第35回国試午前20問の類似問題

国試第30回午前:第17問

慢性腎不全の長期透析患者に認められる合併症はどれか。

a: 悪性腫瘍

b: サルコイドーシス

c: 副甲状腺機能低下症

d: 貧 血

e: 腎嚢胞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第48問

慢性腎不全の維持血液浄化法として用いられるのはどれか。

1: 血漿交換

2: LDL吸着

3: 直接血液灌流

4: 免疫吸着

5: 血液濾過

国試第6回午後:第45問

慢性透析患者の合併症について正しいのはどれか。

a: 心不全はナトリウムと水の過剰によることが多い。

b: 腎性貧血の主因はエリスロポエチン産生低下である。

c: 低血圧は血清カルシウム値の上昇による。

d: 透析脳症は鉄の蓄積による。

e: 透析アミロイドシスはβ2ミクログロブリンの蓄積による。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第28問

血液透析療法について正しいのはどれか。

1: 我が国の患者数は30万人以上である。

2: 患者の平均年齢は30歳代である。

3: 飲食に制限はない。

4: アミロイドーシスは重要な合併症である。

5: 開始後5年生存率は約40%である。

国試第20回午後:第65問

我が国で頻用される血液透析用抗凝固薬はどれか。(人工腎臓装置)

a: 遺伝子組み換えヒルジン

b: メシル酸ガベキセート

c: 低分子量ヘパリン

d: メシル酸ナファモスタット

e: プロスタサイクリン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第77問

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療として正し いのはどれか。

1: カルシウム・リン積を上昇させる

2: 透析時間を短縮する。

3: リン摂取量を増加させる。

4: 活性型ビタミン D 製剤を投与する。

5: 副甲状腺ホルモンを投与する。

国試第16回午前:第29問

長期透析の合併症で正しいのはどれか。

a: 手根管症候群

b: 再生不良性貧血

c: 低血糖

d: 腎性骨異栄養症

e: 異所性石灰化

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第49問

治療技術と対象疾患との組合せで正しいのはどれか。

a: LDL吸着 ―――――――----------------― 潰瘍性大腸炎

b: 免疫吸着 ――――――――---------------- 多発性骨髄腫

c: 二重膜濾過血漿交換 ―――--------------- 家族性高脂血症

d: ポリミキシンB固定化ファイバを用いた直接血液吸着―― エンドトキシン血症

e: 酢酸セルロース顆粒球吸着ビーズを用いた直接血液吸着―――― 重症筋無力症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第75問

血液透析を行うことによって是正されるのはどれか。

a: 高カリウム血症

b: 代謝性アシドーシス

c: エリスロポエチン欠乏

d: ビタミンD欠乏

e: 低リン血症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第63問

我が国で血液透析用抗凝固剤として認可されているのはどれか。

a: ワルファリンカリウム(ワーファリン)

b: メシル酸ナファモスタット

c: アルガトロバン

d: メシル酸ガベキセート

e: 遺伝子組み替えヒルジン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第36問

治療法として適切な組合せはどれか。

a: 巨赤芽球性貧血・・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンB12投与

b: 赤血球増加症・・・・・・・・・・・・・・・・・血小板輸血

c: 慢性白血病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白血球除去

d: 血管内血液凝固症候群(DIC)・・・ヘパリン投与

e: 重症再生不良性貧血・・・・・・・・・・・骨髄移植

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第77問

抗凝固薬のメシル酸ナファモスタットについて正しいのはどれか。

a: 出血性病変を有する患者に使用できる。

b: 血中カルシウムイオンを減少させる。

c: 半減期は2~3時間である。

d: プロタミンで中和できる。

e: 陰性荷電膜に吸着される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第52問

血液透析液に用いられる緩衝剤はどれか。

a: リン酸

b: 重曹

c: 酢酸

d: ブドウ糖

e: 塩化ナトリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第78問

透析療法の合併症で正しいのはどれか。

1: 消化管出血があるときはヘパリンを使用する。

2: 感染症は透析患者の死亡原因の第1位である。

3: アルカローシスでは高カルシウム血症の発生頻度が高まる。

4: 高血圧の大部分はレニン依存性である。

5: 体液過剰が続くと心不全の発生頻度が高まる。

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

国試第7回午後:第51問

血液透析液に用いられる緩衝剤はどれか。

a: リン酸

b: 炭酸水素ナトリウム(重曹)

c: 酢酸

d: ブドウ糖

e: 塩化ナトリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第23問

疾患と治療法との組合せで正しいのはどれか。

a: 悪性貧血 ------------------ ビタミンB12投与

b: 赤血球増加症 -------------- 血小板輸血

c: 慢性白血病 ---------------- 白血球除去

d: DIC ------------------------ ヘパリン投与

e: 重症再生不良性貧血 --------- 骨髄移植

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第78問

血液透析の抗凝固療法で正しいのはどれか。

1: アルガトロバンの半減期は2~3時間である。

2: プロタミンは局所ヘパリン化法に用いられる。

3: 低分子ヘパリンはヘパリンよりも半減期が短い。

4: ヘパリンは出血病変を有する患者に使用できる。

5: メシル酸ナファモスタットは陰性に荷電している。

国試第35回午後:第74問

清浄化した透析液を置換補充液として利用する治療はどれか。 

1: 血液透析 

2: 血液濾過 

3: オンライン血液透析濾過 

4: 持続的血液透析濾過 

5: 持続的腹膜透析 

ME2第38回午後:第39問

体外循環で血液の凝固を抑制するために用いられるのはどれか。

1: プロタミン硫酸塩

2: EDTA(エチレンジアミン四酢酸)

3: 低分子ヘパリン

4: ビタミンK

5: カルシウムイオン