第36回ME2午後37問の類似問題

国試第11回午後:第65問

血液側透析回路に空気が混入した。誤っている処置はどれか。

1: 静脈回路の遮断

2: 気道確保

3: 左側臥位

4: ヘパリン投与

5: 血液ポンプの停止

国試第30回午後:第28問

観血式血圧計測において測定ラインヘの血液の逆流が発生した。可能性のある原因はどれか。

a: カテーテルの先当たり

b: 血栓形成

c: 血圧測定ライン接続部分の緩み

d: 三方活栓の操作ミス

e: 加圧バッグの圧力不足

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第74問

送血回路からの気泡の送り込み原因でないのはどれか。

1: 貯血槽の貯血レベル低下

2: 膜型人工肺ガス側圧力の上昇

3: 動脈フィルタ内の気泡抜き不良

4: 膜型人工肺へのガス供給停止

5: 送血ポンプ流入部の採血ポート開放

国試第29回午後:第79問

血液透析の導入期にみられる不均衡症候群を予防する対策として誤っているのはどれか。

a: 小さな膜面積のダイアライザを使用する。

b: 高張液を返血側回路から投与する。

c: 透析時間を短くする。

d: 抗凝固薬の投与量を増量する。

e: 血流量を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第7問

血圧上昇の原因とならないのはどれか。

1: 心拍出量の増加

2: 血管抵抗の上昇

3: 静脈還流量の減少

4: 交感神経活動の冗進

5: 循環血液量の増加

国試第8回午前:第9問

浮腫の原因とならないのはどれか。

1: 毛細血管内圧の上昇

2: 血液膠質浸透圧の低下

3: リンパ管の閉塞

4: 毛細血管透過性の亢進

5: 粗織間液圧の上昇

国試第6回午後:第47問

慢性透析患者の血圧上昇の原因として正しいのはどれか。

a: 血管内水分量の過剰

b: レニン分泌の過剰

c: BUNの上昇

d: 血中リン値の上昇

e: ヘマトクリット値の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第46問

血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。

a: 症状として激しい咳嗽が起こる。

b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。

c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。

d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。

e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a: 血漿漏出

b: 血液凝固時間短縮

c: 血圧上昇

d: 胸腔内出血

e: ポンプ流量増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第68問

血液透析回路への空気混入時の対応はどれか。(人工腎臓装置)

a: 酸素吸入

b: トレンデレンブルグ体位で左側臥位

c: 抗凝固薬の増量

d: 血液回路の冷却

e: 静脈回路の遮断

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第60問

血液透析実施中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側回路内圧

b: 尿素クリアランス

c: 血清エンドトキシン濃度

d: 気泡混入

e: 漏血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第79問

透折中の溶血の原因で誤っているのはどれか。

1: 配管内消毒液の残存

2: 抗凝固薬注入量の過多

3: 配管材劣化による有害成分の混入

4: 水処理装置の故障による希釈水の汚染

5: 液温監視装置の故障による透析液温の上昇

国試第9回午前:第30問

透析患者の血圧異常について正しいのはどれか。

a: レニン依存性高血圧症は末梢血管抵抗の増大による。

b: 動脈硬化型高血圧症は拡張期高血圧を呈する。

c: 長期透析患者の低血圧の主な原因はアミロイド心筋症である。

d: 血漿浸透圧の上昇は高血圧症の原因となる。

e: エリスロポエチン投与は高血圧症の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第26問

完全体外循環中、患者の循環系に空気が入る原因となり得るのはどれか。

a: 左房ベントに陰圧がかかりすぎたとき

b: 貯血槽に十分な血液がないとき

c: 送血ポンプに逆流が生じたとき

d: 術野の吸引が十分でないとき

e: 脱血回路側に過度の陰圧がかかったとき

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 血液を希釈すると増加する。

2: 低体温にすると増加する。

3: 末梢血管抵抗が減少すると減少する。

4: 小さな口径のカニューレを使うと増加する。

5: 血液粘度が上昇すると増加する。

国試第8回午後:第65問

標準的な血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a: 漏血

b: 気泡

c: 静脈側回路内圧

d: 血液側圧力損失

e: 循環血漿量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第14問

循環障害について正しいのはどれか。(病理学概論)

1: 静脈血の流出が妨げられて局所の血液量が増加した状態を充血という。

2: 単位容積の血液中に含まれる血色素量が減少した状態を虚血という。

3: 動脈粥状硬化のために全身に血栓を生じることを播種性血管内凝固という。

4: 出血の際、血液が凝固して止血する機序を線溶という。

5: 血栓などが剥離して流血中に入り、血管を閉塞することを塞栓症という。

ME2第37回午後:第25問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1: 大気開放の位置は右心房の高さにする。

2: 自動フラッシング装置を使用する。

3: カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。

4: カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。

5: カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。

国試第25回午後:第28問

観血式血圧計の測定誤差を増加させる要因でないのはどれか。

1: カテーテル内での血液凝固

2: 電源投入直後の血圧測定開始

3: 血圧トランスデューサの高さの変化

4: 短くて硬い材質のカテーテルの使用

5: カテーテル内への気泡の混入

国試第11回午後:第59問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側への空気混入

b: 血清カリウム濃度

c: 回路内ヘマトクリット値

d: 静脈側回路内圧

e: 透析液側への漏血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e