光による生体計測について正しいのはどれか。
a: 無侵襲計測に利用される。
b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。
c: 脈波の計測に利用される。
d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。
e: 患者監視には適さない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
パルスオキシメータを点検した。異常なのはどれか。
1: センサの発光部から赤色の光が出ることが確認された。
2: センサ部の温度がわずかに上昇した。
3: 健常者で酸素飽和度が98%を示した。
4: 脈拍に一致した脈波が表示された。
5: 酸素飽和度下限警報の初期設定値が70%であった。
パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。
1: プローブで組織を加温する。
2: 組織を圧迫して較正する。
3: 単一波長で計測する。
4: 測定値をヘマトクリット値で補正する。
5: 組織全体の光吸収のうち脈動成分は動脈血による。
カプノメータで測定するのはどれか。
1: 気道内圧
2: 吸入酸素濃度
3: 静脈血酸素分圧
4: 呼気終末二酸化炭素分圧
5: 動脈血二酸化炭素分圧
経皮的血液ガス分圧測定について正しいのはどれか。
a: 皮膚のガス透過性を利用している。
b: 毛細血管血を動脈血化するために皮膚を加温する。
c: 測定値は動脈血のガス分圧値を表している。
d: 酸素は炭素電極で測定する。
e: 新生児の集中治療室では用いられない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
インピーダンスニューモグラフについて正しいのはどれか。
1: 心拍出量が測定できる。
2: 呼気二酸化炭素濃度が測定できる。
3: 脳血流量が測定できる。
4: 無呼吸モニタとして有用である。
5: 換気量が直接測定できる。
正しいのはどれか。
a: 生体内では光散乱は少ない。
b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。
c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。
d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。
e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しい組合せはどれか。
a: 血中酸素分圧 ---------- パルスオキシメータ
b: グルコース ------------ 酵素センサ
c: 尿酸 ----------------- 光電比色計
d: アミノ酸 -------------- ポーラログラフ
e: ナトリウム ------------- 赤外分光光度計
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
パルスオキシメータを自分の指に装着して点検した。正常でないのはどれか。
1: 酸素飽和度の表示値が98%を示した。
2: センサ部での熱感はなかった。
3: モニタ画面上に脈拍に同期した脈波が表示された。
4: センサを指から外したらアラームが作動した。
5: センサ部の赤色光が不規則に点滅した。
超音波ドップラ血流計について正しいのはどれか。
a: 無侵襲的な測定法である。
b: 血液によって散乱される超音波を利用している。
c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。
d: 血流量を直接測定できる。
e: 肺組織の血流測定は困難である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。
b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。
c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。
d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。
e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
超音波トランジットタイム血流計測について正しいのはどれか。
1: 非観血的に測定する。
2: 経食道下で測定する。
3: ドプラ効果を利用する。
4: 2個の振動子を用いて測定する。
5: 血流速の変化による音響インピーダンスの変化を利用する。