第5回国試午前78問の類似問題

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第79問

雑音対策で正しいのはどれか。

a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。

b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。

c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。

d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。

e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 電源線から混入する雑音の除去にラインフィルタが使われる。

2: 商用交流雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。

3: 周波数の低い雑音の除去には移動平均が使われる。

4: 信号の入力導線にはシールド線が使われる。

5: 不規則雑音の除去には加算平均が使われる。

国試第31回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 信号の入力導線にシールド線を使用する。

2: 入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。

3: ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。

4: 不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。

5: 高周波雑音はハムフィルタで除去する。

国試第36回午後:第25問

心電図の計測で商用交流雑音対策に用いられるのはどれか。 

a: 移動平均処理 

b: 加算平均処理 

c: 差動増幅器 

d: ハムフィルタ 

e: ACラインフィルタ 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第26問

商用交流雑音の対策として誤っているのはどれか。

1: 測定器の電源回路にラインフィルタを挿入する。

2: 測定器の接地端子と接地極を接地線で接続する。

3: ベッドと接地極を接地線で接続する。

4: 信号線はシールドを施したものを用いる。

5: 患者とベッド間のシールドマットを接地極に接続する。

国試第25回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 商用交流雑音の除去にはCMRRの高い差動増幅器を使用する。

2: 高周波雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。

3: 加算平均は不規則雑音を低減するのに使われる。

4: 信号の入力導線にはシールドが施されたものを用いる。

5: ディジタルフィルタは離散値の演算によって雑音を除去する。

国試第12回午後:第26問

正しいのはどれか。

a: ノッチフィルタは特定の周波数の信号を通過させる。

b: 差動入力回路は同相雑音を除去できない。

c: 加算平均処理はS/N比を改善する。

d: ディジタルフィルタはソフトウェアで構成できる。

e: 受動フィルタでは信号の電力損失がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第27問

心電図記録の交流雑音対策で正しいのはどれか。

1: 誘導コード同士は離してばらばらに配置する。

2: 心電計の電源コードはベッドと平行に配置する。

3: 心電計の弁別比は少なくとも 40 dB 以上を用いる。

4: 患者のベッドは病室の壁から離して配置する。

5: 心電計の右足コードは保護接地端子に直接接続する。

国試第6回午前:第79問

生体発生情報に混入する雑音の原因とその種類との組合せで正しいのはどれか。

a: 静電気・・・・・・・・・・・・・・・・高周波

b: ハ ム・・・・・・・・・・・・・・・・低周波

c: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・高周波

d: 温度変化・・・・・・・・・・・・・パルス

e: 電源線伝導雑音・・・・・・・超低周波

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第61問

生体時系列信号の解析手法と用途の組合せで正しいのはどれか。

1: ローパスフィルタ      聴覚誘発電位の検出

2: FFT 周波数分析

3: 微分法           基線動揺の除去

4: 加算平均法         平滑化

5: 移動平均法         波形パターンの認識

ME2第28回午後:第45問

ディジタル脳波計を用いた双極導出記録に交流雑音が混入した。原因として考えられないのはどれか。

1: 中性点電極(ボディアース電極)リードの断線

2: システムリファレンス電極リードの断線

3: 電極リードのシールド線の断線

4: 同相弁別比の低下

5: 耳垂電極リードの断線

国試第33回午後:第61問

生体時系列信号の解析法とその用途との組合せで正しいのはどれか。

1: FFT 視覚誘発電位の検出

2: 加算平(cid:13432)          パワースペクトルの導出

3: 自己相関関数        折り返し雑音の抑制

4: ローパスフィルタ      周期的成分の抽出

5: ハイパスフィルタ      基線動揺の抑制

国試第17回午後:第26問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 50Hzの雑音を除去するには遮断周波数25Hzの高域(通過)フィルタを用いる。

b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。

c: 不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとの1/√1000になる。

d: 時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。

e: 時系列信号のAD変換では標本化の前に量子化を行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第80問

生体電気計測に使用するフィルタについて正しいのはどれか。

a: 帯域除去フィルタの代表的なものはハム除去フィルタである。

b: 低域遮断フィルタを備えた増幅器をAC増幅器という。

c: 集積回路を利用したフィルタを受動フィルタという。

d: 静止電位の測定にはAC増幅器を用いなければならない。

e: 分極などによる不要な直流成分やドリフトを除去するにはDC増幅器を用いるとよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第44問

生体電気現象計測用増幅器の入力インピーダンスが高い理由はどれか。

1: 外乱雑音を軽減するため

2: 周波数特性をよくするため

3: 増幅器雑音を少なくするため

4: 信号源インピーダンスが高いため

5: 増幅器のオフセット電圧を低くするため

国試第24回午前:第27問

心電図信号に数kHzの雑音が重畳した。この雑音を低減するための適当な処理はどれか。(生体計測装置学)

a: ハムフィルタをONにした。

b: 低域(通過)フィルタを調整した。

c: 移動平均演算を行った。

d: データ圧縮を行った。

e: 微分演算を行った。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第27問

生体電気計測用増幅器に差動増幅器を用いる主な目的はどれか。 

1: 入力インピーダンスを大きくする。 

2: 生体への電気的安全性を向上させる。 

3: 入力換算雜音を小さくする。 

4: 商用交流雑音を除去する。 

5: 大きな増幅度を得る。 

国試第6回午後:第21問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。

c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。

d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。

e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第57問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 脳波計の増幅度は60dB以上必要である。

2: 電磁誘導は商用交流雑音の原因となる。

3: シールドルーム外での測定では電極の接触抵抗は高くする。

4: 電極の分極電圧は基線動揺の原因になる。

5: 電極の接触抵抗の不ぞろいは雑音の原因になる。