第40回午後第94問の類似問題

第38回午後:第78問

痴呆患者の症状でないのはどれか。  

1: 強迫観念

2: 夜間せん妄

3: 見当識障害

4: 記銘力低下

5: 感情失禁

第39回午前:第98問

精神科デイケアの対象でないのはどれか。  

1: 自発性が低下している外傷性脳損傷患者

2: 年に1、2回の大発作をおこすてんかん患者

3: 希死念慮を言葉にするうつ病患者

4: 対人恐怖を有する神経症性障害患者

5: 自宅で過食のみられる摂食障害患者

第48回午前:第100問

抗精神病薬を服用中の統合失調症患者。意識障害、37.5℃以上の発熱、発汗および身体のこわばりが出現した。最も考えられるのはどれか。  

1: アカシジア

2: 悪性症候群

3: 急性ジストニア

4: 遅発性ジスキネジア

5: 薬剤性Parkinson症候群

第36回午前:第77問

局所寒冷療法中の生理的作用で誤っているのはどれか。  

1: 消化管血流低下

2: 疼痛軽減

3: 浮腫軽減

4: 神経伝導速度低下

5: 痙縮抑制

第55回午後:第40問

精神作用物質使用による精神障害について正しいのはどれか。  

1: 幻覚が必発する。

2: アルコールは耐性を生じない。

3: モルヒネは身体依存を生じる。

4: 医薬品によるものは含まれない。

5: 急激な精神作用物質の摂取で離脱症状が生じる。

  • 答え:3
  • 解説:精神作用物質使用による精神障害は、幻覚を生じるものもあるが必ずしも必発するわけではない。また、アルコールやモルヒネは耐性や依存が生じることがあり、医薬品の依存症も含まれる。急激な摂取ではなく、長期にわたる摂取をやめると離脱症状が現れる。
  • 幻覚が必ずしも必発するわけではない。精神作用物質には幻覚を生じるものもあるが、必ずしもすべての精神作用物質が幻覚を引き起こすわけではない。
  • アルコールは長期の摂取により耐性が形成され、身体依存が生じることがある。このため、選択肢2は誤りである。
  • 正しい選択肢である。モルヒネは多幸感や陶酔感、絶頂感などを生じる。耐性、精神依存、身体依存ともに急速に形成される。
  • 精神作用物質使用による精神障害には、睡眠薬や抗不安薬などの医薬品の依存症も含まれる。このため、選択肢4は誤りである。
  • 急激な精神作用物質の摂取ではなく、長期にわたる摂取をやめると離脱症状が現れる。このため、選択肢5は誤りである。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第47回午後:第93問

低血糖症状でないのはどれか。  

1: 頻脈

2: 生あくび

3: 意識消失

4: 激しい口渇

5: 計算能力の低下

第40回午後:第79問

パーキンソン病で誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧がみられる。

2: 小字症が認められる。

3: 振戦は運動によって憎悪する。

4: 方向転換が困難になる。

5: 立ち直り反応が障害される。

第53回午前:第98問

ベンゾジアゼピン系睡眠薬の依存について正しいのはどれか。  

1: 中高年者にはみられない。

2: 身体依存は形成されない。

3: 離脱症状としてせん妄がある。

4: 常用量であれば依存は形成されない。

5: 作用時間の長い薬剤の方が依存を形成しやすい。

  • 答え:3
  • 解説:ベンゾジアゼピン系睡眠薬は依存性があるため注意が必要であり、中高年者や長期使用による常用量依存の問題が指摘されている。また、離脱症状としてせん妄や抑うつ気分、記憶・集中力障害などの精神障害がみられる。
  • 選択肢1は間違いです。ベンゾジアゼピン系睡眠薬の依存は中高年者にもみられ、長期投与による常用量依存の問題が指摘されています。
  • 選択肢2は間違いです。ベンゾジアゼピン系睡眠薬の長期使用により身体依存が形成されることがあります。
  • 選択肢3は正しいです。ベンゾジアゼピン系睡眠薬の離脱症状としてせん妄や抑うつ気分、記憶・集中力障害などの精神障害がみられることがあります。
  • 選択肢4は間違いです。ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、常用量であっても、長期使用により急に服用を中止すると、中断時症候がみられることがあります。
  • 選択肢5は間違いです。ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、作用時間の長い薬剤の方が体内での蓄積が少ないため、依存を形成しづらいとされています。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第36回午前:第55問

反射性交感神経性ジストロフィーについて適切でないのはどれか。  

1: 外傷や手術が誘因になる。

2: 交感神経系の血管運動機能不全が関与する。

3: 患肢の疼痛、発赤および腫脹がある。

4: 起立性低血圧を伴う。

5: 患肢の関節可動域訓練は愛護的に行う。