第44回午後第34問の類似問題

第48回午前:第68問

基礎代謝率について正しいのはどれか。  

1: 発熱時には増大する。

2: 食物摂取後減少する。

3: 男性よりも女性で高い。

4: 加齢とともに増大する。

5: 不安感があると減少する。

第38回午後:第33問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 女子は男子より約10%高い。

2: 乳児期に急増し30歳で最高となる。

3: 体温の上昇により増加する。

4: 肥満型の人は筋骨型の人より高い。

5: 精神的な緊張によって低下する。

第41回午後:第34問

基礎代謝量(kcal/m2・時)で誤っているのはどれか。  

1: 男性より女性が低い。

2: 小児期は高い。

3: 高齢期になると低下する。

4: 食物摂取によって低下する。

5: 睡眠中は低下する。

第49回午後:第68問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 男性は女性より低い。

2: 過食によって低下する。

3: 老化に伴い上昇する。

4: 寒冷の環境に慣れた人は低下する。

5: 副腎髄質ホルモンによって上昇する。

第50回午後:第68問

基礎代謝について誤っているのはどれか。  

1: 安静臥床で計測する。

2: 体温の上昇によって増加する。

3: 同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: 代謝当量(METs)は、作業時代謝量÷基礎代謝量で表す。

5: 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。

第40回午後:第33問

誤っているのはどれか。  

1: 単位体表面積あたりの基礎代謝量は高齢者で低い。

2: サイロキシンは基礎代謝量を低下させる。

3: 発熱は基礎代謝量を上昇させる。

4: 睡眠中は基礎代謝量が低下する。

5: 栄養不良は基礎代謝量を低下させる。

第57回午前:第69問

エネルギー代謝で誤っているのはどれか。  

1: 安静時代謝量は基礎代謝量より小さい。

2: 基礎代謝量はホルモンの影響を受ける。

3: 安静時代謝量は体重減少により低下する。

4: 呼吸商は脂肪の燃焼が多くなると低下する。

5: 代謝当量1単位は酸素3.5 mL/kg/分の摂取量を基準としている。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、エネルギー代謝に関する知識を問うています。エネルギー代謝は、生物が生命活動を維持するために行われるエネルギーの生成、消費、変換のプロセスです。選択肢の中で誤っているものを見つけることが求められています。
  • 安静時代謝量は、基礎代謝、特異動的作用、体温調整の加算量を含んでおり、基礎代謝量の1.2倍に相当します。したがって、安静時代謝量は基礎代謝量より小さいというのは誤りで、この選択肢が正解です。
  • 基礎代謝量は、ホルモンの影響を受けます。特に、甲状腺ホルモンや副腎髄質ホルモンが基礎代謝量に影響を与えることが知られています。この選択肢は正しいです。
  • 安静時代謝量は体重と比例するため、体重が減少すると安静時代謝量も低下します。この選択肢は正しいです。
  • 呼吸商は、糖質の場合は1.0、脂肪の場合は0.7となります。脂肪の燃焼が多くなると、酸素の消費量に対して二酸化炭素の排出量が少なくなるため、呼吸商が低下します。この選択肢は正しいです。
  • 代謝当量1単位は、安静座位時の酸素摂取量である3.5 mL/kg/分を基準としています。代謝当量は、国際的に使用されている身体活動強度を示す単位です。この選択肢は正しいです。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第35問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 体温調節中枢は視床下部にある。

2: 熱産生の大部分は肝臓で行われる。

3: 入眠直後に最も低くなる。

4: 口腔温は腋窩温よりも低い。

5: 小児は成人よりも高い。

第42回午後:第34問

誤っているのはどれか。  

1: 基礎代謝量は安静臥床で計測する。

2: 基礎代謝量は体温の上昇によって増加する。

3: 基礎代謝量は同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: 代謝当量(METs)は、作業時代謝量÷基礎代謝量で表す。

5: 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。

第39回午後:第31問

体温について正しいのはどれか。  

1: 成人は小児に比べ高い。

2: 夕方に低値となる日周期がある。

3: 総熱産生の大部分は肝臓で行われる。

4: ふるえは骨格筋による熱産生である。

5: 体温調節中枢は中脳の赤核にある。

第56回午後:第66問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 高齢者は小児よりも高い。

2: 直腸温は腋窩温よりも低い。

3: 体温調節中枢は小脳にある。

4: 午前よりも午後にかけて高くなる。

5: 基礎体温は早朝覚醒安静時の体温である。

  • 答え:4 ・5
  • 解説:体温に関する知識を問う問題で、正しい選択肢は4と5です。体温は年齢や測定部位、時間帯によって変化します。また、体温調節中枢は視床下部にあります。
  • 高齢者の体温は低く、小児の体温は高いため、この選択肢は間違いです。
  • 直腸温>口腔温>腋窩温の順で体温が高いため、この選択肢は間違いです。
  • 体温調整中枢は視床下部にあるため、この選択肢は間違いです。
  • 体温は午前よりも午後にかけて高くなることが一般的で、午後3~6時に最も高くなるため、この選択肢は正しいです。
  • 基礎体温は早朝覚醒安静時の口腔(舌下)温であるため、この選択肢は正しいです。基礎体温は生殖機能やホルモンバランスを調べる際に重要な指標となります。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午後:第67問

体温で正しいのはどれか。  

1: 血管収縮で熱放散が低下する。

2: 呼気は熱放散を減少させる。

3: 体温調節中枢は小脳にある。

4: 高齢者は小児よりも高い。

5: 午前よりも午後が低い。

第51回午前:第67問

体温について正しいのはどれか。  

1: 甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる。

2: 末梢血管収縮で熱放散が低下する。

3: 体温調整中枢は小脳にある。

4: 食物摂取により低下する。

5: 夜間睡眠時に上昇する。

第52回午後:第89問

てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 半数以上が遺伝性である。

2: 睡眠不足は発作の誘因である。

3: 年齢とともに発症率が減少する。

4: 成人では症候性よりも特発性が多い。

5: 発作の持続時間は後遺障害と相関しない。

第56回午後:第39問

栄養管理について正しいのはどれか。  

1: 成人では毎日体重1 kgあたり0.1 g以上のタンパク質を摂取するのがよい。

2: BMIが22.5未満の場合、栄養障害があると判定する。

3: 低栄養になると血中総リンパ球数が増加する。

4: 発熱時には、エネルギー必要量が増加する。

5: 重度熱傷では、尿中窒素排泄量が減少する。

第42回午後:第35問

体温で誤っているのはどれか。  

1: 午前に比べ午後が高い。

2: 呼気は熱放散に関与する。

3: 血管収縮で熱放散が増加する。

4: 交感神経活動は放熱を防止する。

5: 高齢者は小児より低い。

第46回午後:第82問

高齢者の長期の安静臥床の影響として正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 記銘力の低下

2: 1回換気量の増加

3: 循環血液量の減少

4: 安静時心拍数の減少

5: 血中カルシウム濃度の低下

第54回午後:第84問

高齢者の長期の安静臥床の影響で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 記銘力の低下

2: 1回換気量の増加

3: 循環血液量の減少

4: 予備呼気量の増加

5: 安静時心拍数の減少

  • 答え:1 ・3
  • 解説:高齢者の長期の安静臥床は、脳機能や循環血液量に悪影響を与える。記銘力の低下や循環血液量の減少が起こることがある。
  • 正しい。高齢者の長期の安静臥床により、脳機能全般の低下がみられ、記銘力が低下する。このほか、見当識の低下などもみられる。
  • 間違い。高齢者の長期の安静臥床により、呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動域制限が生じ、1回換気量は減少する。
  • 正しい。高齢者の長期の安静臥床により、下肢の血管収縮が不十分となることで静脈還流量が減少し、循環血液量は減少する。そのため、起立性低血圧などを生じることがある。
  • 間違い。高齢者の長期の安静臥床により、肺活量は低下し、予備呼気量も減少する。また、高齢者は、肺胞が拡張するために予備呼気量の減少が著明となる。
  • 間違い。高齢者の長期の安静臥床により、1回の心拍出量は減少する。これを代償するため、安静時心拍数は増加する。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第26問

加齢により増加するのはどれか。  

1: 脳血流量

2: 肺残気量

3: 基礎代謝量

4: 消化液分泌量

5: メラトニンの夜間分泌量