第40回午後第93問の類似問題

第39回午後:第71問

副作用として錐体外路症状を生じやすい薬物はどれか。  

1: 抗不安薬

2: 抗うつ薬

3: 抗精神病薬

4: 気分安定薬

5: 抗てんかん薬

第45回午後:第100問

薬剤とその典型的副作用との組合せで正しいのはどれか。  

1: 抗うつ薬-不安発作

2: 抗不安薬-脱力

3: 抗精神病薬-幻覚

4: 抗てんかん薬-錐体外路症状

5: Parkinson病治療薬-無月経

第41回午後:第93問

急性ジストニアを生じやすい向精神薬はどれか。  

1: 気分安定薬

2: 抗不安薬

3: 抗痴呆薬

4: 抗精神病薬

5: 抗てんかん薬

第54回午前:第100問

パニック障害の薬物療法で用いられるのはどれか。  

1: 抗うつ薬

2: 抗精神病薬

3: 気分安定薬

4: 抗てんかん薬

5: 中枢神経刺激薬

  • 答え:1
  • 解説:パニック障害の薬物療法では、抗うつ薬が用いられます。パニック障害の患者は、長期的にうつ病を発症することがあり、うつ病との関連性も考慮されています。
  • 抗うつ薬は、パニック障害の薬物療法で用いられる正しい選択肢です。パニック障害の患者は、長期的にうつ病を発症することがあり、うつ病との関連性も考慮されています。
  • 抗精神病薬は、統合失調症などの幻覚妄想状態、不安緊張状態、精神運動興奮などに用いられますが、パニック障害の薬物療法には適していません。
  • 気分安定薬は、躁うつ病の治療や予防に用いられますが、パニック障害の薬物療法には適していません。
  • 抗てんかん薬は、てんかんや片頭痛に用いられますが、パニック障害の薬物療法には適していません。
  • 中枢神経刺激薬は、注意欠如・多動性障害に適応となる塩酸メチルフェニデートなどがありますが、パニック障害の薬物療法には適していません。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第100問

悪性症候群の原因となる可能性が最も高いのはどれか。  

1: 抗うつ薬

2: 抗不安薬

3: 気分安定薬

4: 抗精神病薬

5: 抗てんかん薬

第44回午後:第92問

抗精神病薬の副作用で治療しても遷延する可能性が高いのはどれか。  

1: 突進歩行

2: アカシジア

3: 悪性症候群

4: 全身倦怠感

5: 遅発性ジストニア

第45回午前:第100問

うつ病の治療で正しいのはどれか。  

1: 重要な事項についての自己決定を促す。

2: 抗うつ薬は三環系薬物が最も広く用いられている。

3: 抗うつ薬の副作用を説明する。

4: 症状の改善後には抗うつ薬を速やかに中止する。

5: 電気けいれん療法は効果がない。

第40回午後:第94問

抗精神病薬の副作用でないのはどれか。  

1: 低血圧

2: 歯肉過形成

3: 麻痺性イレウス

4: ジストニア

5: パーキンソニズム

第38回午後:第72問

躁病の症状はどれか。  

1: 連合弛緩

2: 強迫行為

3: 思考散乱

4: 日内変動

5: 抑制消失

第42回午後:第96問

統合失調症の薬物療法で正しいのはどれか。  

1: 1日の服薬回数が少ないと服薬遵守を得やすい。

2: 陰性症状は陽性症状より薬物反応性が良い。

3: 非定型抗精神病薬には錐体外路系副作用がない。

4: 数種類の薬剤を少量ずつ投与すると副作用が少ない。

5: 症状が改善したら薬物療法を終了する。

第35回午前:第88問

うつ病患者の作業療法でみられないのはどれか。  

1: 疲労感の訴え

2: 思考の制止

3: 行動の途絶

4: 焦燥感の訴え

5: 食欲不振の訴え

第56回午前:第19問

22歳の男性。職場でケアレスミスがあまりにも多いため、産業医の勧めで精神科を受診した。母親の話によると、幼少時から落ち着きがなく、小学校の担任から「人の話を聞いていない」、「順番を守れない」、「隣の子にちょっかいを出す」などと注意されたことがあり、大学でも提出物の締め切りを守れないなどといった問題から成績は悪かった。この患者に薬物療法を行う場合、最も適切と思われる向精神薬はどれか。  

1: 気分安定薬

2: 抗うつ薬

3: 抗精神病薬

4: 抗不安薬

5: 精神刺激薬

  • 答え:5
  • 解説:この患者は注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状があるため、精神刺激薬が最も適切な治療薬となります。ADHDは、脳内の神経伝達物質であるドパミンやノルアドレナリンが不足し、神経伝達の調節異常が生じることによって、注意力の散漫や衝動的で落ち着きのない行動などの症状があらわれるとされています。
  • 気分安定薬は主に双極性障害に用いられる薬であり、この患者の症状には適していません。
  • 抗うつ薬は主にうつ病に用いられる薬であり、この患者の症状には適していません。
  • 抗精神病薬は主に統合失調症に用いられる薬であり、この患者の症状には適していません。
  • 抗不安薬は主に不安障害に用いられる薬であり、この患者の症状には適していません。
  • 精神刺激薬はADHDの症状を改善するために用いられる薬であり、この患者に適切です。例えば、グアンファシンはα2Aアドレナリン受容体に作用し、シグナル伝達が増強することでADHDの症状が改善されると考えられています。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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