第28回国試午後73問の類似問題

国試第19回午後:第65問

血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加

b: 高ナトリウム透析液の使用

c: 血液流量の増加

d: 使用透析器膜面積の拡大

e: 透析液温の低下(低温透析)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第72問

人工心肺を用いた体外循環中に血中カリウム濃度の上昇につながるのはどれか。

a: 赤血球液充填

b: カルシウム投与

c: インスリン投与

d: フロセミド投与

e: 代謝性アシドーシス

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第49問

正しい組合せはどれか。(体外循環装置)

a: 静脈血のガス交換 人工肺

b: 微小気泡の除去 フィルタ

c: 心腔内出血の回収 冠灌流回路

d: 余剰水分の排出 冷温水槽

e: 心内圧の減圧 ベントポンプ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第47問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 抗凝固剤としてヘパリンを用いる。

b: 送血カニューレの不適切な固定は動脈回路内圧の異常の原因になる。

c: 加温器の温水の温度が高いほど溶血が少ない。

d: 動脈送血用カニューレが細いと血管内で流れが乱れない。

e: ローラ圧迫度が強すぎると溶血が起こる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第20問

人工呼吸の生体への影響について正しいのはどれか。

a: 眼圧の低下

b: 肺気量の減少

c: 心拍出量の減少

d: 尿量の減少

e: 胸腔内圧の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第70問

人工心肺による体外循環時に使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。

a: マンニトール 浸透圧の調節

b: 乳酸加リンゲル 膠質浸透圧の保持

c: 炭酸水素ナトリウム アルカローシスの補正

d: ハプトグロビン製剤 高度溶血への対応

e: 塩化カルシウム 心収縮力の増強

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第66問

人工呼吸器の換気設定でPaCO2に直接影響するのはどれか。

a: 換気回数(RR)

b: 1回換気量(VT)

c: 吸気終末休止(EIP)

d: 呼気終末陽圧(PEEP)

e: .吸入酸素濃度(FiO2)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第37問

人工肺を交換する要件として誤っているはどれか。

1: 酸素加能の低下

2: 血栓形成

3: 除泡能の低下

4: 熱交換器の過加熱

5: 酸素回路の破れ

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧

b: 動脈血酸素飽和度

c: 呼気終末二酸化炭素分圧

d: 動脈血二酸化炭素分圧

e: 一回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第38問

人工呼吸の開始基準で誤っているのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 :90mmHg以下

b: 呼吸数 :40回/分以上

c: 肺活量 :15ml/kg以下

d: 1秒量 :10ml/kg以下

e: 吸気カ :45cmH2O以下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第48問

体外循環時に血漿遊離ヘモグロビンの増加が認められたとき、原因でないのはどれか。

1: 人工肺など異物への血液の接触

2: 送血ポンプの圧閉度の調節不良

3: 太い送血カニューレの使用

4: 心腔内血液吸引回路からの多量の空気の吸引

5: 熱交換器における血液と温水との温度差の増大

国試第35回午前:第38問

医師の具体的な指示が必要な臨床工学技士業務はどれか。 

a: 人工呼吸装置の酸素濃度変更 

b: 動脈留置カテーテルからの採血 

c: 血液浄化装置の運転条件の変更 

d: 高気圧治療装置内の消毒 

e: 人工心肺装置点検項目の変更 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第2問

臨床工学技士が行うことができないのはどれか。

1: 人工心肺業務における留置カテーテルからの採血

2: 人工心肺装置の運転条件の変更

3: 除細動器の操作条件の設定

4: 人工呼吸業務における気管挿管

5: 条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認

国試第11回午後:第44問

人工呼吸中に低圧アラームが作動した。何を点検すべきか。

a: 加温加湿器

b: 呼吸回路

c: 吸気中酸素濃度

d: 吸気相:呼気相比(I:E比)

e: 気管チューブカブ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第29問

人工心肺の操作に必要でないモニタリング項目はどれか。

1: 心電図

2: 送血温

3: 脳 波

4: 動脈圧

5: 混合静脈血酸素飽和度

国試第3回午後:第35問

人工心肺の熱交換器で血液を加温するとき血液-水の温度差の上限として適切なのはどれか。

1: 10°C

2: 15°C

3: 20°C

4: 25°C

5: 30°C

国試第30回午前:第73問

PCPS施行時に左手の酸素飽和度が低下した。原因として考えられないのはどれか。

1: 脱血不良による流量減少

2: ACTが400秒以上

3: 生体肺の機能不全

4: 吹送酸素濃度の低下

5: 人工肺の血漿漏出

国試第24回午前:第65問

定常流方式(constant flow generator)による人工呼吸器で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: PCVに使用される。

b: アシストモード(assist mode)で使用できない。

c: 換気量はコンプライアンスに影響されない。

d: 換気量は気道抵抗こ影響されない。

e: 吸気相の気道内圧は一定である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第58問

成人患者に対して人工呼吸器の装着を行う。初期設定条件として正しいのはどれか。

a: 1回換気量を5lとする。

b: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:5とする。

c: 換気回数を12回/分とする。

d: 吸入酸素濃度を100%とする。

e: 呼気終末陽圧(PEEP)を10cmH2Oとする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第73問

人工心肺を用いた開心術中の心筋保護について正しいのはどれか。

a: 細胞内液型心筋保護液のナトリウム濃度は細胞外液型より低い。’

b: 高カルシウム液で心停止を得る。

c: 心筋保護液に血液を混じる場合には超低温がよい。

d: 僧帽弁手術では選択的冠灌流が必要である。

e: 逆行性冠灌流の場合には冠静脈洞から注入する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e