第12回国試午前57問の類似問題

国試第13回午前:第54問

脳波計測について正しいのはどれか。

1: 脳波計の入力インピーダンスは約1kΩである。

2: シールドルームの目的は地磁気の遮断である。

3: 針電極は皿電極より電極インピーダンスが高い。

4: 電極のインピーダンスが高いと雑音を誘導しやすい。

5: 電極の頭皮上の配置を誤ると感電事故につながる。

国試第4回午前:第80問

脳波測定に対して正しいのはどれか。

a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。

b: 電極の分極電圧の大小は計測に影響しない。

c: 脳波計の入力換算雑音は3mV以下であればよい。

d: 平均加算法によってS/N比を改善できる。

e: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第85問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 周波数特性は0.5~70Hzである。

2: 同相弁別比は60dB以上必要である。

3: 増幅度は100dB以上必要である。

4: 入力インピーダンスは50kΩである。

5: 標準紙送り速度は毎秒3cmである

国試第20回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。

4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。

5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。

国試第8回午前:第55問

誤っているのはどれか。

1: 脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。

2: 脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。

3: 誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。

4: 脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。

5: 脳磁図はSQID磁束計で測定する。

ME2第34回午後:第20問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 標準紙送り速さは3cm/sである。

2: 校正電圧には50μVの方形波を用いる。

3: 増幅器の同相弁別比は60db以上である。

4: 単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。

5: 高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。

国試第3回午前:第82問

脳波測定器について誤っているのはどれか。

a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。

b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。

c: 電極には分極電極が用いられる。

d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

e: ペン書き記録方式がよく用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第31問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 単極誘導では耳垂を基準としている。

2: 10Hzの低域遮断フィルタを使用する。

3: ディジタル式ではリモンタージュ機能がある。

4: 記録する場合は紙送り速さ30mm/sで行う。

5: 脳死判定では電極接触抵抗は2kΩ以下が望ましい。

国試第5回午前:第79問

脳波測定用増幅器について正しいのはどれか。

a: 周波数帯域は0.05~100Hzが必要である。

b: 増幅器には40dB程度の増幅度があれば十分である。

c: 同相弁別比の高い差動増幅器が必要である。

d: 9~15チャンネルのものが一般に用いられる。

e: 入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第22問

脳波記録について誤っているのはどれか。

1: 検査前に電極と人体との接触抵抗を測定する。

2: 単極導出では耳垂を基準電極とする。

3: 双極導出では頭皮上の2点間の電位差を導出する。

4: ニュートラル電極は後頭部に装着する。

5: 各種誘導の組み合わせをモンタージュという。

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第54問

脳波計について誤っているのはどれか。

a: 差動増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: バッファ増幅器は電極接触インピーダンスによる交流障害を軽減する。

c: アイソレータは脳波をディジタル信号に変換する。

d: CR結合による標準時定数は0.03秒である。

e: 高域減衰用のフィルタは60Hzにおいて3dBの減衰特性を持つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第54問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: CR結合の標準時定数は0.01秒である。

c: 記録紙上では標準感度は50mV/mmである。

d: 入カインビーダンスは5MΩ以上である。

e: 電極接触インピーダンスは50kΩ以下が望ましい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第79問

雑音対策で正しいのはどれか。

a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。

b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。

c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。

d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。

e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第26問

誘発脳波計測について誤っているのはどれか。 

1: 脳手術時のモニタリングに利用される。 

2: 刺激から潜時をもって誘発電位が現れる。 

3: 刺激に同期して誘発電位の加算平均処理を行う。 

4: 聴性誘発電位計測にはクリック音が用いられる。 

5: 安静時脳波よりも誘発脳波の電位変動は大きい。 

ME2第34回午後:第24問

脳波の高感度記録(5倍感度)の雑音対策として不適切なのはどれか。

1: 電極コードは1本ずつ離して配置する。

2: 電極ボックスは患者の頭の近くに置く。

3: 周囲の医療機器はベッドからなるべく離して配置する。

4: 脳波計と同一の電源回線に大電力機器を接続しない。

5: 記録中に患者周囲での人の動きがないようにする。

国試第28回午後:第27問

ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。

1: 脳波導出にはシステムリファレンス電極が必要である。

2: 脳波記録終了後にモンタージュの変更ができる。

3: サンプリング間隔は100ms程度である。

4: 脳波記録終了後に表示感度の変更ができる。

5: 脳波記録終了後にフィルタ特性の変更ができる。

ME2第38回午後:第10問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 標準感度:10μV/mm

2: 許容内部雑音(最大):10μVpp

3: 誘導法:10/20法

4: 同相除去比(推奨):100dB以上

5: 2つの入力端間の入力インピーダンス:10MΩ以上

ME2第28回午後:第45問

ディジタル脳波計を用いた双極導出記録に交流雑音が混入した。原因として考えられないのはどれか。

1: 中性点電極(ボディアース電極)リードの断線

2: システムリファレンス電極リードの断線

3: 電極リードのシールド線の断線

4: 同相弁別比の低下

5: 耳垂電極リードの断線

ME2第35回午前:第56問

脳波計の増幅器の入力インピーダンスを高くする理由は何か。

1: 検出信号の起電力が小さいため。

2: 直流を増幅するため。

3: 電極の接触インピーダンスが高いため。

4: 筋電図の混入を防ぐため。

5: 電極接触電圧による飽和を防ぐため。