信号を伝送するときの変調方式について誤っているのはどれか。
1: 宇宙通信のように耐雑音特性が強く要求されるときには、回路が複雑になってもPCM(パルス符号変調)が使われる。
2: FMはAMより耐雑音特性は悪いが周波数帯域を広く使わなくて済む利点がある。
3: PWMは振幅の変化を生じさせる雑音に強い性質がある。
4: 信号を変調する際には、信号のサンプリングに関する標本化定理を満足しなければならない。
5: 伝送方式によっては、FM-FMあるいはPWM-FMなどの多重変調方式をとることもある。
電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。
1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。
2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。
3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。
4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。
5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。
信号処理について正しいのはどれか。
a: 最高200Hzの周波数成分を含むアナログ信号をA/D変換するときのサンプリング(標本化)周波数は400Hz以上でなければならない。
b: 加算平均法は信号の周波数成分(スペクトル)を求めるのに有効である。
c: 高速フーリエ変換(FFT)は雑音中の信号の波形を再現するのに有効である。
d: 繰り返しのある信号をN回加算平均すると信号対雑音比(S/N)は1/√N倍に低下する。
e: 計算機内のデータベースをペンレコーダに連続量として描かせるにはD/A変換が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
信号を伝送するときの変調方式について誤っているのはどれか。
1: 耐雑音特性が強く要求されるときにはPCM(パルス符号変調)が使われる。
2: FMはAMより耐雑音特性は悪いが周波数帯域を広く使わなくて済む利点がある。
3: PWM(パルス幅変調)は振幅の変化を生じさせる雑音に強い性質がある。
4: パルス変調においては信号のサンプリングに関する標本化定理を満足しなければならない。
5: FM‐FMあるいはPWM‐FMなどの多重変調方式も用いられる。
脳波計のフィルタについて正しいのはどれか。
a: 時定数0.3秒のとき低域遮断周波数は0.5Hzである。
b: 基線のゆるやかな動揺を除去するには時定数を0.1秒に下げる。
c: 時定数を0.3秒から0.1秒にするとβ波が抑制される。
d: 高域遮断フィルタを使用すると校正電圧曲線に棘が出現する。
e: 筋電図が混入するときには高域遮断フィルタによって除去する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e