第35回ME2午前48問の類似問題

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第13問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 負荷抵抗を5kΩとして設計する。

2: 2450MHzの周波数を使用する。

3: 切開はメス先からのアーク放電を利用する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: スプレー凝固では高周波電流を連続的に流す。

国試第33回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開には連続正弦波が用いられる。

b: 対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。

c: 出力回路には抵抗が挿入されている。

d: スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。

e: バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第27問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 心室細動には非同期通電を行う。

2: 心臓への直接通電は200Jで行う。

3: ペーストは胸部全体に均一に塗布する。

4: 2つの通電ボタンのどちらか一方を押して通電する。

5: 植込み型除細動器は遠隔システムによる通電が可能である。

国試第16回午前:第68問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 刺激閾値は経年的に低くなる。

b: 植込み式の多くはリチウム電池を内蔵している。

c: 刺激電極は白金系の合金電極をつけたカテーテル電極が一般的である。

d: 出力はパルス振幅0.5Vでパルス幅約10msである。

e: ICHDコードの第1文字は検出部位を表す。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第23問

手動式除細動器の体外通電操作について正しいのはどれか。

1: 成人の初回通電を50Jで行った。

2: 患者が動かないように介助者に押さえてもらった。

3: 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力した。

4: 電極ペーストに超音波検査用ゼリーを代用した。

5: 通電パドルを患者に軽く押し当てた。

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第41問

ある単相性除細動器を点検した。異常または不適当なのはどれか。

1: 試験用負荷抵抗として500Ωを接続した。

2: 充電した後、電源スイッチをオフにしたら内部放電した。

3: 通電電極と外装との間の静電容量が大きかったので危険と判断した。

4: 体内(直接)通電電極を接続し250Jに設定したところ充電できなかった。

5: R波同期スイッチをオンにした状態で通電ボタンを押しても出力が出なかった。

国試第10回午前:第67問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 直接通電で心室細動除去に用いるエネルギーは10~60Jである。

b: 体外通電の場合、電極は5kgf程度の力で充分に皮膚に押し付ける。

c: 直流除細動器のパルス持続時間は約5μsである。

d: 整備点検時に出カ波形を試験する場合は500Ωの負荷抵抗を使用する。

e: 体外通電で除細動を行う場合、最大エネルギーは約400Jである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第36問

植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 慢性心房細動の徐脈はDDDの適応である。

b: VVIの電極リードは2本である。

c: パルス振幅は3mVである。

d: リチウム・ヨウ素電池を使用する。

e: 単極電極ではカテーテル先端部はマイナス極である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第33問

除細動器について正しいのはどれか。

a: AEDの出力波形は単相性である。

b: 非医療従事者のAED使用には講習会の受講が義務づけられている。

c: 手動式除細動器の日常点検として作動点検を行う。

d: 植込み型除細動器は抗頻拍ベーシング機能を備えているo

e: 植込み型除細動器の除細動波形は単棺性である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第84問

機器の点検項目と必要な機材との組合せで誤っているのはどれか。

1: ペースメーカの出力パルス振幅 ―---- 周波数カウンタ

2: 除細動器の出力波形 ―------------ メモリ型オシロスコープ

3: 電気メスの出力電力 ―------------- 無誘導抵抗器

4: 輸液ポンプの精度 ―--------------- メスシリンダ

5: 人工心肺の絶縁抵抗 ―------------ メガー

国試第28回午前:第51問

図の正弦波交流電圧波形について正しいのはどれか。

28AM51-0

a: 周波数は 50 Hz である。

b: 角周波数は 50π rad/s である。

c: 周期は 10 ms である。

d: 電圧の平均値は 110 V である。

e: 電圧の実効値は 100 V である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第29問

除細動器の取り扱いで誤っているのはどれか。

1: 内臓バッテリーを充電状態で保管する。

2: 通電を行う際、周囲のスタッフに注意する。

3: 体表からの心室細動除去の通電エネルギーは150Jに設定する。

4: 心房細動に対する除細動は麻酔下で行う。

5: 心房細動の除細動はR波同期スイッチをOFFにする。

国試第21回午前:第66問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。

b: ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。

c: VVI型は自発電位に同期して刺激する。

d: 体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。

e: 出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第27問

筋電計の性能について正しい組合せはどれか。

a: 入力インピーダンス --------- 1MΩ以上

b: 時定数 ------------------- 0.3秒以上

c: 標準感度 ----------------- 10mV/div

d: 総合周波数特性 ----------- 5~10000Hz(-3dB)

e: 同相除去比(CMRR) --------- 60dB以上

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第29問

手動式除細動器の操作として正しいのはどれか。

1: パドル誘導ではパドルの位置を逆にしても心電図波形の極性は変わらない。

2: 心室細動の治療ではR波同期機能をONにする。

3: 介助者は患者の身体を押さえる。

4: 通電電極を強く押しつけると熱傷の恐れがある。

5: 患者の酸素吸入は一時停止する。

ME2第40回午後:第43問

心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。

1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。

2: 1周期400msの矩形波を入力した。

3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。

4: 点検者自身の心電図を入力した。

5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。

ME2第39回午後:第42問

心電計の点検について正しいのはどれか。

1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。

2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。

3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。

4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。

5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。