第28回国試午前32問の類似問題

国試第3回午前:第84問

超音波検査で誤っているのはどれか。

a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。

b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。

c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。

d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。

e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第30問

超音波診断装置で誤っているのはどれか。

1: 超音波ビーム軸方向の2ヵ所を弁別する能力を距離分解能とい う。

2: Bモードは生体の断面をリアルタイムで観察するのに適している。

3: リニア走査方式は心臓の画像診断に適している。

4: 胎児心拍数の測定にはドプラ法が用いられる。

5: 腹部超音波診断に用いる周波数は3~5MHzである。

国試第17回午前:第58問

超音波ドプラ血液計について正しいのはどれか。

a: 連続波ドプラ法は距離分解能を有する。

b: パルスドプラ法は測定可能な速度に上限がある。

c: パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。

d: カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。

e: カラードプラ法はエイリアシングが発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第65問

生体組織の超音波特性を表す定数はどれか。

a: 音響インピーダンス

b: 音速

c: 誘電率

d: コンダクタンス

e: 減衰定数

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第6問

超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。

1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。

3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。

4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。

5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。

ME2第30回午前:第44問

画像診断用超音波装置について正しいのはどれか。

1: 音響レンズにはガラスが使用される。

2: 距離分解能はパルス幅が短いほど向上する。

3: 方位分解能は振動子の口径が小さいほど向上する。

4: リニア電子スキャンプローブの振動子には水晶が用いられている。

5: 周波数が高いと到達深度が深くなる。

国試第20回午前:第57問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。

b: パルスドプラ法には測定可能な速度に上限がある。

c: 連続波ドプラ法は距離分解能を有する。

d: カラードプラ法ではエイリアシングが発生しない。

e: カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第29問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。

1: 血流がプローブに向かうと受信周波数は発信周波数より高くなる。

2: 連続波ドプラ法では特定部位の血流速を識別できる。

3: 周波数折り返し現象(エイリアシング)は血流速が小さいと起こる。

4: 最大計測深度はパルス繰り返し周波波数が高いほど深い。

5: パルスドプラ法では繰り返し周波数は5MHz以上である。

国試第3回午前:第56問

誤っているのはどれか。

1: 空気中の音速は気温によって変わる。

2: 音の振動数を表す単位としてデシベルが使われる。

3: 観測者が音源に近づくとき周波数が高く聞こえる。

4: 超音波は可聴周波数より高い振動数の音波である。

5: 音波の振動数が高いほど鋭い指向性を示す。

ME2第38回午前:第43問

生体軟部組織中を伝搬する5MHzの超音波の波長はおよそ何mmか。

1: 0.30

2: 0.75

3: 3.0

4: 7.5

5: 30

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第64問

骨組織中の超音波の伝搬速度(m/s)はどれか。

1: 0.34

2: 3.4

3: 34

4: 340

5: 3400

国試第35回午前:第29問

超音波パルスドプラ血流計で正しいのはどれか。 

1: 血流方向と同じ向きに超音波ビームを当てたときは測定できない。 

2: 計測可能な最大血流速度はパルス繰り返し周波数に依存する。 

3: 超音波の送信と受信を別々の素子で行う必要がある。 

4: 超音波周波数が高いほど最大計測深度が深くなる。 

5: 距離分解能を持たない血流計測法である。 

ME2第36回午前:第43問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 音響レンズで超音波を集束できる。

2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。

3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。

4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。

5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。

国試第29回午前:第32問

MRI 検査について誤っているのはどれか。

1: 水素原子の空間分布を画像化する。

2: 軟部組織の画像化に適している。

3: 血流の測定が可能である。

4: 臓器の3 次元構造を画像化できる。

5: 動きのある臓器の撮影に適している。

国試第13回午前:第61問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a: 血流方向がプローブに向かっているとき、受信周波数は発信周波数より低くなる。

b: 超音波ビームの照射方向が血流方向に対して垂直なとき、ドップラーシフトは観測されない。

c: 周波数折り返し現象は血流速度が速いほど起こりやすい。

d: パルス繰り返し周波数は10MHz以上である。

e: 最大計測深度はパルス繰り返し周波数が高いほど大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第86問

周波数が1 MHz 程度の超音波を照射したとき、吸収係数が最も大きい組織はどれか。

1: 脂 肪

2: 筋 肉

3: 脳

4: 骨

5: 血 液

ME2第39回午前:第42問

音波の伝搬速度が最も速い組織はどれか。

1: 骨

2: 筋 肉

3: 脂 肪

4: 血 液

5: 腎

国試第29回午前:第31問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。

a: 血流がプローブに向かっているとき、受信周波数は送信周波数よりも低くなる。

b: 超音波ビームの照射方向が血流方向に対して垂直なとき、ドプラシフトは観測されない。

c: 周波数折り返し現象は血流速度が速いほど起こりやすい。

d: パルス繰り返し周波数は超音波の振動周波数の2 倍以上とする。

e: 最大計測深度はパルス繰り返し周波数が高いほど大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e