第34回国試午前24問の類似問題

国試第3回午前:第69問

誤っているのはどれか。

1: 神経、骨格筋、心筋などは電流によって刺激されると興奮する。

2: 高周波電流では周波数が高くなるほど刺激作用は減る。

3: 体表面から低周波電流を流した場合、10mA程度で心室細動が生じる。

4: 体内から心臓に低周波電流を流した場合、100μA程度で心室細動が生じる。

5: 高周波電流の加熱作用は治療にも用いられる。

国試第10回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて誤っているのはどれか。

a: ICHD表示コードの第1文字は心電図波形の検出部位を示す。

b: 単極式の植え込み式ぺースメーカでは本体ケースを陽極とする。

c: 一発の刺激エネルギーは100μJ程度である。

d: デマンド型は自発収縮とのファイティングを防止する。

e: 心室電極は左心室心尖部に置く。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第28問

心電図の誘導法の特徴で誤っているのはどれか。

1: II誘導は右手と左足の電位差を表す。

2: 右手の筋電雑音はIII誘導に影響が出る。

3: aVF誘導はVF誘導の1.5倍の電位変化を表す。

4: QRS平均電気軸は標準肢誘導で計算できる。

5: 単極胸部誘導はウィルソンの中心電極を利用する。

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。

国試第7回午前:第81問

心電計について正しいのはどれか。

a: 臓の活動に伴う電気現象を計測する装置である。

b: 差動増幅器が使われている。

c: 標準記録条件は紙送り速度25mm/s、感度10mm/mVである。

d: ホルタ心電計は心起電力をベクトルとして記録する。

e: His束心電計はBF型である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第77問

次の電撃反応を起こす最少電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第8回午前:第53問

正しいのはどれか。

a: 眼振図は眼球を動かす筋肉の筋電図のことである。

b: 容積脈波は心臓の拍動に伴う動脈血管の容積変化を反映する。

c: 筋電図の振幅は筋を強く収縮させると増大する。

d: サーモグラフィは体表面の温度の分布を画像表示する。

e: 皮膚電気反射は皮膚感覚受容器の電気活動を反映する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第57問

図のような心電図が記録された。臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

10AM57-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ぺースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第22問

心筋梗塞発作直後の所見に合致するのはどれか。

a: 心電図上、冠性T波の出現

b: 左上肢に放散する激しい前胸部痛

c: 心電図上、T波の増高

d: 血清CPK値の上昇

e: 赤沈値の遅滞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第23問

心電図で心拍数60回/分の心電図を記録した。紙送りを標準の速さに設定すると記録紙500mm当たりに記録されるQRS波は何拍か。

1: 10

2: 20

3: 40

4: 50

5: 100

国試第13回午前:第67問

心臓ぺースメーカについて誤っているのはどれか。

a: ICHD表示コードの第1文字は心電図波形の検出部位を示す。

b: 出力の測定には500Ωの負荷抵抗を用いる。

c: 一発の刺激エネルギーは100μJ程度である。

d: デマンド型は自発収縮とのファイティングを防止する。

e: 心室刺激電極は左心室心尖部に置く。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第26問

心電図誘導電極の右手と左手を逆に装着した。誤っているのはどれか。

a: aVR とaVL の波形が入れ替わる。

b: 第II誘導と第III誘導の波形が入れ替わる。

c: 第I誘導の波形が反転する。

d: aVF の波形が反転する。

e: 胸部誘導の波形が変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第39問

次の電撃反応を起こす最小電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

ME2第30回午後:第46問

図Aに示す正常な心電図で記録された心電図が別の心電図で図Bのように記録された。考えられる原因は何か。

img11207-46-0

1: 時定数が小さくなった。

2: 記録感度が高すぎた。

3: 同相弁別比が低下していた。

4: 高域遮断周波数が低すぎた。

5: 右足電極コードに断線があった。

ME2第35回午前:第47問

心臓ペースメーカで誤っているのはどれか。

1: VVIには心房用と心室用のそれぞれに電極が必要である。

2: 左心室と右心室を同時にペーシングして同期させ心機能の改善を図ることができる。

3: 植込み後にペーシングモードの設定を変更することができる。

4: VVIは一定時間内に自発心電図を検出すると心室を刺激しない。

5: 植込み型除細動器は通常心臓ペースメーカの機能をあわせ持っている。

国試第30回午前:第7問

心臓について誤っているのはどれか。

1: 洞房結節は右房に存在する。

2: 右冠動脈は腕頭動脈から分岐する。

3: 三尖弁は右房と右室との間に存在する。

4: 乳頭筋は心室内に存在する。

5: 上行大動脈は主肺動脈の背側を走行する。

ME2第30回午後:第37問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: VVIモード用のペーシング電極は左心房に留置する。

2: ペーシング用リードは動脈から挿入する。

3: 低周波治療器はペーシングに影響しない。

4: 刺激電圧を徐々に下げたとき、心筋が興奮しなくなる直前の値を閾値という。

5: ペースメーカ植込み患者に対するAEDは禁忌である。

ME2第35回午後:第30問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 単極胸部誘導を用いる。

2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。

3: 呼吸数をモニタできる機種がある。

4: ディスポーザブル電極を使用する。

5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。

c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。

d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。

e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第10問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: DDDモードの電極リードは2本である。

2: 双極リードは中枢側がマイナス電極である。

3: 電極先端部はらせん状のものがある。

4: 植込み型は大胸筋と皮下組織の間に植え込まれる。

5: 植込み型の筐体はチタン製である。