第57回午前第69問の類似問題

第50回午後:第68問

基礎代謝について誤っているのはどれか。  

1: 安静臥床で計測する。

2: 体温の上昇によって増加する。

3: 同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: 代謝当量(METs)は、作業時代謝量÷基礎代謝量で表す。

5: 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。

第42回午後:第34問

誤っているのはどれか。  

1: 基礎代謝量は安静臥床で計測する。

2: 基礎代謝量は体温の上昇によって増加する。

3: 基礎代謝量は同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: 代謝当量(METs)は、作業時代謝量÷基礎代謝量で表す。

5: 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。

第41回午後:第34問

基礎代謝量(kcal/m2・時)で誤っているのはどれか。  

1: 男性より女性が低い。

2: 小児期は高い。

3: 高齢期になると低下する。

4: 食物摂取によって低下する。

5: 睡眠中は低下する。

第40回午後:第33問

誤っているのはどれか。  

1: 単位体表面積あたりの基礎代謝量は高齢者で低い。

2: サイロキシンは基礎代謝量を低下させる。

3: 発熱は基礎代謝量を上昇させる。

4: 睡眠中は基礎代謝量が低下する。

5: 栄養不良は基礎代謝量を低下させる。

第54回午前:第69問

代謝で誤っているのはどれか。  

1: 呼吸商〈RQ〉は摂取する栄養素によって異なる。

2: 特異動的作用〈SDA〉とは食物摂取後の体温上昇である。

3: 基礎代謝量〈BM〉は同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: エネルギー代謝率〈RMR〉は基礎代謝量を基準とした運動強度である。

5: 代謝当量〈MET〉は安静臥位時の代謝量を基準とした運動強度である。

第52回午後:第69問

代謝について正しいのはどれか。  

1: エネルギー代謝率〈RMR〉は基礎代謝量を基準とした運動強度である。

2: 基礎代謝量〈BM〉は同性で同年齢ならば体重に比例する。

3: 呼吸商〈RQ〉は摂取する栄養素によらず一定である。

4: 代謝当量〈MET〉は安静臥位時の代謝量を基準とした運動強度である。

5: 特異動的作用〈SDA〉とは食物摂取後の消費エネルギーの減少である。

第45回午後:第69問

代謝で誤っているのはどれか。  

1: 呼吸商(RQ)は摂取する栄養素によって異なる。

2: 特異動的作用(SDA)とは食物摂取後の体温上昇である。

3: 基礎代謝量(BM)は同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: エネルギー代謝率(RMR)は基礎代謝量を基準とした運動強度である。

5: 代謝当量(MET)は安静臥位時の代謝量を基準とした運動強度である。

第56回午後:第69問

身体活動のエネルギー代謝で誤っているのはどれか。  

1: 20分以上の有酸素運動では脂質より糖質が利用される。

2: 筋収縮エネルギーとしてATPが利用される。

3: 無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できる。

4: 最大酸素摂取量は運動持久力を反映する。

5: グリコーゲンの解糖により乳酸を生じる。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、身体活動のエネルギー代謝に関する知識を問うています。正しい選択肢は1で、20分以上の有酸素運動では糖質より脂質が利用されるというのが誤りです。
  • 選択肢1は誤りです。実際には、20分以上の有酸素運動では糖質よりも脂質が主に利用されます。運動の強度が低い場合や運動時間が長い場合、脂質がエネルギー源として利用される割合が高くなります。
  • 選択肢2は正しいです。筋収縮エネルギーとしてATP(アデノシン三リン酸)が利用されます。筋収縮時には、ATP分解酵素がATPをADP(アデノシン二リン酸)に分解し、放出されるエネルギーがアクチンとミオシンの滑走を起こし、筋を収縮させます。
  • 選択肢3は正しいです。無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できます。無酸素性閾値とは、運動強度が上がるにつれて乳酸が急激に増加する点を指し、これを測定することで運動強度の適切な調整が可能になります。
  • 選択肢4は正しいです。最大酸素摂取量(VO2max)は運動持久力を反映する指標です。シャトルランや6分間歩行などの試験で測定され、個人の運動能力や心肺機能を評価するのに用いられます。
  • 選択肢5は正しいです。グリコーゲンの解糖により乳酸が生じます。骨格筋のグリコーゲンは筋の収縮に使われ、酸素が不十分な場合、グルコースは解糖系のみで分解され、ピルビン酸あるいは乳酸が生じます。これが無酸素性代謝の一部です。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午後:第68問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 男性は女性より低い。

2: 過食によって低下する。

3: 老化に伴い上昇する。

4: 寒冷の環境に慣れた人は低下する。

5: 副腎髄質ホルモンによって上昇する。

第44回午後:第34問

基礎代謝について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 睡眠中は減少する。

2: 1〜3歳で最も低くなる。

3: 怒りや恐怖によって減少する。

4: 体温の変化に影響されない。

5: 同性・同年齢では体表面積に比例する。

第48回午前:第68問

基礎代謝率について正しいのはどれか。  

1: 発熱時には増大する。

2: 食物摂取後減少する。

3: 男性よりも女性で高い。

4: 加齢とともに増大する。

5: 不安感があると減少する。

第39回午後:第30問

誤っている組合せはどれか。  

1: 基礎代謝量(BM)-同性、同年齢ならば体重に比例する。

2: 呼吸商(RQ)-栄養素によって異なる。

3: 特異動的作用(SDA)-食物摂取後に体温が上昇する。

4: エネルギー代謝率(RMR)-基礎代謝量を基準とした運動強度

5: 代謝当量(METs)-安静座位時の代謝量を基準とした運動強度

第51回午後:第73問

エネルギー代謝率の計算式で正しいのはどれか。  

1: 内的仕事量 ÷ 全仕事量

2: 基礎代謝量 ÷ 基準体表面積

3: 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量

4: 作業時代謝量 ÷ 安静時代謝量

5: 作業時エネルギー消費量 ÷ 安静時エネルギー消費量

第56回午前:第69問

エネルギー代謝率の計算式で正しいのはどれか。  

1: 内的仕事量 ÷ 全仕事量

2: 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量

3: 基礎代謝量 ÷ 基準体表面積

4: 労作代謝量 ÷ 安静時代謝量

5: 基礎代謝実測値 ÷ 基礎代謝基準値

  • 答え:2
  • 解説:エネルギー代謝率は労作時の代謝量とその時間内の基礎代謝量との比であり、労働の強度を示す指標である。正しい計算式は労作代謝量 ÷ 基礎代謝量である。
  • 内的仕事量 ÷ 全仕事量は内的仕事率の公式であり、エネルギー代謝率の計算式ではない。
  • 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量はエネルギー代謝率の計算式であり、正しい選択肢である。これにより労働の強度を示すことができる。
  • 基礎代謝量 ÷ 基準体表面積は、体表面積当たりの基礎代謝基準値の公式であり、エネルギー代謝率の計算式ではない。
  • 労作代謝量 ÷ 安静時代謝量は、代謝当量(METs)の公式であり、エネルギー代謝率の計算式ではない。
  • 基礎代謝実測値 ÷ 基礎代謝基準値は、基準体重の算出式であり、エネルギー代謝率の計算式ではない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第46問

最大酸素摂取量について誤っているのはどれか。  

1: 変数の一つとして心拍出量がある。

2: 変数の一つとして血圧がある。

3: 変数の一つとして動静脈酸素較差がある。

4: 上肢運動の方が下肢運動より低値である。

5: 4週の安静臥床で低下する。

第37回午後:第48問

運動処方に関して誤っているのはどれか。  

1: 等張性運動は等尺性運動より血圧上昇が少ない。

2: 代謝当量(METs)は安静時座位での酸素摂取量を基準にしている。

3: ヒュージョーンズ分類のII度では階段で息切れが起こる。

4: 運動負荷試験では「少しきつい」レベルの運動から始める。

5: 嫌気性代謝閾値(AT)は最大酸素摂取量の約60%である。

第38回午後:第33問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 女子は男子より約10%高い。

2: 乳児期に急増し30歳で最高となる。

3: 体温の上昇により増加する。

4: 肥満型の人は筋骨型の人より高い。

5: 精神的な緊張によって低下する。

第56回午後:第39問

栄養管理について正しいのはどれか。  

1: 成人では毎日体重1 kgあたり0.1 g以上のタンパク質を摂取するのがよい。

2: BMIが22.5未満の場合、栄養障害があると判定する。

3: 低栄養になると血中総リンパ球数が増加する。

4: 発熱時には、エネルギー必要量が増加する。

5: 重度熱傷では、尿中窒素排泄量が減少する。

第43回午後:第48問

運動処方で誤っているのはどれか。  

1: 等張性運動は等尺性運動よりも収縮期血圧の上昇が少ない。

2: 代謝当量(METs)は安静臥位での酸素摂取量を基準にしている。

3: Hugh-Jones分類のII度では階段を上ると息切れが起こる。

4: 最大運動負荷試験では運動終点(エンドポイント)まで負荷を加える。

5: 嫌気性代謝閾値(AT)は最大酸素摂取量の約60%である。