高圧ガス容器(ボンベ)の取扱いで不適切なのはどれか。
1: 換気の良い場所に保管する。
2: 圧力調整器との接続部にグリースを用いる。
3: バルブの開閉は静かに行う。
4: 使用時には周囲5m以内では火気厳禁である。
5: 亜酸化窒素ボンベは立てて使用する。
内容積 3.5 L の酸素ボンベの圧力調整器が 10 MPa を示している。 5 L/minの流量で酸素を投与した場合の投与可能時間はおよそ何分か。
1: 35
2: 70
3: 175
4: 350
5: 500
ハイフロー療法について正しいのはどれか。
a: 吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。
b: 最大 20 L/分の流量を供給できる。
c: 吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。
d: 解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。
e: PEEP 効果が期待できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
酸素テントについて正しいのはどれか。
1: 低酸素症(酸素欠乏状態)の予防と治療に用いられる。
2: 内部に収容された患者は、完全な密閉状態に置かれる。
3: 内部は、常に95%以上の酸素濃度を保つことができる。
4: 内部に火気(カイロ、ローソク等)を持ち込んでも危険はない。
5: 内部に送り込まれる酸素には、給湿(加湿)する必要はない。
麻酔器の使用前点検について誤っているのはどれか。
1: 酸素濃度計の校正を室内空気と純酸素の2点で確認した。
2: 酸素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。
3: 二酸化炭素吸収剤が変色していないことを確認した。
4: ポップオフ弁を開いて呼吸回路のリークテストをした。
5: 酸素供給圧が一定値以下になると亜酸化窒素が遮断されることを確認した。
医療ガスについて正しいのはどれか。
a: 医用ガスには吸引は含まれない。
b: 医療ガスの貯蔵及びその取扱いは高圧ガス取締法により規制される。
c: 医療ガス設備の増設工事後の検査は医療ガス安全管理委員会の業務範囲である。
d: 圧縮空気には水分や塵埃が混入していることがある。
e: 酸素は日本薬局方に収載された医薬品ではない。
内容積10Lの酸素ボンベの内圧が12MPaを示した。このボンベを使って3L/minの酸素吸入を持続した場合、およその吸入可能時間はどれか。
1: 100分
2: 200分
3: 300分
4: 400分
5: 500分
内容積2.8Lの酸素ボンベの内圧が16MPaを示している。このボンベを使って毎分2Lの酸素吸入を持続した場合、おおよその吸入可能時間はどれか。(人工呼吸療法)
1: 45分
2: 90分
3: 150分
4: 220分
5: 400分
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。
2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。
3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。
4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。
5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。
高圧ガスボンベ内で液体であるのはどれか。
a: 酸 素
b: 空 気
c: 窒 素
d: 亜酸化窒素
e: 二酸化炭素
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ガス容量500lの酸素ボンベの内圧が75kgf/cm2(7350kPa)となった。ボンベ内に残っている酸素の量はいくらか。
1: 3750l
2: 500l
3: 375l
4: 250l
5: 重量を計測しないとわからない。
酸素療法について正しいのはどれか。
a: 病態により動脈血酸素分圧(PaO2)の目標値は異なる。
b: ベンチュリーマスクは吸気酸素濃度を調節できる。
c: ベンチュリーマスク使用時には酸素の流量を少なくする。
d: 吸気酸素濃度は機器によらず50%以上にできる。
e: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が高い場合は低い酸素濃度から換気を開始する。
3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、成人の動脈血で正しいのはどれか。
1: 溶解型酸素量が結合型酸素量よりも多くなる。
2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。
3: 二酸化炭素分圧は3倍になる。
4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。
5: 結合型酸素量は約60vol%になる。
麻酔器の始業点検で誤っているのはどれか。
1: 酸素ボンベの内圧をチェックする。
2: 亜酸化窒素ガス供給圧が他のガスより高いことを確認する。
3: 酸素濃度系のセンサの校正を行う。
4: 回路を接続してリークテストを行う。
5: テスト肺を付けて人工呼吸器の動作チェックを行う。
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
a: へモグロビンと酸素との結合の程度はへンリーの法則に従う。
b: 第1種装置では酸素加圧は認められていない。
c: 患者の着衣として合成繊維製品は避ける。
d: 減圧は毎分0.8kg/cm2以下の速度で行う。
e: 第2種装置内では血圧測定用トランスデューザの使用は認められていない。
麻酔器の始業点検について誤っているのはどれか。
1: 酸素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。
2: 亜酸化窒素の供給を止めると酸素の供給が止まることを確認した。
3: APL弁を閉じて呼吸回路のリークテストをした。
4: 気化器のダイアルがオフの状態で酸素を流し、臭いがないことを確認した。
5: 麻酔ガス排除装置の吸引流量を確認した。
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