第57回午前第77問の類似問題

第53回午前:第78問

非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉の副作用として正しいのはどれか。  

1: 胃潰瘍

2: 低血糖

3: 多幸感

4: 骨粗鬆症

5: 中心性肥満

  • 答え:1
  • 解説:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、関節リウマチや変形性関節症などの痛みを緩和するために使用される薬で、副作用として胃腸障害が起こることがある。
  • 胃潰瘍は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の副作用として生じることがあります。これは、NSAIDsがプロスタグランジンの生成を抑制し、胃粘膜の保護作用が低下するためです。
  • 低血糖は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。低血糖は、抗不整脈薬やニューキノロン系抗菌薬、アンジオテンジンⅡ受容体拮抗薬、非定型抗精神病薬などの副作用として生じることがあります。
  • 多幸感は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。多幸感は、ステロイド薬の副作用として生じることがあります。
  • 骨粗鬆症は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。骨粗鬆症は、ステロイド薬の副作用として生じることがあります。
  • 中心性肥満は非ステロイド性抗炎症薬の副作用ではありません。中心性肥満は、ステロイド薬の副作用として生じることがあります。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第80問

ステロイド療法の副作用でないのはどれか。  

1: 消化性潰瘍

2: 感染症増悪

3: 低血糖症

4: 骨粗鬆症

5: うつ状態

第36回午後:第96問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 消化性潰瘍

2: 感染症増悪

3: 低血糖症

4: 骨粗鬆症

5: うつ状態

第34回午後:第94問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 骨粗鬆症

2: 筋肥大

3: 免疫能低下

4: 耐糖能低下

5: 精神症状

第55回午後:第77問

ステロイド薬の長期投与によって生じやすいのはどれか。  

1: 腎不全

2: 低血圧

3: 骨粗鬆症

4: 体重減少

5: 高カリウム血症

  • 答え:3
  • 解説:ステロイド薬の長期投与によって生じやすい副作用は骨粗鬆症です。ステロイド薬は、抗炎症作用や免疫抑制作用がありますが、長期投与により様々な副作用が生じることがあります。
  • 腎不全はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。しかし、ステロイド薬を突然中断すると、ステロイド離脱症候群として副腎不全を生じることがある。
  • 低血圧はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。むしろ、ステロイド薬の長期投与により、体内に塩分が溜まりやすくなり、高血圧になりやすい。
  • 骨粗鬆症はステロイド薬の長期投与によって生じやすい副作用です。ステロイド薬の長期投与により、骨密度が減少し、骨粗鬆症を生じやすくなります。これにより、圧迫骨折や大腿骨頸部骨折などがみられることがある。
  • 体重減少はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。むしろ、ステロイド薬の長期投与により、浮腫を生じ、体重増加がみられやすい。
  • 高カリウム血症はステロイド薬の長期投与によって直接生じるものではありません。むしろ、ステロイド薬の長期投与により、低カリウム血症を生じることがある。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
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第40回午後:第94問

抗精神病薬の副作用でないのはどれか。  

1: 低血圧

2: 歯肉過形成

3: 麻痺性イレウス

4: ジストニア

5: パーキンソニズム

第45回午後:第100問

薬剤とその典型的副作用との組合せで正しいのはどれか。  

1: 抗うつ薬-不安発作

2: 抗不安薬-脱力

3: 抗精神病薬-幻覚

4: 抗てんかん薬-錐体外路症状

5: Parkinson病治療薬-無月経

第39回午後:第71問

副作用として錐体外路症状を生じやすい薬物はどれか。  

1: 抗不安薬

2: 抗うつ薬

3: 抗精神病薬

4: 気分安定薬

5: 抗てんかん薬

第55回午後:第95問

骨粗鬆症の原因で誤っているのはどれか。  

1: 安静臥床

2: 胃切除後

3: 糖尿病

4: ビタミンA欠乏症

5: 副甲状腺機能亢進症

  • 答え:4
  • 解説:骨粗鬆症は骨量の減少によって引き起こされる病態で、続発性骨粗鬆症の原因には廃用、栄養性、生活習慣、内分泌性などが関与している。選択肢の中で誤っているのはビタミンA欠乏症である。
  • 安静臥床は続発性骨粗鬆症の原因の一つであり、骨への負荷が減少することで骨量が減少する。
  • 胃切除後は続発性骨粗鬆症の原因の一つであり、栄養素の吸収が悪くなることで骨量が減少する。
  • 糖尿病は続発性骨粗鬆症の原因の一つであり、生活習慣に関連した骨量減少が起こる。
  • ビタミンA欠乏症は骨粗鬆症の原因ではなく、ビタミンDやビタミンC欠乏症が骨粗鬆症の原因となる。
  • 副甲状腺機能亢進症は続発性骨粗鬆症の原因の一つであり、内分泌性の要因によって骨量が減少する。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第82問

病態と薬物療法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩手症候群 ― 免疫グロブリン製剤

2: 視床痛 ― A型ボツリヌス毒素製剤

3: 症候性てんかん ― 抗血小板薬

4: 深部静脈血栓症 ― 抗凝固薬

5: 夜間せん妄 ― 睡眠導入薬

第51回午前:第95問

病態とその治療薬の組合せで正しいのはどれか。  

1: 関節リウマチ ― メトトレキサート

2: ジスキネジア ― L-dopa

3: 重症筋無力症 ― 抗コリン薬

4: 前立腺肥大症 ― 男性ホルモン

5: 消化管出血 ― アスピリン