膝関節屈曲位で下腿を外旋させるのはどれか。
1: 大腿二頭筋
2: 半腱様筋
3: 半膜様筋
4: 腓腹筋
5: 薄 筋
橈骨神経が支配する筋はどれか。2つ選べ。
1: 肘 筋
2: 回外筋
3: 背側骨間筋
4: 方形回内筋
5: 短母指外転筋
8歳の男児。二分脊椎。股関節の屈曲が可能である。図のようにズボンをはくことができる最も上位レベルのSharrardの分類はどれか。
1: Ⅰ群
2: Ⅱ群
3: Ⅲ群
4: Ⅳ群
5: Ⅴ群
図に示す大腿義足ソケットの特徴はどれか。2つ選べ。
1: 坐骨結節に体重が集中する。
2: 会陰部の疼痛がでやすい。
3: 内外径に比べ前後径が狭い。
4: 断端が内転位に保持されやすい。
5: 側方の安定性がよい。
運動点で正しいのはどれか。
1: 棘上筋
2: 上腕筋
3: 示指伸筋
4: 短橈側手根伸筋
5: 長母指外転筋
75歳の女性。日常の買物は独歩で外出していたが、階段で転倒し歩行不能になった。大腿骨頸部内側骨折と診断され、骨セメントを使用した人工骨頭置換術が施行された。理学療法で誤っているのはどれか。
1: 術直後の関節可動域訓練は股関節内転を避ける。
2: 術翌日から大腿四頭筋の等尺性筋力増強訓練を行う。
3: 合併症がなければ術後1週以内に立位訓練を開始する。
4: 部分荷重1/3開始と同時に階段昇降訓練を開始する。
5: 術前後を通して呼吸機能の維持・向上を図る。
肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか。
1: 前鋸筋
2: 小胸筋
3: 小円筋
4: 棘下筋
5: 鎖骨下筋
排尿で正しいのはどれか。
1: 膀胱は交感神経活動で収縮する。
2: 排尿の反射中枢は腰髄にある。
3: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
4: 外尿道括約筋は随意制御できる。
5: 外尿道括約筋は陰部神経活動によって弛緩する。
肩甲骨の上方回旋に働く筋はどれか。
1: 前鋸筋
2: 小胸筋
3: 広背筋
4: 大菱形筋
5: 肩甲挙筋
熱傷部位と拘縮予防肢位との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 前頸部 − 頸部屈曲位
2: 腋窩部 − 肩関節外転位
3: 手背部 − MP関節屈曲位
4: 大腿後面 − 膝関節屈曲位
5: 足関節部 − 足関節底屈位
動脈と触知可能な部位との組合せで誤っているのはどれか。
1: 上腕動脈―――上腕二頭筋後内側縁
2: 橈骨動脈―――前腕掌側面の外側遠位部
3: 大腿動脈―――Scarpa三角内
4: 足背動脈―――足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間
5: 後脛骨動脈――外果後方
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)において前腕回内位で測定するのはどれか。
1: 肩屈曲
2: 肩外旋
3: 肘屈曲
4: 手掌屈
5: 手尺屈
老人の転倒で骨折が起こりにくい部位はどれか。
1: 腰 椎
2: 橈 骨
3: 上腕骨
4: 大腿骨
5: 踵 骨
腸骨翼の外面に付着する筋はどれか。
1: 大腰筋
2: 腸骨筋
3: 中殿筋
4: 梨状筋
5: 大腿筋膜張筋
遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。
1: 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維
2: 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋
3: 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋
4: 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋
5: しゃがみ込むときのヒラメ筋
筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。
1: 三角筋-腋窩神経
2: 棘上筋-肩甲上神経
3: 棘下筋-肩甲上神経
4: 小円筋-肩甲下神経
5: 大円筋-肩甲下神経
下腿義足の静的アライメントにおいて、つま先の浮き上がりが観察され、膝折れを起こしそうな不安定感の訴えがあった。ソケットへの対応で適切なのはどれか。
1: 外側へ移動させる。
2: 後方へ移動させる。
3: 内側へ移動させる。
4: 初期屈曲角度を減らす。
5: 初期内転角度を減らす。
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肩甲帯挙上 − 第7頸椎棘突起を通る水平線
2: 肩関節水平屈曲 − 肩峰を通る矢状面への垂直線
3: 手関節伸展 − 尺 骨
4: 母指中手指節関節屈曲 − 第1中手骨
5: 第2指外転 − 第2中手骨延長線
肩関節外転90˚の時の肩甲骨上方回旋角度で正しいのはどれか。
1: 15˚
2: 30˚
3: 45˚
4: 60˚
5: 75˚