第40回午後第94問の類似問題

第44回午後:第92問

抗精神病薬の副作用で治療しても遷延する可能性が高いのはどれか。  

1: 突進歩行

2: アカシジア

3: 悪性症候群

4: 全身倦怠感

5: 遅発性ジストニア

第45回午後:第100問

薬剤とその典型的副作用との組合せで正しいのはどれか。  

1: 抗うつ薬-不安発作

2: 抗不安薬-脱力

3: 抗精神病薬-幻覚

4: 抗てんかん薬-錐体外路症状

5: Parkinson病治療薬-無月経

第39回午後:第71問

副作用として錐体外路症状を生じやすい薬物はどれか。  

1: 抗不安薬

2: 抗うつ薬

3: 抗精神病薬

4: 気分安定薬

5: 抗てんかん薬

第41回午後:第93問

急性ジストニアを生じやすい向精神薬はどれか。  

1: 気分安定薬

2: 抗不安薬

3: 抗痴呆薬

4: 抗精神病薬

5: 抗てんかん薬

第34回午後:第94問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 骨粗鬆症

2: 筋肥大

3: 免疫能低下

4: 耐糖能低下

5: 精神症状

第55回午後:第41問

向精神薬内服中の精神疾患患者に錐体外路症状、無月経、体重増加、起立性低血圧が同時にみられた。最も疑われる原因薬剤はどれか。  

1: 抗酒薬

2: 抗うつ薬

3: 抗不安薬

4: 抗精神病薬

5: 抗てんかん薬

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、錐体外路症状、無月経、体重増加、起立性低血圧が同時にみられる精神疾患患者の原因薬剤を特定することが求められています。これらの症状は抗精神病薬の副作用として知られており、最も疑われる原因薬剤は抗精神病薬です。
  • 抗酒薬は肝臓の分解機能を一時的に低下させるため、飲酒後に顔が赤くなったり、吐き気や頭痛を引き起こすことがありますが、この問題で挙げられた症状とは関係がありません。
  • 抗うつ薬の副作用には便秘、かすみ眼、眠気、めまい、起立性低血圧、発汗、洞性徐脈などがありますが、錐体外路症状や無月経、体重増加といった症状は含まれていません。
  • 抗不安薬の副作用には眠気、倦怠感、脱力感、ふらつき、めまい、口渇、悪心などがありますが、錐体外路症状や無月経、体重増加といった症状は含まれていません。
  • 抗精神病薬の副作用には錐体外路症状、起立性低血圧、自律神経症状、食欲増進、肥満などがあります。また、高プロラクチン血症により月経不順や無月経、乳汁分泌を引き起こすこともあります。この問題で挙げられた症状がすべて含まれているため、最も疑われる原因薬剤は抗精神病薬です。
  • 抗てんかん薬の副作用には眠気、意識水準の低下、発疹、歯肉増殖、多毛、悪心、嘔吐、食欲低下、便秘、下痢、再生不良性貧血、白血球減少症、催奇形性などがありますが、錐体外路症状や無月経、体重増加といった症状は含まれていません。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第90問

うつ病患者の薬物療法の副作用でみられないのはどれか。  

1: 便 秘

2: 口 渇

3: 不整脈

4: 歯肉増殖

5: 排尿困難

第57回午前:第77問

非ステロイド性抗炎症薬の副作用として正しいのはどれか。  

1: 胃潰瘍

2: 多幸感

3: 低血糖

4: 骨粗鬆症

5: 中心性肥満

  • 答え:1
  • 解説:非ステロイド性抗炎症薬の副作用は、消化器症状、喘息発作、腎機能障害などがあります。ステロイド薬の副作用とは異なります。
  • 胃潰瘍は非ステロイド性抗炎症薬の副作用であり、正解です。非ステロイド性抗炎症薬は、プロスタグランジンの産生を抑制することで炎症を抑えますが、胃粘膜の保護作用も低下させるため、胃潰瘍のリスクが高まります。
  • 多幸感は、ステロイド薬やオピオイドなどの副作用であり、非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。
  • 低血糖は、インスリンやインスリン分泌促進薬の副作用であり、非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。
  • 骨粗鬆症は、ステロイド薬の副作用であり、非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。ステロイド薬は骨密度を低下させることで骨粗鬆症を引き起こすことがあります。
  • 中心性肥満は、ステロイド薬の副作用であり、非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。ステロイド薬は、脂肪の分布を変化させることで中心性肥満を引き起こすことがあります。
  • 科目:内部障害と臨床医学
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第40回午後:第93問

筋弛緩作用の強い薬物はどれか。  

1: 抗痴呆薬

2: 抗うつ薬

3: 抗不安薬

4: 抗精神病薬

5: 抗てんかん薬

第36回午後:第96問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 消化性潰瘍

2: 感染症増悪

3: 低血糖症

4: 骨粗鬆症

5: うつ状態

第56回午後:第78問

抗コリン薬の作用で生じにくいのはどれか。  

1: 尿 閉

2: 便 秘

3: 流 涎

4: せん妄

5: めまい

  • 答え:3
  • 解説:抗コリン薬は、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑えることで、消化器運動の亢進や胃腸などの痙攣を改善します。そのため、尿閉や便秘、せん妄、めまいなどの症状が生じやすくなりますが、流涎は抗コリン薬の作用で生じにくい症状です。
  • 尿閉は、抗コリン薬の作用により生じることがあります。これは、抗コリン薬が尿道括約筋の緊張を維持し、尿の排出を阻害するためです。
  • 便秘は、抗コリン薬の作用により生じやすい症状です。これは、抗コリン薬が消化器の運動を抑制し、便の通過が遅くなるためです。
  • 流涎は、抗コリン薬の作用で生じにくい症状です。抗コリン薬は唾液の分泌を抑制するため、むしろ口の乾燥が生じることがあります。
  • せん妄は、抗コリン薬の副作用として生じることがあります。これは、抗コリン薬が中枢神経系に作用し、神経伝達物質のバランスが乱れることが原因です。
  • めまいは、抗コリン薬の副作用として生じることがあります。これは、抗コリン薬が血管の拡張や平滑筋の緩和を引き起こし、血圧の変動が原因で起こることがあります。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
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第37回午後:第80問

ステロイド療法の副作用でないのはどれか。  

1: 消化性潰瘍

2: 感染症増悪

3: 低血糖症

4: 骨粗鬆症

5: うつ状態

第53回午前:第97問

器質性精神障害について正しいのはどれか。  

1: 妄想はみられない。

2: 安定した人格を認める。

3: 記憶障害はみられない。

4: 抗精神病薬は投与しない。

5: 心理的要因の影響を受ける。

  • 答え:5
  • 解説:器質性精神障害は、脳の機能や構造に異常があることが原因で起こる精神障害であり、Alzheimer型認知症や脳血管障害、進行麻痺、頭部外傷、脳腫瘍などが成因となることがある。ストレスなどの心理的要因の影響を受けることがあります。
  • 選択肢1は間違いです。器質性精神障害では、意識混濁や顕著な幻覚などが明らかでない場合でも、器質性妄想状態を呈することがあります。
  • 選択肢2は間違いです。器質性精神障害では、人格変化や情意面の障害がみられることがあります。
  • 選択肢3は間違いです。器質性精神障害では、急性期の意識障害の回復期などに健忘症候群がみられることがあります。
  • 選択肢4は間違いです。器質性精神障害で生じる行動障害に対しては、抗精神病薬が処方されることがある。そのほか、抗うつ薬や睡眠導入剤などの向精神薬が処方されることもあります。
  • 選択肢5は正しいです。器質性精神障害はストレスなどの心理的要因の影響を受けることがあります。
  • 科目:精神障害と臨床医学
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第46回午前:第78問

血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。  

1: 利尿

2: 心拍数増加

3: 心拍出量増大

4: 血管平滑筋収縮

5: ナトリウム貯留

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第42回午後:第96問

統合失調症の薬物療法で正しいのはどれか。  

1: 1日の服薬回数が少ないと服薬遵守を得やすい。

2: 陰性症状は陽性症状より薬物反応性が良い。

3: 非定型抗精神病薬には錐体外路系副作用がない。

4: 数種類の薬剤を少量ずつ投与すると副作用が少ない。

5: 症状が改善したら薬物療法を終了する。

第49回午前:第84問

抗Parkinson病薬の長期投与によって生じうる症状として誤っているのはどれか。  

1: 高血圧

2: on–off現象

3: 精神症状の出現

4: wearing–off現象

5: 不随意運動の増強

第53回午前:第78問

非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉の副作用として正しいのはどれか。  

1: 胃潰瘍

2: 低血糖

3: 多幸感

4: 骨粗鬆症

5: 中心性肥満

  • 答え:1
  • 解説:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、関節リウマチや変形性関節症などの痛みを緩和するために使用される薬で、副作用として胃腸障害が起こることがある。
  • 胃潰瘍は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の副作用として生じることがあります。これは、NSAIDsがプロスタグランジンの生成を抑制し、胃粘膜の保護作用が低下するためです。
  • 低血糖は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。低血糖は、抗不整脈薬やニューキノロン系抗菌薬、アンジオテンジンⅡ受容体拮抗薬、非定型抗精神病薬などの副作用として生じることがあります。
  • 多幸感は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。多幸感は、ステロイド薬の副作用として生じることがあります。
  • 骨粗鬆症は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。骨粗鬆症は、ステロイド薬の副作用として生じることがあります。
  • 中心性肥満は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。中心性肥満は、ステロイド薬の副作用として生じることがあります。
  • 科目:内部障害と臨床医学
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第36回午後:第75問

うつ病の症状でないのはどれか。  

1: 思考制止

2: 食欲減退

3: 睡眠障害

4: 昏 迷

5: 感情鈍麻

第39回午後:第78問

精神遅滞(知的障害)の原因とならないのはどれか。  

1: ダウン症

2: フェニルケトン尿症

3: 血友病

4: 福山型先天性筋ジストロフィー

5: クレチン病