

第37回午前:第58問

骨粗鬆症について適切でないのはどれか。  

1: 閉経後の女性に生じやすい。

2: ステロイド治療により生じやすい。

3: 大腿骨頸部骨折をきたしやすい。

4: 脊椎圧迫骨折ではコルセットを装着する。

5: 高齢者の腰背痛には体幹前屈を指導する。

第42回午後:第49問

萎縮の原因で誤っているのはどれか。  

1: 栄養の低下

2: 血液供給の減少

3: 対臓器の一側の欠損

4: 仕事負荷の消失

5: 内分泌刺激の消失

第38回午後:第83問

骨粗鬆症について適切でないのはどれか。  

1: 骨の絶対量が減少する。

2: 皮質骨は薄くなる。

3: 海綿骨の骨梁は減少する。

4: 類骨組織の割合は増加する。

5: 血清Ca、Pは正常である。

第49回午前:第33問

骨量の低下を認めるのはどれか。  

1: 痛風

2: 骨軟化症

3: 骨粗鬆症

4: サルコペニア

5: 甲状腺機能低下症

第46回午前:第33問

骨粗鬆症性骨折が起こりやすいのはどれか。  

1: 頸椎

2: 鎖骨

3: 胸椎

4: 腓骨

5: 踵骨

第46回午前:第87問

原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 男性に多い。

2: 海綿骨の減少を伴う。

3: 喫煙は危険因子である。

4: 低カルシウム血症を伴う。

5: 骨折好発部位は尺骨である。

第57回午前:第89問

原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 男性に多い。

2: 海綿骨の減少を伴う。

3: 喫煙は危険因子である。

4: 低カルシウム血症を伴う。

5: 骨折好発部位は尺骨である。

  • 答え:2 ・3
  • 解説:原発性骨粗鬆症は、閉経後の女性に多く、骨代謝が速い海綿骨の減少を伴います。喫煙や飲酒は危険因子となりますが、血清カルシウムやリンは正常です。骨折好発部位は大腿骨近位部や椎体です。
  • 原発性骨粗鬆症は閉経後の女性に多いため、男性に多いというのは誤りです。
  • 海綿骨は骨代謝が速いため、原発性骨粗鬆症では骨量の減少を伴います。この選択肢は正しいです。
  • 喫煙は原発性骨粗鬆症の危険因子であり、飲酒も危険因子となります。この選択肢は正しいです。
  • 原発性骨粗鬆症では、血清カルシウムおよびリンは正常であり、低カルシウム血症を伴わないため、この選択肢は誤りです。
  • 原発性骨粗鬆症の骨折好発部位は大腿骨近位部および椎体であり、尺骨ではないため、この選択肢は誤りです。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午後:第51問

褥瘡発生の要因ではないのはどれか。  

1: 低栄養

2: 高血圧

3: 浮腫

4: 筋萎縮

5: 末梢神経障害

第39回午後:第54問

誤っているのはどれか。  

1: 骨軟化症の骨組織には類骨が残存する。

2: 甲状腺機能亢進性では病的骨折が起こる。

3: クッシング症候群では骨粗鬆症が起こる。

4: 関節リウマチではパンヌスが形成される。

5: 変形性関節症では関節縁に骨棘が形成される。

第41回午後:第53問

肝硬変の症状で誤っているのはどれか。  

1: 黄疸

2: 高アンモニア血症

3: 脾腫

4: 食道静脈瘤

5: 血小板増多

第41回午後:第84問

一次性骨粗鬆症で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨量の減少

2: 骨梁の減少

3: 血清カルシウム値の上昇

4: 血清リン値の低下

5: 類骨の増加

第41回午後:第51問

褥瘡発生の要因でないのはどれか。  

1: 低栄養

2: 高血圧

3: 浮腫

4: 筋萎縮

5: 末梢神経障害

第34回午後:第99問

骨粗鬆症で正しいのはどれか。  

1: 正常の骨と比べて骨量に差はない。

2: 正常の骨と比べて類骨の割合が増加している。

3: 女性では閉経以後その進行が緩徐となる。

4: 内分泌疾患に伴って起こる。

5: エックス線透過性が低下している。

第37回午後:第51問

低蛋白血症の原因で適切でないのはどれか。  

1: 飢餓

2: 骨折

3: 肝硬変症

4: ネフローゼ症候群

5: 潰瘍性大腸炎

第36回午後:第96問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 消化性潰瘍

2: 感染症増悪

3: 低血糖症

4: 骨粗鬆症

5: うつ状態

第41回午後:第49問

関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 骨塩量の減少

2: 軟骨の変性

3: 組織内の好中球集積

4: 結合織の増殖

5: 血管の増生

第43回午後:第88問

脳梗塞の原因で誤っているのはどれか。  

1: 心房細動

2: もやもや病

3: 心臓弁膜症

4: Buerger(バージャー)病

5: 頸動脈粥状硬化