第6回国試午前66問の類似問題

ME2第34回午前:第22問

音波について誤っているのはどれか。

1: 水中(25℃)の音速は約1500m/sである。

2: 超音波は生体内で指数関数的に減衰する。

3: 血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。

4: 硬い物質ほど伝搬速度が速い。

5: 周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。

国試第4回午前:第55問

力学的な波動について正しいのはどれか。

a: 横波と縦波の2種類がある。

b: 同じ性質の二つの波が重なるとき位相の差により干渉の様子が異なる。

c: 弾性体中を進む横波の速度と縦波の速度とは等しい。

d: 弾性体中を進む波の速度は弾性率によらず常に一定である。

e: 弦を伝わる横波の速度は張力を増すと遅くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第56問

正しいのはどれか。

a: 音波は空気や水などの媒体中を伝わる横波である。

b: 音の伝搬速度は気体の種類に依存しない。

c: ドップラ効果は音源と観測者との相対運動により生ずる現象である。

d: 水中や生体軟部組織内での音の伝搬速度は約1,500m/sである。

e: 音の強さは振幅の2乗に比例し振動数の2乗に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第75問

音波について正しいのはどれか。

a: 生体組織中の音速は約330m/sである。

b: 音の強さは振動数で決まる。

c: 液体中では横波である。

d: 空気中では疎密波である。

e: 媒質の密度によって速度が変わる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第85問

生体組織が示す一般的な物理的特性で誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

国試第5回午前:第61問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

1: 温度依存性

2: 非線形性

3: 周波数依存性

4: 強磁性

5: 粘弾性

国試第30回午後:第85問

生体組織中に照射された超音波について正しいのはどれか。

1: 周波数が低くなるほど組織中で指向性が高くなる。

2: 周波数が高くなるほど組織中での減衰が増加する。

3: 軟組織では空中での速度の10倍を超える速度になる。

4: 骨の中を通り抜けるときは速度が遅くなる。

5: 肺は音響インピーダンスが大きな組織である。

国試第6回午前:第55問

正しいのはどれか。

a: 同じ性質で位相の異なる二つの波が重なると干渉を起こす。

b: 弾性体中を伝わる縦波と横波の進行速度は常に同じである。

c: 気体中の音速は温度に無関係である。

d: 気体中を伝わる音波には縦波と横波の二種類がある。

e: 水や生体組織中での音速は約1,500m/sである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第80問

生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内外液中のイオンが関係している。

2: 組織によって異なった値を示す。

3: 分散特性がある。

4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。

5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。

国試第2回午前:第61問

生体物性について誤っているのはどれか。

1: 異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。

2: 非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。

3: 周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。

4: 粘弾性とは、例えば筋組織が粘性と弾性の両方の性質をあわせ持つことをいう。

5: 細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することをいう。

国試第6回午前:第57問

正しいのはどれか。

a: 超音波は音としての性質を持たない。

b: 超音波は真空中も伝わる。

c: 振動数2MHzの音は超音波である。

d: 超音波は周波数が高いほど指向性が鋭い。

e: 生体組織中では超音波の速度は周波数に比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第50問

血液について誤っているのはどれか。

1: 非ニュートン流体である。

2: 力学的に等方的である。

3: 比誘電率は周波数依存性がある。

4: 超音波伝搬速度は空気中よりも速い。

5: 吸光度は可視光領域でほぼ一定である。

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 大血管内の血液の流れは層流である。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

国試第4回午前:第49問

誤っているのはどれか。

1: モータやギヤボックスは機械の振動源となる。

2: 物体に力を加えたとき変形は物体の弾性と塑性に依存する。

3: 切り欠きや穴のある部品はこれらがない部品よりも破壊されやすい。

4: 応力集中は溝が深いほど溝の底の形が鋭いほど小さくなる。

5: 振動源の近くのねじは緩みやすい。

国試第5回午前:第50問

機械的振動について誤っているのはどれか。

a: バネに重りを吊り下げて振動させるとき、バネが重りに作用する力は平衡点からの変位量に比例する。

b: バネに重りを吊り下げて生じる単振動の周期はバネ常数に比例する。

c: 周期が大きいほど角振動数は大きい。

d: 振幅が時間とともに減衰する単振動を減衰振動と呼ぶ。

e: 共鳴または共振は強制振動によって現れる現象である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第80問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。

e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第67問

生体物性の一般的特徴とその例との組合せで誤っているのはどれか。

1: 異方性・・・・・・・・・・・・筋組織の力学的特性

2: 非線形性・・・・・・・・・・細胞膜の電気的特性

3: 周波数依存性・・・・・・組織の電気定数特性

4: 温度依存性・・・・・・・・生化学反応の特性

5: 粘弾性・・・・・・・・・・・・組織の塑性変形特性

国試第29回午後:第86問

生体組織の力学的性質で誤っているのはどれか。

1: ヤング率が大きな組織ほど応力に対するひずみが大きい。

2: 生体軟組織のポアソン比は約0.5 である。

3: 粘弾性体である筋組織のひずみと応力の関係はヒステリシスを示す。

4: 筋組織は腱に比べて引っ張りに対する変形の割合が大きい。

5: 血液の粘性係数は生体軟組織に比べて小さい。

国試第8回午後:第75問

波動について正しいのはどれか。

a: 媒質各部の運動方向が波の進行方向と一致するものを横波という。

b: 無限に広い弾性体の中での伝搬速度は縦波の方が横波より速い。

c: 弦を伝わる横波の速度は弦の張力の平方根に比例する。

d: 一様な弾性体の棒の中では棒のヤング率が小さいほど縦波の伝搬速度は大きい。

e: 一般に波の伝搬速度は振動数に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第59問

超音波について誤っているのはどれか。

1: 振動数20kHz以上の音波のことである。

2: 波動の緩衝を起こしたり、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。

3: 振動数が高いほど指向性が鋭い。

4: 2MHzの超音波の波長は生体中で約7mmである。

5: 強力な超音波を液体中に照射するとキャビテーションを起こす。