第38回ME2午後29問の類似問題

ME2第31回午後:第45問

除細動器を出力360Jに設定し、50Ω負荷で点検した。異常なのはどれか。

1: 除細動器エネルギーメータの値は340Jであった。

2: 充電時間が60sであった。

3: 出力波形のパルス幅は約5msであった。

4: 充電完了1分後に自動的に内部放電した。

5: 出力電圧ピーク値が約4kVであった。

ME2第33回午後:第41問

ある単相性除細動器を点検した。異常または不適当なのはどれか。

1: 試験用負荷抵抗として500Ωを接続した。

2: 充電した後、電源スイッチをオフにしたら内部放電した。

3: 通電電極と外装との間の静電容量が大きかったので危険と判断した。

4: 体内(直接)通電電極を接続し250Jに設定したところ充電できなかった。

5: R波同期スイッチをオンにした状態で通電ボタンを押しても出力が出なかった。

国試第29回午前:第34問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 洞不全症候群は適応症である。

b: 成人の体外通電では500 J から開始する。

c: 成人の体外通電では面積50 cm2 以上の電極を使用する。

d: ICD は右室を刺激する。

e: ICD の通電出力は500 J である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第48問

2相性除細動器について正しいのはどれか。

1: 出力の片側は接地されている。

2: 放電回路にインダクタが挿入されている。

3: 出力パルス幅は約50msである。

4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。

5: 心房細動には使用できない。

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。

国試第36回午後:第35問

除細動器内部コンデンサの静電容量が150nFで、設定エネルギーが300Jの場合、除細動に用いる充電電圧[V]はどれか。ただし、内部損失がないものとする。 

1: 141 

2: 200 

3: 1,414 

4: 2,000 

5: 14,142 

ME2第34回午後:第18問

手動式除細動器について正しいのはどれか。

1: 出力波形は連続正弦波である。

2: 最高出力電圧のピーク値は360V程度である。

3: 電源投入時にR波同期はOFFとなる。

4: 通電時には患者を接地する。

5: 通電時間は0.5秒間である。

ME2第32回午前:第48問

体外式除細動器に関連する分類方法について誤っているのはどれか。

1: モノポーラ電極とバイポーラ電極

2: 手動と半自動

3: 体外通電と体内直接通電

4: R波同期とR波非同期

5: 単相性と二相性

ME2第29回午後:第30問

心室細動患者の除細動通電前の処置で誤っているのはどれか。

1: 胸部を露出させる。

2: 胸部の汗をぬぐう。

3: 酸素吸入を取り外す。

4: 蘇生バッグによる人工呼吸を止める。

5: 介助者が患者の四肢を押さえる。

ME2第32回午前:第49問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 心室刺激では心尖部に電極を留置する。

2: 体外式では単極電極を用いる。

3: 電極の先端は陰極側に接続する。

4: VVIペースメーカは心室を刺激する。

5: 心電図検知用電極は刺激電極と共用できる。

国試第21回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。

b: 切開には連続波を使用する。

c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。

d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。

e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第33問

除細動器について正しいのはどれか。

a: AEDの出力波形は単相性である。

b: 非医療従事者のAED使用には講習会の受講が義務づけられている。

c: 手動式除細動器の日常点検として作動点検を行う。

d: 植込み型除細動器は抗頻拍ベーシング機能を備えているo

e: 植込み型除細動器の除細動波形は単棺性である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第45問

植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: リード電極の先端側の極性は陰性である。

2: DDDでは単極刺激電極を用いる。

3: 心室刺激では心基部に電極を留置する。

4: VVIでは心房を刺激する。

5: 電池寿命はモードによらず一定である。

国試第26回午後:第34問

カテーテルアブレーションについて正しいのはどれか。

1: 冠動脈内病変を標的部位として焼灼する治療法である。

2: 装置には3~7kHzの低周波発生装置が必要である。

3: 対極板に接している組織が焼灼される。

4: 心房細動患者の治療に使用される。

5: 発作中の心室細動を止めるのに有用である。

国試第14回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて正しいのはどれか。

a: 副作用の一つに横隔膜刺激がある。

b: 体外式は内部電源機器である。

c: 植込み式の内蔵電池はマンガン電池である。

d: 植込み式では双極電極の方が単極電極より電気ノイズによる感知不全を起こしやすい。

e: 植え込み式のリード線をマルチ・ファイラーコイルとするのは断線対策である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第30問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 単極胸部誘導を用いる。

2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。

3: 呼吸数をモニタできる機種がある。

4: ディスポーザブル電極を使用する。

5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。

国試第36回午前:第34問

植込み型の不整脈治療機器について正しいのはどれか。 

a: 植込み型除細動器(ICD)はペースメーカの機能も有する。 

b: 心臓再同期療法(CRT)用ペースメーカは心不全症例に使う。 

c: リードレスペースメーカは右心室に留置する。 

d: 電源としてアルカリ電池を使用する。 

e: 体外式超音波診断装置の誘導下でリードを留置する。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第66問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 動作試験には150Ωの負荷抵抗を用いる。

2: 放電回路にはインダクタが挿入されている。

3: 出力パルス幅は約5msである。

4: 通電時には電極パドルを押し付ける。

5: 電極接触不良では装着部に熱傷が起こる。

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。