肝・胆・膵について誤っているのはどれか。
1: 門脈は肝臓に入る。
2: 胆嚢は胆汁を産生する。
3: 膵臓は胃の背側にある。
4: 肝右葉は左葉よりも大きい。
5: 膵液は十二指腸内腔に排出される。
肝臓について正しいのはどれか。
a: 肝臓は右葉と左葉に大別される。
b: 肝臓と胃との間に大網がある。
c: 肝臓は横隔膜と接していない。
d: 門脈は肝門を通る。
e: 胆汁は総肝管に集められる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
後腹膜臓器はどれか。
a: 大腸
b: 肝臓
c: 小腸
d: 膵臓
e: 腎臓
肝臓について誤っているのはどれか。
1: 腹腔右上部の横隔膜直下に位置する。
2: 重量はおよそ1.2~1.5kgである。
3: 流入血管は門脈だけである。
4: 肝血流量は心拍出量の約25%である。
5: 肝鎌状間膜(肝円索)で解剖学的に右葉と左葉に分かれる。
a: 肝臓は横隔膜の上面に接している。
b: 肝静脈は門脈に流入する。
c: 毛細胆管は肝小葉内部に分布する。
d: 胆嚢は肝臓で生成された胆汁を一時蓄える。
e: 肝門は肝臓上面に開いている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
1: 肝臓は横隔膜の上面に接している。
2: 肝静脈は胃腸からの血液を肝臓に運ぶ。
3: 胆管は胆汁を空腸に運ぶ。
4: 肝小葉の中で肝細胞は放射状に配列している。
5: 肝細胞はブドウ糖からアルブミンを作る。
膵臓について誤っているのはどれか。
1: 外分泌機能として膵液を分泌する。
2: 内分泌機能としてインスリンを分泌する。
3: 膵管は総胆管と合流して十二指腸に開口する。
4: 膵臓は後腹膜腔にある。
5: 膵液中の消化酵素の活性はpHに依存しない。
腎臓について誤っているのはどれか。
1: 右腎は左腎よりも下方にある。
2: 腎動脈は腎門から入る。
3: 腎小体は糸球体とボーマン嚢からなる0
4: 腎小体は髄質に存在する。
5: 腎小体とそれに続く尿細管を合わせてネフロンという。
1: 肝静脈は肝門から出る。
2: 総胆管は十二指腸乳頭に開く。
3: 肝小葉の中心に門脈がある。
4: 膵液は膵臓のランゲルハンス島で生成される。
5: 胆汁は胆嚢で生成される。
胃について誤っているのはどれか。
1: 胃の入口は噴門である。
2: 胃液はアルカリ性である。
3: 胃液は1日に1~2Lほど分泌される。
4: タンパク質の消化(分解)を行う。
5: 脂質の胃内滞留時間は糖質より長い。
呼吸器の構造について誤っているのはどれか。
1: 肋間動脈は肋骨上縁を走行する。
2: 右主気管支の分岐角度(体軸に対しなす角)は、左主気管支よりも小さい。
3: 2つの胸膜のうち肺側にあるものを臓側胸膜と呼ぶ。
4: 気管の後壁は平滑筋よりなる。
5: 水平裂は右肺に存在する。
誤っているのはどれか。
1: 右主気管支は左主気管支よりも短い。
2: 中葉は右肺に存在する。
3: 肺胞でガス交換が行われる。
4: 気管は食道の背側を走行する。
5: 胸膜腔は壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれている。
a: 肺は胸腔内にある。
b: 左肺は2葉、右肺は3葉からなる。
c: ボーマン嚢でガス交換が行われる。
d: 心臓は正中よりやや右寄りに位置する。
e: 肺動脈には静脈血が流れる。
横隔膜について正しいのはどれか。(人の構造および機能)
a: 腱中心を停止とする膜状の筋である。
b: 大静脈は食道裂孔を通る。
c: 主に呼息(呼気)に作用する筋である。
d: 頸髄から出る横隔神経に支配される。
e: 腹筋との同時収縮で腹圧を上昇させる。
5: 胸腔は壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれている。
1: 胆汁は肝臓から分泌され、総胆管を経て十二指腸に流出する。
2: 膵液中の酵素は糖、淡泊、脂肪の消化に関与している。
3: トリプシンンは胃の腺組織から分泌される。
4: 栄養素は小腸内で最終的に消化されて吸収される。
5: 大腸は水分を吸収し固形化した糞便をつくる。
1: 腹腔左上部に位置している。
2: 重量は200g程度である。
3: 胆汁を生成している。
4: 再生能力が弱い。
5: 尿素をアンモニアへ変換している。
1: 嚥下するとき喉頭蓋は開く。
2: 右肺は2葉からなる。
3: 吸気時に横隔膜は弛緩する。
4: 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。
5: 左主気管支は右主気管支に比べ、より体の長軸方向に分岐する。
腎臓について正しいのはどれか。
1: 糸球体は髄質にある。
2: 近位尿細管は尿中にブドウ糖を分泌する。
3: ヘンレループは皮質の中で迂曲する。
4: 集合管の水透過性はバソプレッシンによる調節を受ける。
5: ボーマン嚢はリンパ液を含む。