図の回路について誤っているのはどれか。
a: 時定数は1msである。
b: 遮断周波数は約160Hzである。
c: 遮断周波数より十分に高い周波数では積分回路として動作する。
d: 遮断周波数で出力電圧は入力電圧の1/2に減衰する。
e: 入出力電圧の位相差は周波数によらず一定である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気的安全性の測定について正しいのはどれか。
a: 漏れ電流測定用電圧計の入力インピーダンスは100kΩ以上であればよい。
b: 漏れ電流測定用電圧計の精度は誤差が10%以下であればよい。
c: 測定用電源ボックスを用いて電源導線1本の断線を模擬できる。
d: 漏れ電流の測定のためディジタルテスタを用いてもよい。
e: EPRシステムでは接地センターと金属物体間の電位差は20mV以下であればよい。
除細動器を出力360Jに設定し、50Ω負荷で点検した。異常なのはどれか。
1: 除細動器エネルギーメータの値は340Jであった。
2: 充電時間が60sであった。
3: 出力波形のパルス幅は約5msであった。
4: 充電完了1分後に自動的に内部放電した。
5: 出力電圧ピーク値が約4kVであった。
図の回路の二次側で消費する電力はどれか。ただし、変圧器は理想的であり、巻数比は1:10とする。
1: 0.01 W
2: 0.1 W
3: 1 W
4: 10W
5: 100 W
2つのコイル間の相互インダクタンスが0.5Hのとき、一方のコイルの電流が1msの間に10mAから12mAに変化すると、他方のコイルに生じる誘導起電力の大きさ[mV]はどれか。
1: 50
2: 100
3: 250
4: 500
5: 1000
電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。
1: エネルギーの伝送ロスが少ない。
2: 熱傷の危険が少ない。
3: 漏れ電流が少ない。
4: 電磁障害が少ない。
5: 心室細動電流閾値が高い。
最大定格電流10AのME機器の保護接地線のインピーダンスをJIS T 0601-1に基づいて測定する方法として誤っているのはどれか。
1: 15Aの電流を流して測定した。
2: 電圧降下法で測定した。
3: 無負荷時の電圧が6Vの電源を用いた。
4: 60Hzの交流電流を流して測定した。
5: 電流を10秒間流して測定した。
起電力E[V]、内部抵抗r[X]の電池2個と可変抵抗R[X]を直列に接続した回路がある。可変抵抗で消費される電力が最大になるようにRの値を調整した。このとき、回路に流れる電流[A]Iを表す式として正しいのはどれか。
1: E/(2r)
2: 3E/(4r)
3: 9E/(10r)
4: E/r
5: 3E/(2r)
図の回路で抵抗2Ωでの消費電力が2Wである。電源電圧Eはどれか。(電気工学)
1: 2V
2: 3V
3: 4V
4: 5V
5: 6V
正弦波交流電源に抵抗器、インダクタ、キャパシタ各1個を直列に接続した。各素子の両端の電位差(実効値)を測定したところ、抵抗器は10V、インダクタとキャパシタはいずれも5Vであった。電源電圧の実効値は何Vか。
1: 5
2: 10
3: 15
4: 20
5: 25
図のツェナーダイオード(ツェナー電圧3V)を用いた回路で抵抗Rに流れる電流I [mA]はどれか。
1: 0
3: 150
4: 250
5: 400
電気メスについて正しいのはどれか。
a: バイポーラ電極は対極板が必要である。
b: 凝固にはバースト波を用いる。
c: 身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。
d: ペースメーカ障害の原因となる。
e: 出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図の回路について正しいのはどれか。
a: 低域通過特性を示す。
b: 微分回路に用いられる。
c: 時定数は10msである。
d: 出力波形の位相は入力波形より進む。
e: 遮断周波数は約50Hzである。
ペースメーカアナライザ(負荷抵抗:500Ω)を用いて、定電流型体外式ペースメーカを出力電流4mA、ペーシングレート60ppm、デマンド感度最高に設定して定期点検を行った。異常なのはどれか。
1: 出力電圧のピーク値が2.0Vであった。
2: 出力パルス幅が10msであった。
3: 出力パルス間隔が1000msであった。
4: デマンド感度が1mVであった。
5: 心室不応期が250msであった。
50Hz、実効値1Aの正弦波交流電流を流すときに正しいのはどれか。
1: 100Ωの抵抗には実効値が約141Vの電圧が発生する。
2: 1Fのコンデンサでは50Wの電力が消費される。
3: 1Hのコイルには実効値が約314Vの電圧が発生する。
4: 2Fのコンデンサに発生する電圧波形は100Hzの正弦波となる。
5: 2Hのコイルに発生する電圧波形は25Hzの正弦波となる。
周波数10kHzで漏れ電流が10mAだった場合、JIS T 0601-1に規定されている漏れ電流測定回路の測定される電圧値どれか。(医用機器安全管理学)
1: 0.01V
2: 0.1V
3: 1V
4: 10V
5: 100V
図の変圧器の一次側電源Eに流れる電流Iと同じ大きさの電流が流れる回路はどれか。ただし、巻数比は1:2とする。(医用電気電子工学)
a: 遮断周波数で出力電圧の減衰が最も大きい。
c: 時定数は1msである。
d: 遮断周波数より十分に高い周波数では積分回路として動作する。
図のツェナーダイオード(ツェナー電圧3 V) を用いた回路で20Ω の抵抗に流れる電流[mA] はどれか。
図のように、テレメータ心電図モニタで心電図をモニタしていた。このテレメータの入力回路の入力インピーダンスは10MΩで、両電極の生体接触インピーダンスはそれぞれ50kΩであった。このテレメータの電極リード差込口に生理食塩液が垂れて、差込口間の抵抗が20kΩになった。この場合、受診モニタで観測されるR波の大きさは本来の大きさのおよそ何%になるか。
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3: 20
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