車軸関節はどれか。2つ選べ。
1: 顎関節
2: 正中環軸関節
3: 近位橈尺関節
4: 椎間関節
5: 脛骨大腿関節
末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。
1: 腕神経叢――胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間
2: 正中神経――上腕近位部で烏口腕筋の外側
3: 尺骨神経――肘頭と上腕骨内側上顆の間
4: 脛骨神経――外果とアキレス腱の間
5: 総腓骨神経―膝窩部で半腱様筋腱の内側
図Aについて、図Bと比較して正しいのはどれか。ただし、Wは重りの質量、FとF′は筋への負荷、JとJ′は関節への負荷とする。
1: 肘屈筋への負荷は小さく、肘関節への負荷は大きい。
2: 肘屈筋への負荷は大きく、肘関節への負荷は小さい。
3: 肘屈筋への負荷は小さく、肘関節への負荷は小さい。
4: 肘屈筋への負荷は変わらないが、肘関節への負荷は小さい。
5: 肘屈筋への負荷は小さく、肘関節への負荷は変わらない。
65歳の男性。右大腿骨骨幹部骨折。プレート固定術後3週経過。右股関節拘縮がみられる。可動域増大を目的として超音波療法を施行した。誤っているのはどれか。
1: 1MHzの周波数を使用する。
2: 導子の速度は1~2 cm/秒である。
3: 照射面積は導子面積の約4倍である。
4: 2W/cm2の強度で行う。
5: 治療面に対し導子を垂直に当てる。
外傷と合併しやすい神経麻痺との組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕骨骨幹部骨折 — 腋窩神経麻痺
2: 尺骨骨折 — 正中神経麻痺
3: 股関節後方脱臼 — 坐骨神経麻痺
4: 大腿骨顆部骨折 — 大腿神経麻痺
5: 脛骨骨幹部骨折 — 脛骨神経麻痺
運動軸が2つの関節はどれか。
1: 手指PIP関節
2: 橈骨手根関節
3: 腕尺関節
4: 上橈尺関節
5: 肩甲上腕関節
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で第7頸椎棘突起が移動軸に含まれるのはどれか。
1: 頸部屈曲
2: 頸部側屈
3: 肩甲帯挙上
4: 胸腰部側屈
5: 胸腰部屈曲
脊髄損傷の機能残存レベルと筋力増強訓練との組合せで適切でないのはどれか。
1: 第1腰髄節─骨盤挙上
2: 第2腰髄節─股関節屈曲
3: 第3腰髄節-股関節外転
4: 第4腰髄節─膝関節伸展
5: 第5腰髄節─膝関節屈曲
骨格筋の筋張力で誤っているのはどれか。
1: 活動張力は筋長が長くなるほど大きくなる。
2: 全張力から静止張力を引くと活動張力が得られる。
3: 求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が小さい。
4: 筋張力が一定の場合、短縮速度は負荷が小さいほど速い。
5: 遠心性運動は求心性運動より大きな筋張力を発揮することができる。
図に示す大腿義足ソケットの特徴でないのはどれか。
1: 内外径が前後径より短い。
2: 坐骨結節で体重を支持する。
3: 断端が内転位に保持されやすい。
4: 会陰部の疼痛が少ない。
5: 側方への安定性がよい。
脊髄損傷患者の異所性骨化で正しいのはどれか。
1: 関節拘縮の原因になる。
2: 下肢では足関節に多い。
3: 上肢では手関節に多い。
4: 受傷後1か月以内に発症する。
5: 血清カルシウム値が上昇する。
正常歩行時の遊脚相全般に活動が著しい筋はどれか。
1: 大殿筋
2: 大腿四頭筋
3: ハムストリングス
4: 前脛骨筋
5: 腓腹筋
等張性運動について正しいのはどれか。
1: 角速度は一定である。
2: 等尺性運動に比べ血圧が上昇しやすい。
3: 等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。
4: 等尺性運動に比べ心拍数が増加しやすい。
5: 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こる。
ASIAの評価法における脊髄髄節とそのkey muscleとの組合せで正しいのはどれか。
1: C5 ── 肘関節屈筋群
2: C6 ── 肘関節伸筋群
3: C7 ── 小指外転筋
4: L2 ── 膝関節伸筋群
5: L3 ── 足関節背屈筋群
橈骨遠位端骨折の作業療法で正しいのはどれか。
1: 固定中は肩関節の自動運動を行う。
2: 手指の自動運動は固定除去後に開始する。
3: 骨癒合後早期にスポーツを訓練課題に取り入れる。
4: 浮腫がある場合は上肢を動かさないように指導する。
5: 固定除去後の手関節の自動運動は1日に1回1時間行う。
腰方形筋の作用で誤っているのはどれか。 ア.腰部側屈イ.腰椎屈曲ウ.腰部回旋エ.胸部の引き下げオ.骨盤の引き上げ
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
橈骨と尺骨の両者に付着部を持つ筋で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 方形回内筋
2: 橈側手根屈筋
3: 尺側手根屈筋
4: 浅指屈筋
5: 深指屈筋
関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸で正しいのはどれか。
単関節の障害で後髪をとかすことができなかった。このときの関節運動と可動域制限の組合せで正しいのはどれか。ただし、自助具は使用しないこととする。
1: 肩関節屈曲 − 90°
2: 肩関節外転 − 120°
3: 肘関節屈曲 − 50°
4: 前腕回内 − 50°
5: 手関節背屈 − 20°