高気圧酸素治療で正しいのはどれか。
a: 第2種装置の加圧は空気で行う。
b: 装置内部の消毒はアルコールで行う。
c: 寒冷特には使い捨てカイロを持たせる。
d: 減圧症の治療は酸素再圧法で行う。
e: 心電図のモニタは可能である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
気管支喘息で誤っているのはどれか。
1: 気道の慢性炎症性疾患である。
2: ハウスダストが抗原となる。
3: 末梢血中の好酸球が減少する。
4: アセチルコリンの吸入試験で過敏性を示す。
5: 気管支痙攣の治療にβ受容体刺激薬を用いる。
高気圧酸素治療の安全対策について正しいのはどれか。
a: 治療前に患者の衣類を確認する。
b: 使い捨てカイロを装置内へ持ち込ませない。
c: 治療開始前に耳抜きを指導する。
d: 治療開始直前に装置内をアルコールで清拭する。
e: 減圧を毎分1.0kgf/cm2の速度で行う。
気管支喘息に対して行われる処置として適切でないのはどれか。
1: 酸素吸入
2: キサンチン誘導体投与
3: β遮断薬投与
4: 副腎皮質ステロイド投与
5: 抗アレルギー薬投与
誤っている組合せはどれか。
1: 気管支拡張症 ―――― 喀痰量の増加
2: 気管支喘息 ――――― 呼気延長
3: 慢性肺気腫 ――――― 胸部エックス線の透過性亢進
4: 肺結核 ――――――― 喀血
5: 肺線維症 ―――――― 肺胞の過膨張
呼吸器疾患について誤っているのはどれか。
1: 気管支喘息では気道抵抗が上昇する。
2: 慢性気管支炎では1秒率が減少する。
3: 肺気腫では残気率が減少する。
4: 肺線維症では肺活量が減少する。
5: 間質性肺炎では肺コンプライアンスが減少する。
気管内挿管(経口、経鼻、経気管切開口)の合併症として考えられないのはどれか。
1: 分泌物による内腔閉塞
2: 気管食道瘻
3: 食道静脈瘤
4: 声門浮腫
5: 皮下気腫
呼吸不全について誤っているのはどれか。
1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。
2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。
3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。
4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。
5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。
適切でない組合せはどれか。
1: 上腹手術後合併症 ――――― 無気肺
2: 心内膜炎 ――――――――― 肺塞栓症
3: 未熟児 ―――――――――― 肝硬変
4: 緊張性気胸 ―――――――― 循環不全
5: 敗血症 ―――――――――― 多臓器不全
第1種(小型)装置で高気圧酸素療法を行うとき患者から誘導できる生体情報はどれか。
a: 経皮的酸素分圧
b: 心電図
c: 脳波
d: 心音図
e: 血圧
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。
1: 動脈血酸素分圧は変わらない。
2: 溶解型酸素量は変わらない。
3: 結合型酸素量は3倍に増加する。
4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。
5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。
二次性高血圧症の原因となるのはどれか。
a: 慢性糸球体腎炎
b: 閉塞性睡眠時無呼吸症候群
c: 高安動脈炎
d: アジソン病
e: シーハン症候群
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)について正しいのはどれか。(呼吸器学)
a: 肺毛細血管内皮細胞の障害
b: PaO2/FiO2の上昇
c: 肺動肺楔入圧の上昇
d: 肺コンプライアンスの減少
e: 胸部エックス線写真上で両側びまん性陰影
糖尿病の三大合併症はどれか。
a: 網膜症
b: 腎症
c: 高尿酸血症
d: 高脂血症
e: 神経障害
動脈疾患で正しい組合せはどれか。
a: ドベイキーI型急性大動脈解離 --- 心タンポナーデ
b: 大動脈瘤 --------------------- 粥状硬化
c: レイノー病 -------------------- 寒冷刺激
d: 大動脈炎症候群 --------------- 非ステロイド系消炎鎮痛薬
e: バージャー病 ------------------- 若年女性
血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。
a: 症状として激しい咳嗽が起こる。
b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。
c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。
d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。
e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。
人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。
a: 換気回数が多い。
b: 換気量が少ない。
c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。
d: 吸気酸素濃度が高い。
e: PEEPレベルが低い。
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
1: 結合型酸素量は酸素分圧に比例して増大する。
2: 0 ATA、100%酸素における肺抱酸素分圧は 1.0 ATA の 1.7倍 となる。
3: 溶解型酸素量よりも結合型酸素量の増大による効果が大きい。
4: 2.8 ATA、100%酸素における溶解型酸素量は安静時分時酸素需要量を上回る。
5: 減圧症への有効性は示されていない。
動脈血酸素分圧(PaO2)の低下を来すのはどれか。
a: 換気血流比の均等化
b: 換気量の増加
c: 拡散障害
d: 肺内シャント
e: 高地居住
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