第56回午後第66問の類似問題

第41回午後:第35問

体温で誤っているのはどれか。  

1: 午後3~6時ころに最も高くなる。

2: 小児は成人より高い。

3: 直腸温は口腔温より高い。

4: 甲状腺ホルモンは体温を上昇させる。

5: 体温調節中枢は脳幹部にある。

第44回午後:第35問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 体温調節中枢は視床下部にある。

2: 熱産生の大部分は肝臓で行われる。

3: 入眠直後に最も低くなる。

4: 口腔温は腋窩温よりも低い。

5: 小児は成人よりも高い。

第45回午後:第68問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腋窩温は直腸温よりも高い。

2: 体温調節中枢は視床下部にある。

3: 一般に男性は女性よりも皮膚温が低い。

4: ヒトの体表温度は核心温度とも呼ばれている。

5: 体温が低いと筋肉を収縮させて熱を発生させる。

第39回午後:第31問

体温について正しいのはどれか。  

1: 成人は小児に比べ高い。

2: 夕方に低値となる日周期がある。

3: 総熱産生の大部分は肝臓で行われる。

4: ふるえは骨格筋による熱産生である。

5: 体温調節中枢は中脳の赤核にある。

第46回午後:第67問

体温で正しいのはどれか。  

1: 血管収縮で熱放散が低下する。

2: 呼気は熱放散を減少させる。

3: 体温調節中枢は小脳にある。

4: 高齢者は小児よりも高い。

5: 午前よりも午後が低い。

第37回午後:第36問

体温について誤っているのはどれか。  

1: 一般に女性は男性より皮膚温が低い。

2: 体温調節中枢は視床下部にある。

3: 熱産生は主として骨格筋で行われる。

4: エクリン腺は体温調節に関与する。

5: 体温は一般に早朝が高く夕方が低い。

第42回午後:第35問

体温で誤っているのはどれか。  

1: 午前に比べ午後が高い。

2: 呼気は熱放散に関与する。

3: 血管収縮で熱放散が増加する。

4: 交感神経活動は放熱を防止する。

5: 高齢者は小児より低い。

第38回午後:第34問

体温調節で誤っているのはどれか。  

1: 体温調節の中枢は延髄にある。

2: 甲状腺ホルモンは熱産生を増加させる。

3: 発汗は熱を放散する。

4: 運動時熱産生が大きいのは骨格筋である。

5: 身震い(ふるえ)は熱産生を増加させる。

第51回午前:第67問

体温について正しいのはどれか。  

1: 甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる。

2: 末梢血管収縮で熱放散が低下する。

3: 体温調整中枢は小脳にある。

4: 食物摂取により低下する。

5: 夜間睡眠時に上昇する。

第40回午後:第32問

人の体温調節について誤っているのはどれか。  

1: 皮膚血流量を増加させて、体温を上げる。

2: 運動による発汗は、熱放散のシステムである。

3: 体温が低いと筋肉を収縮させ、熱を発生させる。

4: 発熱するときは、ふるえの反応を起こす。

5: 深部体温は腋窩温より高い。

第54回午前:第21問

腋窩での体温測定で正しいのはどれか。  

1: 側臥位では下方の腋窩で測定する。

2: 体温計は腋窩の前下方から後上方に向かって挿入する。

3: 発汗しているときはアルコール綿で腋窩を消毒してから測定する。

4: 平衡温を測定する場合は3分間測定する。

5: 麻痺のある場合は麻痺側で測定する。

  • 答え:2
  • 解説:腋窩での体温測定に関する正しい知識は、体温計を腋窩の前下方から後上方に向かって挿入することです。他の選択肢は、測定方法や条件に関する誤った情報を含んでいます。
  • 側臥位では下方の腋窩ではなく、上方の腋窩で測定する。下方の腋窩では血流が低下している可能性があるため、正確な測定ができない。
  • 正しい選択肢です。体温計は、体軸に対して約30°の傾きで、腋窩の前下方から後上方に向かって挿入する。これにより、正確な体温測定が可能となります。
  • 発汗しているときは、アルコール綿で消毒するのではなく、汗を拭き取ってから測定する。汗をかいたままでは、熱の伝導率が異なり、正確な検温ができない可能性がある。
  • 平衡温を測定する場合は、3分間ではなく、10分以上測定する。平衡温は体内の温度が反映され、十分に温まった時の温度であるため、短時間では正確な測定ができない。
  • 麻痺のある場合は、麻痺側ではなく、非麻痺側で測定する。麻痺側は血流が低下しているため、腋窩温がやや低く出る傾向がある。正確な測定のためには非麻痺側で測定する。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第34問

基礎代謝について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 睡眠中は減少する。

2: 1〜3歳で最も低くなる。

3: 怒りや恐怖によって減少する。

4: 体温の変化に影響されない。

5: 同性・同年齢では体表面積に比例する。

第38回午後:第33問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 女子は男子より約10%高い。

2: 乳児期に急増し30歳で最高となる。

3: 体温の上昇により増加する。

4: 肥満型の人は筋骨型の人より高い。

5: 精神的な緊張によって低下する。

第55回午前:第68問

体温調節の中枢で正しいのはどれか。  

1: 中脳

2: 扁桃体

3: 視床下部

4: 小脳虫部

5: 補足運動野

  • 答え:3
  • 解説:体温調節の中枢は、間脳の視床下部にある。視床下部は、摂食中枢や満腹中枢、飲水中枢も含む。
  • 中脳は正しくありません。中脳は大脳と脊髄、小脳を連絡する伝導路の通路と中継所であり、視覚と聴覚の反射中枢や眼球運動、瞳孔収縮の運動中枢がある。
  • 扁桃体は正しくありません。扁桃体は感情に関与する部分であり、体温調節とは関係ありません。
  • 視床下部は正しい答えです。体温調節の中枢は、間脳の視床下部にあります。視床下部には、摂食中枢や満腹中枢、飲水中枢も含まれています。
  • 小脳虫部は正しくありません。小脳虫部は小脳の正中部の細長い部分で、体幹や四肢の筋緊張調節、運動野調節、姿勢維持に関与しますが、体温調節とは関係ありません。
  • 補足運動野は正しくありません。補足運動野はBrodmannの第6野の内側後方部に位置し、一次運動野(第4野)の前方にあります。姿勢と運動の制御に関係しますが、体温調節とは関係ありません。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第67問

腎臓の機能で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 体温の調節

2: 尿量の調節

3: 血漿量の調節

4: 白血球数の調節

5: 概日リズムの調節

第50回午前:第24問

温度覚検査について誤っているのはどれか。  

1: 痛覚としてとらえていないか注意する。

2: 10℃が判別できると冷覚は正常である。

3: 50℃が判別できると温覚は正常である。

4: 温かいか冷たいかで応答させる。

5: 温覚計は垂直に10秒間当てる。

第37回午前:第56問

神経伝導速度測定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 近位部は遠位部に比べ速度が低下する。

2: 節性脱髄が起こると速度は低下する。

3: 太い線維は細い線維に比べて速度が速い。

4: 体温が上昇すると速度は低下する。

5: 加齢に伴い速度が速くなる。