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第6回国試午前78問の類似問題

国試第27回午前:第29問

インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。

1:数十kHzの交流信号を用いる。
2:患者監視装置において呼吸数をモニタする。
3:胸部体表面に貼った電極間の電気インピーダンスを計測する。
4:吸気時には電気インピーダンスが減少する。
5:呼吸モニタ用電極は心電図モニタ用電極と兼用できる。

ME2第30回午後:第18問

心電図電極について誤っているのはどれか。

1:分極は電極と電解液の界面に起こる電気化学反応である。
2:電極でイオン電流を電子の流れに変換する。
3:銀-塩化銀電極は分極電圧が小さい。
4:電極インピーダンスは電極面積が大きいと高くなる。
5:新しい電極は分極電圧の初期ドリフトを生じる。

国試第38回午後:第29問

インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。

1:心電図モニタの電極を兼用できる。
2:胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。
3:胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。
4:電極を貼る位置によって影響を受ける。
5:体動はアーチファクトの原因となる。

国試第19回午前:第60問

誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:SQUIDは生体の微弱な磁束変化を計測する。
2:心電図RR間隔は自律神経の検査にも用いられる。
3:Ag-AgCl電極は分極電圧が小さい。
4:大脳誘発電位計測には加算平均法が用いられる。
5:商用交流雑音対策にはCMRR(開相除去比)の小さい増幅器を用いる。

国試第3回午後:第86問

誤っているのはどれか。

a:人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。
b:人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。
c:商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。
d:電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。
e:His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第85問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1:活動電位の発生は生体の能動特性である。
2:組織によっては異方性を示す。
3:低周波では導電率が大きい。
4:高周波では誘電率が小さい。
5:β分散は細胞膜と細胞質との構造に起因する。

国試第2回午前:第61問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2:非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3:周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4:粘弾性とは、例えば筋組織が粘性と弾性の両方の性質をあわせ持つことをいう。
5:細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することをいう。

国試第19回午前:第80問

患者測定電流として誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1:患者装着部の部分間に患者を介して流れる。
2:インピーダンスプレチスモグラフィで使用される電流も含まれる。
3:生理的な効果の発生を意図して流す。
4:機器入力部の増幅器のバイアス電流も含まれる。
5:直流電流の場合、生体内電解質が電気分解する恐れがある。

国試第24回午後:第27問

筋電計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1:周波数帯減は5Hz~10kHzである。
2:運動単位の測定には針電極を使う。
3:同相除去比は100dB程度である。
4:時定数は0.03秒である。
5:入力インピーダンスは100kΩ程度である。

ME2第35回午後:第4問

生体用電極で接触面積が小さいほうが望ましいのはどれか。

1:心電図モニタ用電極
2:電気メスの対極板
3:除細動器のパドル電極
4:体脂肪率測定用電極
5:植込み型ペースメーカの刺激電極

国試第7回午前:第80問

生体電気計測に使用するフィルタについて正しいのはどれか。

a:帯域除去フィルタの代表的なものはハム除去フィルタである。
b:低域遮断フィルタを備えた増幅器をAC増幅器という。
c:集積回路を利用したフィルタを受動フィルタという。
d:静止電位の測定にはAC増幅器を用いなければならない。
e:分極などによる不要な直流成分やドリフトを除去するにはDC増幅器を用いるとよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第23問

正しいのはどれか。

a:オーディオアンプは中間周波帯域の電力増幅器である。
b:医用計測器に多く使用されている増幅器は差動増幅器である。
c:抵抗とコンデンサ、又は抵抗とインダクタンスにより近似的な微積分回路をつくることができる。
d:生体の皮膚インピーダンスを考慮すると生体信号増幅器の入力インピーダンスは低い方がよい。
e:NOR回路のみで任意の演算回路を構成することはできない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a:目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。
b:差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。
c:商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。
d:脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。
e:周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第16問

増幅器について正しいのはどれか。

1:電圧増幅を行うとき出カインピーダンスは高い方がよい。
2:生体信号を増幅するには入力インピーダンスをできるだけ低くする必要がある。
3:入力段で発生した雑音は信号とともに増幅されることはない。
4:ダイナミック・レンジが広いと広範囲の電圧の入力をひずみなく増幅できる。
5:利得を増加すると増幅可能な周波数帯域幅が広くなる。

ME2第35回午前:第56問

脳波計の増幅器の入力インピーダンスを高くする理由は何か。

1:検出信号の起電力が小さいため。
2:直流を増幅するため。
3:電極の接触インピーダンスが高いため。
4:筋電図の混入を防ぐため。
5:電極接触電圧による飽和を防ぐため。

国試第4回午後:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a:最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b:生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c:ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d:手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
e:高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第27問

生体電気計測用増幅器に差動増幅器を用いる主な目的はどれか。 

1:入力インピーダンスを大きくする。 
2:生体への電気的安全性を向上させる。 
3:入力換算雜音を小さくする。 
4:商用交流雑音を除去する。 
5:大きな増幅度を得る。 

国試第20回午前:第51問

計測器の特性について誤っている組合せはどれか。(生体計測装置学)

1:周波数特性 フィルタ
2:入力インピーダンス 最大出力電圧
3:感度 入出力比
4:分解能 量子化誤差
5:確 度 誤差限界

国試第6回午後:第21問

正しいのはどれか。

a:差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。
b:演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。
c:演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。
d:生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。
e:演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第68問

低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。

a:体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA
b:体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA
c:体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA
d:体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA
e:体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e