医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。
a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。
b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。
c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。
d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。
e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気的安全性の測定について正しいのはどれか。
a: 漏れ電流測定用電圧計の入力インピーダンスは100kΩ以上であればよい。
b: 漏れ電流測定用電圧計の精度は誤差が10%以下であればよい。
c: 測定用電源ボックスを用いて電源導線1本の断線を模擬できる。
d: 漏れ電流の測定のためディジタルテスタを用いてもよい。
e: EPRシステムでは接地センターと金属物体間の電位差は20mV以下であればよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医療機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。
a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄のしま模様である。
b: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し大きい値をとる。
c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は0.2Ω以内である。
d: 患者漏れ電流Iの測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。
e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テストで十分である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
100 kHz の交流電流を成人男性に1秒間通電したときの感知電流の閾値 [mA] に近いのはどれか。
1: 0.01
2: 0.1
3: 1
4: 10
5: 100
最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。
1: 成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。
2: 小児の閾値は成人男性に比べて低い。
3: 1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。
4: 商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。
5: 500Hz近傍で閾値は極大値を示す。
電撃閾値の周波数特性について正しいのはどれか。
1: 直流で閾値は最小である。
2: 商用交流付近で閾値は最大である。
3: 1kHz以上で閾値は周波数に比例して高くなる。
4: 体表から100Hz、10mAの電流で心室細動を誘発する。
5: 10kHzで感知できる電流の最小値は200mA程度である。
最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。
1: 成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。
2: 小児の閾値は成人男性に比べて低い。
3: 1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。
4: 商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。
5: 500Hz近傍で閾値は極大値を示す。