第35回ME2午後42問の類似問題

ME2第30回午前:第56問

電気メスのメス先電極を組織と接触させて0.5秒間通電したところ、メス先の組織で1.0kJのジュール熱が発生した。電極部組織抵抗を500Ωとしたとき、流れた高周波電流は何Aか。

1: 0.25

2: 0.5

3: 1.0

4: 2.0

5: 2.5

国試第20回午前:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 切開作用には断続波を用いる。

2: 対極板はアクティブ電極である。

3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第55問

図はME機器の漏れ電流を測定する測定用器具(MD)である。入力インピーダンスZ[kΩ]はおよそいくらか。

img39782-55-0

1: 0.5

2: 1.0

3: 2.0

4: 5.0

5: 10.0

国試第16回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 約100Hzの交流電流が生体に流れる。

2: バースト波は切開に用いる。

3: 凝固時の最大出力は約10kWである。

4: グロー放電を利用している。

5: ジュール熱を利用している。

国試第24回午前:第49問

図の回路で電圧計は1.0V、電流計は20mAを示した。抵抗値R[Ω]はどれか。ただし、電流計の内部抵抗は2.0Ωとする。(医用電気電子工学)

24AM49-0

1: 45

2: 48

3: 50

4: 52

5: 55

国試第7回午後:第64問

電気メスについて正しいのはどれか。

7PM64-0

a: 高周波電流を使用する。

b: ジュール熱で凝固や切開を行う。

c: 電流は対極板を通じて本体に環流する。

d: 図Aは切閉に使用される電流波形である。

e: 図Bは凝固に使用される電流波形である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第42問

JIS T 0601-1 で規定されている図の漏れ電流測定用器具(MD)について正しいのはどれか。

31AM42-0

a: 電圧計Vの入力抵抗は100kΩである。

b: R1とC1で遮断周波数1kHzの低域通過フィルタを構成している。

c: 10kHz、1mAの漏れ電流は0.1mAと評価される。

d: 電圧計で1Vと測定された場合、漏れ電流値は1mAとする。

e: R2は10kΩである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午前:第29問

最大目盛1mA、内部抵抗100Ωの直流電流計を使って、最大10Vまで計れる直流電圧計を構成したい。正しいのはどれか。

1: 9.9kΩの抵抗を電流計に並列接続する。

2: 9.9kΩの抵抗を電流計に直列接続する。

3: 10.0kΩの抵抗を電流計に並列接続する。

4: 10.1kΩの抵抗を電流計に直列接続する。

5: 10.1kΩの抵抗を電流計に並列接続する。

国試第10回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: メス先電極はエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌が可能である。

b: パイポーラ電気メスでは対極板は必要である。

c: パースト波は切開に用いる。

d: 対極板回路の抵抗が小さくなると高周波漏れ電流が大きくなる。

e: 定期点検で高周波漏れ電流が150mA以上あればより詳しい点検が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。

b: 凝固には連続正弦波電流が適している。

c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。

d: バイポーラ方式では対極板が不要である。

e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。 

a: 利用しているのはグロー放電である。 

b: 凝固の出力波形は連続正弦波である。 

c: 切開時の搬送波は10kHzである。 

d: 高周波非接地形は対極板回路を接地より絶縁している。 

e: モノポーラ出力使用時には対極板が必要である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第83問

漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: フルスケール100~200mVの交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

d: 方形波を出力することができる発振器

e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第8問

20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。

a: 毎秒、約0.71kJの電気ェネルギーが熱に変わる。

b: 電圧の最大値は約71Vである。

c: 電流の実効値は約7.1Aである。

d: 500Wの電力が消費される。

e: 電流の最大値は約7.1Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第17問

実効値100V、周波数50Hzの正弦波交流電源に接続されたときに500Wの電力を消費する電熱器がある。正しいのはどれか。

a: 抵抗は5Ωである。

b: 100Vの電池に接続すると約3.5Aの電流が流れる。

c: 50Vの電池に接続すると約250Wの電熱器となる。

d: 実効値2.5Aの交流電流を流すと約125Wの電熱器となる。

e: 実効値50Vの交流電源に接続すると流れる電流の実効値は約2.5Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第6問

50Ωの抵抗に周波数100Hz、実効値1.0Aの正弦波交流電流を流した。正しいのはどれか。

a: 電流の最大値は約0.71Aである。

b: 抵抗両端の電圧の実効値は約35Vである。

c: 抵抗両端の電圧の最大値は約71Vである。

d: 50Wの電力が消費される。

e: 毎秒、約71Jの電気エネルギーが熱に変わる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第16問

50Ωの抵抗に周波数100Hz、実効値1.0Aの正弦波交流電流を流した。正しいのはどれか。

a: 電流の最大値は約0.71Aである。

b: 抵抗両端の電圧の実効値は約35Vである。

c: 抵抗両端の電圧の最大値は約71Vである。

d: 50Wの電力が消費される。

e: 毎秒、約71Jの電気エネルギーが熱に変わる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第83問

簡便に漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: 交流100~200mVの測定範囲を持った交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 電源極性切り換えスイッチ等を内蔵した電源ボックス

d: 矩形波を出力することができる発振器

e: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第43問

定電流出力型の体外式ペースメーカの出力端子に500Ωの抵抗を接続し、出力電流10mA、パルスレート60回/分およびデマンド感度最高の設定で点検を行った。動作不良を示す項目はどれか。

1: 出力電圧は5Vであった。

2: パルス幅は1msであった。

3: パルス周期は1sであった。

4: デマンド感度は10mVであった。

5: アルカリ乾電池の電圧が9Vであった。

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e