第56回午後第39問の類似問題

第38回午後:第33問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 女子は男子より約10%高い。

2: 乳児期に急増し30歳で最高となる。

3: 体温の上昇により増加する。

4: 肥満型の人は筋骨型の人より高い。

5: 精神的な緊張によって低下する。

第48回午前:第68問

基礎代謝率について正しいのはどれか。  

1: 発熱時には増大する。

2: 食物摂取後減少する。

3: 男性よりも女性で高い。

4: 加齢とともに増大する。

5: 不安感があると減少する。

第49回午後:第68問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 男性は女性より低い。

2: 過食によって低下する。

3: 老化に伴い上昇する。

4: 寒冷の環境に慣れた人は低下する。

5: 副腎髄質ホルモンによって上昇する。

第41回午後:第34問

基礎代謝量(kcal/m2・時)で誤っているのはどれか。  

1: 男性より女性が低い。

2: 小児期は高い。

3: 高齢期になると低下する。

4: 食物摂取によって低下する。

5: 睡眠中は低下する。

第50回午後:第68問

基礎代謝について誤っているのはどれか。  

1: 安静臥床で計測する。

2: 体温の上昇によって増加する。

3: 同性、同年齢ならば体表面積に比例する。

4: 代謝当量(METs)は、作業時代謝量÷基礎代謝量で表す。

5: 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。

第53回午後:第11問

52歳の男性。2型糖尿病。足のしびれと血糖値の上昇のため入院となった。検査結果では空腹時血糖305 mg/dL、尿検査でケトン体陽性であった。虚血性心疾患と腎機能障害は認めない。この患者への対応で正しいのはどれか。  

1: 安静臥床とする。

2: 1日200 kcalを消費させる運動を行う。

3: 1 RMの80%で下肢の筋力増強運動を行う。

4: 病棟内歩行などの軽度な負荷にとどめる。

5: 目標心拍数115/分で有酸素運動を20分間行う。

第39回午後:第31問

体温について正しいのはどれか。  

1: 成人は小児に比べ高い。

2: 夕方に低値となる日周期がある。

3: 総熱産生の大部分は肝臓で行われる。

4: ふるえは骨格筋による熱産生である。

5: 体温調節中枢は中脳の赤核にある。

第44回午後:第34問

基礎代謝について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 睡眠中は減少する。

2: 1〜3歳で最も低くなる。

3: 怒りや恐怖によって減少する。

4: 体温の変化に影響されない。

5: 同性・同年齢では体表面積に比例する。

第57回午前:第69問

エネルギー代謝で誤っているのはどれか。  

1: 安静時代謝量は基礎代謝量より小さい。

2: 基礎代謝量はホルモンの影響を受ける。

3: 安静時代謝量は体重減少により低下する。

4: 呼吸商は脂肪の燃焼が多くなると低下する。

5: 代謝当量1単位は酸素3.5 mL/kg/分の摂取量を基準としている。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、エネルギー代謝に関する知識を問うています。エネルギー代謝は、生物が生命活動を維持するために行われるエネルギーの生成、消費、変換のプロセスです。選択肢の中で誤っているものを見つけることが求められています。
  • 安静時代謝量は、基礎代謝、特異動的作用、体温調整の加算量を含んでおり、基礎代謝量の1.2倍に相当します。したがって、安静時代謝量は基礎代謝量より小さいというのは誤りで、この選択肢が正解です。
  • 基礎代謝量は、ホルモンの影響を受けます。特に、甲状腺ホルモンや副腎髄質ホルモンが基礎代謝量に影響を与えることが知られています。この選択肢は正しいです。
  • 安静時代謝量は体重と比例するため、体重が減少すると安静時代謝量も低下します。この選択肢は正しいです。
  • 呼吸商は、糖質の場合は1.0、脂肪の場合は0.7となります。脂肪の燃焼が多くなると、酸素の消費量に対して二酸化炭素の排出量が少なくなるため、呼吸商が低下します。この選択肢は正しいです。
  • 代謝当量1単位は、安静座位時の酸素摂取量である3.5 mL/kg/分を基準としています。代謝当量は、国際的に使用されている身体活動強度を示す単位です。この選択肢は正しいです。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第68問

糖尿病患者の運動で誤っているのはどれか。  

1: 運動はインスリン注射直後に行う。

2: 運動強度を最大酸素摂取量の40~60%に設定する。

3: 全身を使った運動を行う。

4: 2 kgの負荷で10~20回の下肢等張性運動を行う。

5: 20分以上の持久運動を週3日行う。

第39回午前:第80問

インスリン自己注射をしている糖尿病患者の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 最大酸素摂取量の40~60%の強度で行う。

2: ボルグ指数7~11で行う。

3: 冷や汗が出たら両下肢を挙上する。

4: 食後1時間経過してから開始する。

5: 1週間に3回以上行う。

第39回午前:第67問

糖尿病患者の運動指導で誤っているのはどれか。  

1: 上肢では等尺性運動を主体に設定

2: 最大酸素摂取量の40~60%に運動強度を設定

3: 全身を使った運動を設定

4: 食事終了1時間後に運動を設定

5: 20分以上で週3日の運動を設定

第51回午前:第67問

体温について正しいのはどれか。  

1: 甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる。

2: 末梢血管収縮で熱放散が低下する。

3: 体温調整中枢は小脳にある。

4: 食物摂取により低下する。

5: 夜間睡眠時に上昇する。

第39回午後:第30問

誤っている組合せはどれか。  

1: 基礎代謝量(BM)-同性、同年齢ならば体重に比例する。

2: 呼吸商(RQ)-栄養素によって異なる。

3: 特異動的作用(SDA)-食物摂取後に体温が上昇する。

4: エネルギー代謝率(RMR)-基礎代謝量を基準とした運動強度

5: 代謝当量(METs)-安静座位時の代謝量を基準とした運動強度