第4回国試午前42問の類似問題

ME2第32回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気法が主流である。

2: 呼気弁は吸気時に閉じる。

3: 呼気は胸郭の弾性収縮力で行われる。

4: 加温加湿器は吸気ガスを加温加湿する。

5: 胸腔内圧のモニタが装備されている。

ME2第39回午後:第37問

圧規定換気様式の強制換気中に肺のコンプライアンスが低下した。 変化として正しいのはどれか。

1: 1回換気量は低下する。

2: 換気回数は減少する。

3: 吸気時間は延長する。

4: 動脈血酸素分圧は上昇する。

5: 最高気道内圧は低下する。

国試第12回午後:第40問

吸気呼気比逆転換気(IRV)について正しいのはどれか。

a: 生理的な人工換気である。

b: 肺胞の虚脱を起こす。

c: オートピープ(auto-PEEP)がみられる。

d: 急性呼吸促迫症候群(ARDS)に適応がある。

e: 肺水腫に適応がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第47問

人工呼吸について正しいのはどれか。

a: 1回換気量は成人では10~12ml/kgにする。

b: 吸気と呼気との時間の比は1:1にする。

c: 動脈血酸素分圧を増すには換気量を増加させる。

d: 小児には従量式の人工呼吸器が適している。

e: ARDS(成人呼吸窮迫症侯群)にはPEEP(呼気終末陽圧)を付加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第65問

定常流方式(constant flow generator)による人工呼吸器で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: PCVに使用される。

b: アシストモード(assist mode)で使用できない。

c: 換気量はコンプライアンスに影響されない。

d: 換気量は気道抵抗こ影響されない。

e: 吸気相の気道内圧は一定である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第45問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。

b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。

c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。

d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。

e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第33問

人工呼吸器の圧規定換気様式(PCV)で直接設定できないのはどれか。

1: 換気量

2: 気道内圧

3: 換気回数

4: 吸入器酸素濃度

5: 吸気時間

国試第5回午後:第29問

従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。

c: 回路の漏れは問題にならない。

d: 重症呼吸不全患者に適している。

e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。

b: 従量式は最近あまり用いられない。

c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。

e: 従圧式の長所はPEEPができることである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第45問

誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧は換気の指標である。

b: 呼気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。

c: 赤外線吸光法は呼気ガス中の二酸化炭素側定法の一つである。

d: サイドストリーム法では、毎分1~2Lの呼吸ガスがサンプリングされる。

e: 二酸化炭素呼出開始時点が呼気開始に一致する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第65問

人工呼吸器回路のCV(compression volume)について正しいのはどれか。(圧縮容積)

a: CVは量規定換気で肺胞換気量減少の原因になる。

b: 加温加湿器チャンバはCVの一部になる。

c: 柔らかい回路のCVは小さい。

d: 長い回路のCVは小さい。

e: CVが大きいほど吸気トリガ感度が上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第58問

呼吸機能検査について誤っているのはどれか。

1: ニューモタコグラフは流量抵抗ヘッドと差圧トランスデューサとで構成される。

2: フローボリューム曲線は末梢気道の閉塞性を調べるのに有効である。

3: 肺コンプライアンスは気流センサと圧力センサとを用いて計測する。

4: 胸腔内圧は食道内圧測定用バルーンを用いて計測する。

5: 気道抵抗はスパイログラムを用いて計測する。

国試第19回午後:第40問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第29回午後:第64問

人工呼吸器のグラフィックモニタで評価できないのはどれか。

a: 気道抵抗

b: カフリーク

c: 機能的残気量

d: 肺内シャント

e: 胸郭肺コンプライアンス

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a: 血圧の低下

b: 酸素化能の低下

c: 膜型肺における血液の漏出

d: 血液の濃縮

e: 脱血の不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第41問

自発呼吸を維持する換気法はどれか。(人工呼吸療法)

a: 高頻度換気(HFV)

b: 間欠的強制換気(IMV)

c: 持続的気道陽圧(CPAP)

d: 圧支持換気(PSV)

e: 逆比換気(IRV)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第37問

組織への酸素運搬量を左右する因子はどれか。(人工呼吸療法)

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 体 温

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第19問

肺機能検査について正しいのはどれか。

1: 肺活量は1回換気量と予備吸気量の和である。

2: %肺活量70%は基準値内である。

3: 閉塞性肺疾患では1秒率が上昇する。

4: 残気量に機能的残気量と1回換気量との差である。

5: 肺気腫では残気量が上昇する。

国試第18回午後:第51問

人工心肺による体外循環の至適灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 体表面積を基準に求める。

2: 血液を希釈した場合、増加させる。

3: 体温が低下した場合減少させる。

4: 混合静脈血の酸素飽和度によって調節する。

5: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べ多い。