第32回国試午前33問の類似問題

ME2第29回午前:第46問

頭部の画像診断で誤っているのはどれか。

1: X線CT検査は出血性疾患の描出に優れている。

2: MRIは急性期の虚血の診断に優れている。

3: DSAは血管走行異常の診断に優れている。

4: MRI検査は金属を装着した患者にも安全に実施できる。

5: MRIは任意の断面を撮像できる。

国試第11回午前:第59問

MRIで得られる情報について誤っているのはどれか。

1: 信号強度は観測原子核の質量に比例する。

2: 緩和は励起されたスピンが元の状態に戻ることである。

3: 緩和時間差によって組織の区別が可能となる。

4: 血流についての情報が得られる。

5: 水素原子核以外の原子核からも情報が得られる。

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第31問

核医学における画像測定について正しいのはどれか。

a: PETで糖代謝の撮像が可能である。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: β線が測定の対象である。

d: SPECTで脳の血流量に関する撮像が可能である。

e: PETで3次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第32問

正しいのはどれか。

a: エックス線検査では人体を透過したエックス線を画像化する。

b: 超音波検査では体内から発生する音波をとらえる。

c: PETの検査では体外からγ線を照射する。

d: SPECTの検査では体内からのβ線をとらえる。

e: MRIの検査では人体に磁場を与える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第31問

超音波を用いた画像計測について正しいのはどれか。

1: リアルタイムでの撮影ができない。

2: 100 kHz~1MHzの周波数を使用する。

3: Bモードを使用して臓器の形状を撮影する。

4: 血流速の画像化にはAモードを使用する。

5: 臓器での音波の透過を撮影する。

ME2第35回午後:第28問

MRI検査について誤っているのはどれか。

1: 動きによるアーチファクトがある。

2: 金属によるアーチファクトがある。

3: 放射線被曝がある。

4: 心拍同期を行うことがある。

5: 身体にループ部分があると熱傷を起こすことがある。

国試第34回午前:第32問

ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。

a: X 線 CT に比べ空間分解能が高い。

b: 放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。

c: FDG-PET の撮影では糖代謝情報が得られる。

d: SPECT は脳血流分布を観察できる。

e: PET の撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 心拍動に伴う磁場を検出できる。

b: 脳の電気活動で生じる磁界が微弱なのは組織中で磁界が減衰するためである。

c: 脳の電気活動による磁界を頭皮上で計測すると10-10テスラ程度である。

d: 血液は磁界によって引きつけられる性質が強い。

e: 時間的に変化する磁界は組織内に電流を生じさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第32問

エックス線を使用した撮影について誤っているのはどれか。

a: 体内から反射してきたエックス線を撮影する。

b: 組織でのエックス線の吸収に関する画像が得られる。

c: 臓器の動きの撮影が可能である。

d: 造影剤は分解能の改善のために使用する。

e: 軟部組織の撮影に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第86問

生体の磁気特性について正しいのはどれか。

1: へモグロビンは非磁性体である。

2: 心磁図は心筋の透磁率分布を表す。

3: 神経伝導の際に磁界が発生する。

4: 生体は都市の磁気雑音と同程度の交流磁界を発生する。

5: 交流磁界は高周波になるほど生体深部に到達しやすい。

ME2第36回午後:第23問

図の画像が得られる検査はどれか。

img11244-23-0

1: X線単純撮影

2: シンチグラフィ

3: サーモグラフィ

4: MRI

5: 心磁図検査

国試第33回午後:第31問

核医学検査について正しいのはどれか。

a: PET で糖代謝に関する情報が画像化できる。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: b 線を測定して画像化している。

d: SPECT で脳血流に関する情報が画像化できる。

e: PET で 3 次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午前:第42問

MRIとX線CTの比較で誤っているのはどれか。

1: MRIのほうが肺の状態を観察するのに適している。

2: MRIのほうが病変部と正常組織のコントラストが良好である。

3: X線CTのほうが短時間で広範囲の検査が可能である。

4: MRIでは放射線被曝がない。

5: MRIでは造影剤を用いなくても血管を描出できる。

国試第28回午前:第33問

単純エックス線撮影について正しいのはどれか。

1: 臓器から反射したエックス線を撮影する。

2: 造影剤はエックス線に対する透過性が高い。

3: 動きがある臓器には使用しない。

4: 高密度の器官はエックス線を吸収して陰影を作る。

5: 体動の影響は少ない。

ME2第38回午前:第52問

SPECT(Single Photon Emission Tomography)で誤っているのはどれか。

1: ガンマカメラを回転させながら撮像する。

2: 陽電子放出核種を用いる。

3: ラジオアイソトープを体内に投与する。

4: 脳血管障害の早期発見に有効である。

5: 画像再構成により断層像を得る。

ME2第31回午後:第7問

画像診断装置で誤っている組合せはどれか。

1: 超音波診断装置 -- 組織境界からの超音波反射強度を計測

2: X線CT -- X線の吸収度の差を計測

3: MRI -- 炭素原子の分布を計測

4: PET -- 陽電子を放出する放射性同位元素の分布を計測

5: SPECT -- γ線を放出する放射性同位元素の分布を計測

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第88問

心臓の弁の動きをリアルタイム(実時間)でみるのによい方法はどれか。

1: ポジトロンCT(陽電子コンピュータ断層法)

2: MRI(核磁気共鳴断層法)

3: 超音波エコー断層法

4: エックス線CT(エックス線コンピュータ断層法)

5: DR(ディジタルラジオグラフィ)