第46回午後第68問の類似問題

第42回午後:第29問

心拍出量を増加させる原因として正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 吸息

2: 頭蓋内圧亢進

3: 動脈血圧上昇

4: アセチルコリン

5: 甲状腺ホルモン

第37回午後:第33問

腎臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: 血流量は毎分心拍出量の20~25%に相当する。

2: クリアランスは尿量の増加とともに増加する。

3: 糸球体ではろ過が行われる。

4: 近位尿細管では再吸収が行われる。

5: 再吸収は抗利尿ホルモンが関係する。

第52回午後:第63問

運動時の循環反応で誤っているのはどれか。  

1: 脳血流量は減少する。

2: 腎血流量は減少する。

3: 静脈還流量は増加する。

4: 分時心拍出量は増加する。

5: 骨格筋の血流量は増加する。

第43回午前:第57問

激しい運動によって単位時間当たりの血液量が減少する器官・組織はどれか。  

1: 脳

2: 肺

3: 心筋

4: 腎臓

5: 骨髄

第48回午前:第64問

安静時に比べ運動時に血液の分配量が増加するのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨格筋

2: 消化管

3: 心臓

4: 脾臓

5: 腎臓

第36回午後:第99問

高齢者の長期臥床で生じにくいのはどれか。  

1: 痴 呆

2: 骨壊死

3: 便 秘

4: 静脈血栓

5: 尿路感染

第41回午前:第66問

運動習慣のない高齢者の運動強度の目安で誤っているのはどれか。  

1: 嫌気性代謝閾値(AT)

2: 予測最大心拍数の50~70%

3: 最大酸素摂取量の50~60%

4: ボルグ指数が16

5: 3~5 METs

第51回午後:第68問

高齢者にみられる変化で正しいのはどれか。  

1: 骨吸収は停止する。

2: 残気量は減少する。

3: 収縮期血圧は下降する。

4: 水晶体は蛋白変性する。

5: 皮膚の痛み閾値は低下する。

第36回午後:第98問

廃用による呼吸・循環器の症状で誤っているのはどれか。  

1: 心臓予備力の低下

2: 安静時心拍数の減少

3: 起立性低血圧

4: 最大酸素摂取量の低下

5: 肺活量の低下

第49回午後:第68問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 男性は女性より低い。

2: 過食によって低下する。

3: 老化に伴い上昇する。

4: 寒冷の環境に慣れた人は低下する。

5: 副腎髄質ホルモンによって上昇する。

第57回午後:第36問

全身持久力トレーニングの効果で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 最大心拍出量は減少する。

2: 末梢血管抵抗は増加する。

3: 最大酸素摂取量は増加する。

4: 同じ運動強度での換気量は減少する。

5: 嫌気性代謝閾値が出現する運動強度が低下する。

第49回午後:第63問

運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。  

1: 冠血流は減少する。

2: 肝血流は減少する。

3: 腎血流は増加する。

4: 脳血流は増加する。

5: 皮膚血流は減少する。

第44回午前:第97問

激しい運動時の呼吸循環応答で減少するのはどれか。  

1: 脈 圧

2: 腎血流量

3: 脳血流量

4: 1回換気量

5: 動静脈酸素較差

第41回午後:第30問

心拍の変動で正しいのはどれか。  

1: 深い吸気時に減少する。

2: 血圧低下で減少する。

3: 静脈還流量増加で増加する。

4: 脳圧の上昇で増加する。

5: 怒りで減少する。

第53回午後:第24問

加齢に伴う生理的変化について正しいのはどれか。  

1: 肝重量の増加

2: 自己抗体形成の低下

3: 抗原抗体反応の低下

4: 血漿アルブミン量の増加

5: クレアチニンクリアランスの増加

第35回午前:第73問

高齢者の特徴として適切でないのはどれか。  

1: 最大筋力が低下する。

2: 筋持久力が低下する。

3: 反応時間が延長する。

4: 固有感覚閾値が上昇する。

5: 体力の個人差が減少する。

第34回午前:第67問

虚血性心疾患に対する運動療法の効果で 正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.1回心拍出量の増加イ.血中カテコラミン濃度の増加ウ.最大下運動での心拍数の増加エ.最大心拍数の増加オ.嫌気性代謝閾値(AT)の上昇  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午前:第94問

心不全の徴候でないのはどれか。  

1: 両下肢の浮腫

2: 体重の減少

3: 安静時心拍数の増加

4: 湿性ラ音の聴取

5: 運動時息切れの増悪

第56回午前:第31問

うっ血性心不全の急性増悪時にみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: 浮 腫

2: 四肢冷感

3: 体重減少

4: 頸静脈圧低下

5: 高ナトリウム血症

  • 答え:1 ・2
  • 解説:うっ血性心不全の急性増悪時には、心臓の機能障害により血流が滞り、浮腫や四肢冷感が現れる。これらの症状は、心室拡張末期圧の上昇や主要臓器への灌流不全が原因である。
  • 浮腫は、心不全により心臓へ戻る血流が弱くなることで生じる。うっ血性心不全の急性増悪時には、この症状が現れることがある。
  • 四肢冷感は、末梢の四肢への血液灌流が弱くなることで患者に自覚されやすい症状であり、うっ血性心不全の急性増悪時にはこれが現れることがある。
  • 全身うっ血により消化器症状が現れても、体重が急激に減少することはない。慢性症状として体重減少が見られることはあるが、急性増悪時には該当しない。
  • 全身うっ血となった場合、頸静脈怒張が生じる。拡張期血圧は末梢血管抵抗性と関連するが、静脈圧も同様に、うっ血によって血管抵抗性が高まると血管内圧が高まる。したがって、頸静脈圧低下はうっ血性心不全の急性増悪時には見られない。
  • 高ナトリウム血症は腎機能障害のパラメータであり、うっ血性心不全の急性期に生じる腎機能低下は尿量減少を生じさせるが、ナトリウムが高値になるほどの障害はさらに悪化するまでは起こらない。したがって、高ナトリウム血症はうっ血性心不全の急性増悪時には該当しない。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午前:第21問

55歳の男性。慢性腎不全。高血圧症を合併。外来にて3年間、週2回前腕シャントによる人工透析を受けていた。日常生活で強い倦怠感を覚え独歩にて来院した。基礎体力改善のための運動療法で適切でないのはどれか。  

1: 血圧はシャントのない側で測る。

2: 転倒に注意する。

3: 筋力強化は等尺性運動で行う。

4: ヘモグロビン値に注意する。

5: 運動指標として心拍数を利用する。