第39回午後第31問の類似問題

第44回午後:第35問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 体温調節中枢は視床下部にある。

2: 熱産生の大部分は肝臓で行われる。

3: 入眠直後に最も低くなる。

4: 口腔温は腋窩温よりも低い。

5: 小児は成人よりも高い。

第56回午後:第66問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 高齢者は小児よりも高い。

2: 直腸温は腋窩温よりも低い。

3: 体温調節中枢は小脳にある。

4: 午前よりも午後にかけて高くなる。

5: 基礎体温は早朝覚醒安静時の体温である。

  • 答え:4 ・5
  • 解説:体温に関する知識を問う問題で、正しい選択肢は4と5です。体温は年齢や測定部位、時間帯によって変化します。また、体温調節中枢は視床下部にあります。
  • 高齢者の体温は低く、小児の体温は高いため、この選択肢は間違いです。
  • 直腸温>口腔温>腋窩温の順で体温が高いため、この選択肢は間違いです。
  • 体温調整中枢は視床下部にあるため、この選択肢は間違いです。
  • 体温は午前よりも午後にかけて高くなることが一般的で、午後3~6時に最も高くなるため、この選択肢は正しいです。
  • 基礎体温は早朝覚醒安静時の口腔(舌下)温であるため、この選択肢は正しいです。基礎体温は生殖機能やホルモンバランスを調べる際に重要な指標となります。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午後:第35問

体温で誤っているのはどれか。  

1: 午後3~6時ころに最も高くなる。

2: 小児は成人より高い。

3: 直腸温は口腔温より高い。

4: 甲状腺ホルモンは体温を上昇させる。

5: 体温調節中枢は脳幹部にある。

第37回午後:第36問

体温について誤っているのはどれか。  

1: 一般に女性は男性より皮膚温が低い。

2: 体温調節中枢は視床下部にある。

3: 熱産生は主として骨格筋で行われる。

4: エクリン腺は体温調節に関与する。

5: 体温は一般に早朝が高く夕方が低い。

第46回午後:第67問

体温で正しいのはどれか。  

1: 血管収縮で熱放散が低下する。

2: 呼気は熱放散を減少させる。

3: 体温調節中枢は小脳にある。

4: 高齢者は小児よりも高い。

5: 午前よりも午後が低い。

第51回午前:第67問

体温について正しいのはどれか。  

1: 甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる。

2: 末梢血管収縮で熱放散が低下する。

3: 体温調整中枢は小脳にある。

4: 食物摂取により低下する。

5: 夜間睡眠時に上昇する。

第45回午後:第68問

体温について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腋窩温は直腸温よりも高い。

2: 体温調節中枢は視床下部にある。

3: 一般に男性は女性よりも皮膚温が低い。

4: ヒトの体表温度は核心温度とも呼ばれている。

5: 体温が低いと筋肉を収縮させて熱を発生させる。

第38回午後:第34問

体温調節で誤っているのはどれか。  

1: 体温調節の中枢は延髄にある。

2: 甲状腺ホルモンは熱産生を増加させる。

3: 発汗は熱を放散する。

4: 運動時熱産生が大きいのは骨格筋である。

5: 身震い(ふるえ)は熱産生を増加させる。

第42回午後:第35問

体温で誤っているのはどれか。  

1: 午前に比べ午後が高い。

2: 呼気は熱放散に関与する。

3: 血管収縮で熱放散が増加する。

4: 交感神経活動は放熱を防止する。

5: 高齢者は小児より低い。

第40回午後:第32問

人の体温調節について誤っているのはどれか。  

1: 皮膚血流量を増加させて、体温を上げる。

2: 運動による発汗は、熱放散のシステムである。

3: 体温が低いと筋肉を収縮させ、熱を発生させる。

4: 発熱するときは、ふるえの反応を起こす。

5: 深部体温は腋窩温より高い。

第38回午後:第33問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 女子は男子より約10%高い。

2: 乳児期に急増し30歳で最高となる。

3: 体温の上昇により増加する。

4: 肥満型の人は筋骨型の人より高い。

5: 精神的な緊張によって低下する。

第49回午前:第67問

腎臓の機能で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 体温の調節

2: 尿量の調節

3: 血漿量の調節

4: 白血球数の調節

5: 概日リズムの調節

第47回午後:第68問

体温上昇に伴う生体反応について正しいのはどれか。  

1: 発汗増加

2: 呼吸抑制

3: 気管支収縮

4: 立毛筋収縮

5: 皮膚血管収縮

第44回午後:第34問

基礎代謝について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 睡眠中は減少する。

2: 1〜3歳で最も低くなる。

3: 怒りや恐怖によって減少する。

4: 体温の変化に影響されない。

5: 同性・同年齢では体表面積に比例する。

第48回午前:第68問

基礎代謝率について正しいのはどれか。  

1: 発熱時には増大する。

2: 食物摂取後減少する。

3: 男性よりも女性で高い。

4: 加齢とともに増大する。

5: 不安感があると減少する。

第57回午前:第68問

月経について誤っているのはどれか。  

1: 分泌期は14日間である。

2: 月経期は基礎体温が高温相になる。

3: 月経期は子宮内膜の機能層が剥離する。

4: 子宮内膜の増殖は卵胞ホルモンの作用による。

5: 増殖期には子宮内膜の厚さは約5 mmとなる。

  • 答え:2
  • 解説:月経に関する知識を問う問題です。月経は子宮内膜の周期的な変化であり、増殖期、分泌期、月経期に分かれています。それぞれの期間や特徴を理解することが重要です。
  • 分泌期は14日間であるのは正しいです。分泌期は子宮内膜が分泌物を産生し、受精卵の着床を準備する期間です。
  • 月経期は基礎体温が高温相になるというのは誤りです。月経期は基礎体温が低温相になります。高温相は排卵期になります。
  • 月経期は子宮内膜の機能層が剥離するというのは正しいです。月経期では子宮内膜の機能層が剥離し、基底層は剥離せず残ります。
  • 子宮内膜の増殖は卵胞ホルモンの作用によるというのは正しいです。卵胞ホルモンは子宮内膜の増殖・肥厚を促進し、この期間を増殖期といいます。
  • 増殖期には子宮内膜の厚さは約5 mmとなるというのは正しいです。月経終了時には、子宮内膜の厚さは約1 mmしかありませんが、増殖期には約5 mmまで厚くなります。
  • 科目:生理学(その他)
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第55回午前:第68問

体温調節の中枢で正しいのはどれか。  

1: 中脳

2: 扁桃体

3: 視床下部

4: 小脳虫部

5: 補足運動野

  • 答え:3
  • 解説:体温調節の中枢は、間脳の視床下部にある。視床下部は、摂食中枢や満腹中枢、飲水中枢も含む。
  • 中脳は正しくありません。中脳は大脳と脊髄、小脳を連絡する伝導路の通路と中継所であり、視覚と聴覚の反射中枢や眼球運動、瞳孔収縮の運動中枢がある。
  • 扁桃体は正しくありません。扁桃体は感情に関与する部分であり、体温調節とは関係ありません。
  • 視床下部は正しい答えです。体温調節の中枢は、間脳の視床下部にあります。視床下部には、摂食中枢や満腹中枢、飲水中枢も含まれています。
  • 小脳虫部は正しくありません。小脳虫部は小脳の正中部の細長い部分で、体幹や四肢の筋緊張調節、運動野調節、姿勢維持に関与しますが、体温調節とは関係ありません。
  • 補足運動野は正しくありません。補足運動野はBrodmannの第6野の内側後方部に位置し、一次運動野(第4野)の前方にあります。姿勢と運動の制御に関係しますが、体温調節とは関係ありません。
  • 科目:生理学(その他)
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第56回午後:第39問

栄養管理について正しいのはどれか。  

1: 成人では毎日体重1 kgあたり0.1 g以上のタンパク質を摂取するのがよい。

2: BMIが22.5未満の場合、栄養障害があると判定する。

3: 低栄養になると血中総リンパ球数が増加する。

4: 発熱時には、エネルギー必要量が増加する。

5: 重度熱傷では、尿中窒素排泄量が減少する。

第49回午後:第68問

基礎代謝について正しいのはどれか。  

1: 男性は女性より低い。

2: 過食によって低下する。

3: 老化に伴い上昇する。

4: 寒冷の環境に慣れた人は低下する。

5: 副腎髄質ホルモンによって上昇する。

第54回午前:第21問

腋窩での体温測定で正しいのはどれか。  

1: 側臥位では下方の腋窩で測定する。

2: 体温計は腋窩の前下方から後上方に向かって挿入する。

3: 発汗しているときはアルコール綿で腋窩を消毒してから測定する。

4: 平衡温を測定する場合は3分間測定する。

5: 麻痺のある場合は麻痺側で測定する。

  • 答え:2
  • 解説:腋窩での体温測定に関する正しい知識は、体温計を腋窩の前下方から後上方に向かって挿入することです。他の選択肢は、測定方法や条件に関する誤った情報を含んでいます。
  • 側臥位では下方の腋窩ではなく、上方の腋窩で測定する。下方の腋窩では血流が低下している可能性があるため、正確な測定ができない。
  • 正しい選択肢です。体温計は、体軸に対して約30°の傾きで、腋窩の前下方から後上方に向かって挿入する。これにより、正確な体温測定が可能となります。
  • 発汗しているときは、アルコール綿で消毒するのではなく、汗を拭き取ってから測定する。汗をかいたままでは、熱の伝導率が異なり、正確な検温ができない可能性がある。
  • 平衡温を測定する場合は、3分間ではなく、10分以上測定する。平衡温は体内の温度が反映され、十分に温まった時の温度であるため、短時間では正確な測定ができない。
  • 麻痺のある場合は、麻痺側ではなく、非麻痺側で測定する。麻痺側は血流が低下しているため、腋窩温がやや低く出る傾向がある。正確な測定のためには非麻痺側で測定する。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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