第42回午後第28問の類似問題

第34回午後:第27問

CO2と換気との関係で誤っているのはどれか。  

1: PaCO2は通常40 Torr程度に維持されている。

2: PaCO2が上昇すると換気が増大する。

3: 代謝性アシドーシスでは換気が減少する。

4: 換気低下で呼吸性アシドーシスを生じる。

5: 呼吸性アルカローシスではPaCO2が低下する。

第39回午後:第35問

CO2と換気との関係で誤っているのはどれか。  

1: PaCO2は通常40 Torrに維持されている。

2: PaCO2が上昇すると換気が増大する。

3: PaCO2は呼吸性アルカローシスで低下する。

4: 換気低下で呼吸性アシドーシスを生じる。

5: 代謝性アシドーシスでは換気が減少する。

第46回午後:第64問

CO2と換気との関係で正しいのはどれか。  

1: 換気が低下すると呼吸性アルカローシスを生じる。

2: 代謝性アシドーシスでは換気が増加する。

3: PaCO2は通常24 Torrに維持されている。

4: PaCO2は呼吸性アルカローシスで上昇する。

5: PaCO2が低下すると換気が増大する。

第40回午後:第25問

正しいのはどれか。  

1: PaO2は約50 Torrに維持されている。

2: PaCO2は約60 Torrに維持されている。

3: 血液のpHは約7.0に維持されている。

4: PaCO2は過換気で減少する。

5: 代謝性アシドーシスでは換気が減少する。

第48回午後:第94問

慢性閉塞性肺疾患による呼吸性アシドーシスで腎性の代償が起こって、状態が安定している。基準値と比べた場合の動脈血液所見として正しいのはどれか。  

1: pH:上昇

2: PaCO2:下降

3: PaO2:上昇

4: HCO3⁻:上昇

5: SaO2:上昇

第50回午後:第65問

酸塩基平衡で正しいのはどれか。  

1: 正常の血液pHは7.0である。

2: 嘔吐では代謝性アルカローシスになる。

3: 過換気では呼吸性アシドーシスになる。

4: 呼吸性アルカローシスでは尿は酸性になる。

5: 代謝性アルカローシスではKussmaul呼吸がみられる。

第57回午後:第64問

酸塩基平衡で正しいのはどれか。  

1: 正常の動脈血のpHは6.4である。

2: 嘔吐では代謝性アシドーシスになる。

3: 過換気では呼吸性アルカローシスになる。

4: 呼吸性アルカローシスでは尿は酸性になる。

5: 代謝性アルカローシスではKussmaul呼吸がみられる。

  • 答え:3
  • 解説:酸塩基平衡は生体内でのpHの維持を指し、腎臓と肺が主に調整しています。正常の動脈血のpHは7.4であり、アシドーシスとアルカローシスはそれぞれpHが低い状態と高い状態を指します。呼吸性と代謝性の違いは、原因が肺の換気異常か、それ以外の代謝異常かによります。
  • 正常の動脈血のpHは7.4であり、6.4ではないため、選択肢1は間違いです。生体の細胞が適切に活動するためには、pHの維持が重要であり、腎臓と肺がその調整を行っています。
  • 嘔吐では、胃液を大量に失うことにより体液がアルカリ性に傾くため、代謝性アルカローシスになります。選択肢2は代謝性アシドーシスとなっているため、間違いです。
  • 過換気では、PaCO2(動脈血中の二酸化炭素分圧)が低くなり、呼吸性アルカローシスになります。選択肢3は正しいです。肺気腫や喘息などの呼吸不全により、呼吸性アシドーシスになることもあります。
  • 呼吸性アルカローシスや代謝性アルカローシスでは、尿はアルカリ性になります。選択肢4は尿が酸性になると記載されているため、間違いです。呼吸性アシドーシスや代謝性アシドーシスでは、尿が酸性になります。
  • 代謝性アシドーシスでは、Kussmaul呼吸がみられます。選択肢5は代謝性アルカローシスとなっているため、間違いです。Kussmaul呼吸は、規則的な持続性の深呼吸でPaCO2を低下させるために深い努力性呼吸となり、換気量が増加します。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第65問

誤っている組合せはどれか。 ア.拘束性障害-%肺活量が90%イ.閉塞性障害-%1秒率が80%ウ.低酸素血症-PaO2が50 mmHgエ.呼吸性アシドーシス-PaCO2が上昇オ.代謝性アルカローシス-呼吸数が低下  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第52回午前:第3問

動脈血ガス分析の結果を表に示す。正しいのはどれか。 

52_0_3

1: 呼吸性アシドーシス

2: 代謝性アルカローシス

3: 共用基準範囲

4: 代謝性アシドーシス

5: 呼吸性アルカローシス

第37回午後:第29問

呼吸生理について誤っているのはどれか。  

1: 呼吸中枢は、吸息中枢と呼息中枢とに分かれている。

2: 血中CO2分圧増加は呼吸を促進させる。

3: 嚥下反射が起こっているときは呼吸が一時止まる。

4: O2の運搬はヘモグロビンが行う。

5: 過換気ではCO2の呼出が多くなり、呼吸性アシドーシスを呈する。

第36回午前:第65問

呼吸機能検査において異常値はどれか。2つ選べ。 ア.動脈血酸素分圧(PaO2)-90 Torrイ.動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)60-Torrウ.動脈血酸塩基平衡(pH)-7.6エ.1 秒率(FEV 1.0%)-80%オ.%肺活量(% VC)-90%  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第45回午後:第64問

ヘモグロビンが酸素を離しにくくなる状態はどれか。  

1: 体温の上昇

2: PaCO2の低下

3: 血液pHの低下

4: 血中ケトン体の増加

5: 血中2,3-DPG(ジフォスフォグリセリン酸)の増加

第56回午前:第19問

呼吸機能検査、血液ガス検査の結果を示す。この結果の解釈として正しいのはどれか。2つ選べ。 

56_0_19

1: 気道狭窄

2: 肺胞低換気

3: 呼吸性アルカローシス

4: 拡散障害による高二酸化炭素血症

5: 肺コンプライアンスの低下による拘束性換気障害

第54回午前:第66問

末梢組織への酸素供給を増やすのはどれか。  

1: pHの低下

2: 体温の低下

3: PCO2の低下

4: 赤血球数減少

5: ヘモグロビン濃度減少

  • 答え:1
  • 解説:Bohr効果により、酸素解離曲線が右方偏位すると、ヘモグロビンの酸素親和性が低下し、末梢組織への酸素供給が容易になります。pHの低下、体温の上昇、PCO2の上昇が酸素解離曲線を右方偏位させる要因です。
  • pHの低下は、酸素解離曲線を右方偏位させ、ヘモグロビンの酸素親和性を低下させるため、末梢組織への酸素供給が増加します。これはBohr効果と呼ばれます。
  • 体温の低下は、エネルギー代謝が低下し、末梢組織への酸素供給が低下するため、末梢組織への酸素供給を増やす要因ではありません。体温が上昇すると、酸素解離曲線が右方偏位し、末梢組織への酸素供給が増加します。
  • PCO2の低下は、末梢組織への酸素供給を低下させる要因です。PCO2が上昇すると、酸素解離曲線が右方偏位し、末梢組織への酸素供給が増加します。
  • 赤血球数の減少は、末梢組織への酸素供給を低下させる要因です。赤血球数が増加すると、酸素運搬能力が向上し、末梢組織への酸素供給が増加します。
  • ヘモグロビン濃度の減少は、末梢組織への酸素供給を低下させる要因です。ヘモグロビン濃度が増加すると、酸素運搬能力が向上し、末梢組織への酸素供給が増加します。
  • 科目:生理学(呼吸・循環系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第92問

呼吸機能評価で臨床上問題になるのはどれか。  

1: 1秒率:90%

2: PaO2:90 mmHg

3: PaCO2:60 mmHg

4: 動脈血pH:7.4

5: 1回換気量:500 ml

第35回午前:第69問

呼吸機能評価で異常値はどれか。  

1: 1回換気量:500 ml

2: 1秒率:90 %

3: PaO2:90 mmHg

4: PaCO2:60 mmHg

5: 動脈血pH:7.4