第34回国試午後85問の類似問題

国試第31回午前:第85問

興奮性細胞の電気的特性で誤っている組合せはどれか。

1: 再分極相 不応期

2: 細胞膜 静電容量

3: 静止電位 -90~-50mV

4: オーバーシュート 0~40mV

5: 無髄神経 跳躍伝導

国試第27回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

a: 神経細胞の活動電位の持続時間は約1秒である。

b: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差に起因する。

c: 脱分極では細胞内の電位が正方向に変化する。

d: β分散は組織の構造に起因する。

e: γ分散はイオンの集散に起因する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第16問

神経細胞について正しいのはどれか。

1: 静止膜電位は約+70mVである。

2: 脱分極は膜電位が閾値を超えて上昇すると発生する。

3: 有髄神経は無髄神経よりも伝導速度が遅い。

4: ナトリウムイオンの細胞内濃度は細胞外よりも高い。

5: 脱分極時には細胞膜のカリウムイオン透過性が高くなる。

国試第22回午前:第85問

生体の電気的特性で誤っている組合せはどれか。

1: 細胞膜 ---------------------- 静電容量

2: 無髄神経 -------------------- 跳躍伝導

3: 静止電位 -------------------- -90~-50mV

4: オーバーシュート -------------- 0~40mV

5: 再分極相 -------------------- 不応期

ME2第31回午前:第2問

誤っているのはどれか。

1: 神経細胞の活動電位発生にはナトリウムの細胞内流入が関与する。

2: 四肢の運動神経は脊髄の前角から出る。

3: インパルスの伝導速度は有髄線維のほうが無髄線維よりも速い。

4: 正常成人では腱反射が認められない。

5: 興奮性のシナプス小胞からはアセチルコリンが遊離される。

国試第20回午後:第83問

興奮性細胞の電気特性について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内液はNa+を多く含む。

2: 細胞外液はCl-を多く含む。

3: 静止電位は-50~-90mVである。

4: オーバーシュートは0~40mVである。

5: 過分極状態では興奮性が低下する。

国試第26回午後:第5問

神経組織について誤っているのはどれか。

1: 末梢神経の軸索はシュワン細胞に取り囲まれている。

2: 髄鞘の切れ目をランビエの絞輪という。

3: 細胞内液のNa+濃度は細胞外液よりも高い。

4: 脱分極は静止膜電位が負からゼロに向かうことをいう。

5: 強い刺激を加えても活動電位の発生が起こらない期間を絶対不応期という。

国試第32回午前:第85問

生体の電気特性について誤っている組合せはどれか。

1: α分散 ――――― イオンの移動

2: β分散 ――――― 水分子の緩和現象

3: 能動性 ――――― 細胞の電気的興奮

4: 異方性 ――――― 組織の配列方向

5: 静止電位 ―――― 細胞内外のイオン濃度差

国試第6回午前:第65問

神経細胞や筋細胞などの興奮に関係するのはどれか。

a: 粘性係数

b: イオン濃度こう配

c: 活動電位

d: 膜電位

e: 減衰定数

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第11問

細胞の電気活動について正しいのはどれか。(人体の機能と構造)

a: 静止状態では細胞外に対し細胞内は正に帯電している。

b: 静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。

c: 活動電位の発生には主にNa+が関与する。

d: 細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。

e: 細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第52問

神経細胞においてエネルギー消費を伴わないのはどれか。

1: ナトリウムイオンの細胞外への移動

2: 細胞内外での電解質濃度差の維持

3: 不応期の形成

4: カリウムイオンの細胞内への移動

5: 水分子の細胞膜通過

国試第24回午前:第6問

細胞の電気活動で正しいのはどれか。(医学概論)

a: 静止状態では細胞外に対して細胞内の電位が高い。

b: 静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。

c: 細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。

d: 活動電位の脱分極相にはNa+が関与する。

e: 細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第6問

細胞の電気的現象で正しいのはどれか。

1: 細胞外は細脳内に対して電気的に負の状態にある。

2: 静止電位はCl-が細胞内に流入することで発生する。

3: 活動電位はNa+が細胞外に流出することで発生する。

4: 細胞外の電位が上昇して0に近づくことを脱分極という。

5: 細胞内の電位があるレベルに達すると活動電位が発生する。

国試第29回午後:第9問

末梢神経について誤っているのはどれか。

1: 太い神経ほど伝導速度は速い。

2: 電気刺激した部位から両方向に伝導する。

3: シナプスにおける興奮伝達は一方向性である。

4: 運動神経は有髄神経である。

5: 無髄神経では跳躍伝導が起こる。

国試第30回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。

1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散

2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透

3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過

4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流

5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送

ME2第32回午前:第9問

ニューロンについて誤っているのはどれか。

1: 静止膜電位は約-200mVである。

2: 活動電位の伝播は「全か無の法則」に従う。

3: 活動電位の発生にはカリウムイオンが関係する。

4: ナトリウムイオン濃度は細胞内より細胞外のほうが高い。

5: シナプス後細胞に発生する電位をシナプス後電位とよぶ。

国試第29回午前:第6問

細胞の電気的現象で正しいのはどれか。

1: 静止状態では細胞外は細胞内に対して負の電位を示す。

2: 静止電位はCl- が細胞内に流入することで発生する。

3: 活動電位はNa+ が細胞外に流出することで発生する。

4: 細胞外の電位が上昇して0 に近づくことを脱分極という。

5: 細胞内の電位が上昇してあるレベルに達すると活動電位が発生する。

国試第4回午前:第63問

神経細胞や筋細胞などの興奮に関係する用語はどれか。

a: 能動輸送

b: 粘性係数

c: 減衰定数

d: 活動電位

e: 興奮伝導

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第85問

神経細胞で誤っているのはどれか。

1: 樹状突起は情報伝達の入力部分である。

2: 軸索は情報伝達の出力部分である。

3: 不応期がある。

4: 膜が露出している部分を髄鞘という。

5: ランヴィエの絞輪があることで興奮伝搬速度が向上する。

国試第19回午後:第80問

生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内外液中のイオンが関係している。

2: 組織によって異なった値を示す。

3: 分散特性がある。

4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。

5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。