第27回国試午前64問の類似問題

国試第16回午後:第46問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。考えられるのはどれか。

a: 気管チューブの閉塞

b: 心拍出量の急激な増加

c: 酸素消費量の減少

d: 心停止

e: 肺塞栓症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第41問

自発呼吸を維持する換気法はどれか。(人工呼吸療法)

a: 高頻度換気(HFV)

b: 間欠的強制換気(IMV)

c: 持続的気道陽圧(CPAP)

d: 圧支持換気(PSV)

e: 逆比換気(IRV)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第39問

動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)を低下させる手技はどれか。

1: 吸入気酸素濃度(FiO2)を増加させる。

2: 分時換気量を増加させる。

3: ポーズ(EIP)を付加する。

4: 呼気終末陽圧(PEEP)を付加する。

5: 呼吸回路の死腔を増加させる。

国試第20回午後:第43問

プレッシャーサポートベンチレーション(PSV)について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 吸気仕事量を軽減する。

b: 一回換気量は一定に維持される。

c: 中枢性低換気でも安全に使用できる。

d: 設定圧に達すると自動的に呼気へ移行する。

e: ウィーニングの手段としで使用できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第65問

吸気終末停止(EIP)で正しいのはどれか。

a: 補助換気で使用できない。

b: PCV (pressure control ventilation)で設定する。

c: 吸気時間の 5% 程度に設定する。

d: 不均等換気が是正できる。

e: 静肺コンプライアンスを推定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第12問

呼吸器系について正しいのはどれか。(人の構造及び機能)

a: 気管の壁には全周を囲む輸状の軟骨がみられる。

b: 最大呼気時の肺に残る空気量は成人で約500mLである。

c: 肺胞内に吸い込まれた空気の湿度は100%である。

d: 健常者の肺胞内は無菌状態である。

e: 気管支動脈は肺胞におけるガス交換に関与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第64問

ハイフロー療法について正しいのはどれか。

a: 吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。

b: 最大 20 L/分の流量を供給できる。

c: 吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。

d: 解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。

e: PEEP 効果が期待できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第44問

PEEPの効果はどれか。

a: 分時換気量の増加

b: 肺内シャント率の減少

c: 気道閉塞の防止

d: 肺コンプライアンスの上昇

e: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の低下

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第35問

人工呼吸の開始基準で誤っているのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 :9mmHg以下

b: 呼吸数 :40回/分以上

c: 肺活量 :15mL/kg以下

d: 1秒量 :10mL/kg以下

e: 吸気力 :-45cmH2O

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第57問

呼吸機能検査で正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 差圧式呼吸流量計はハーゲン・ポアズイユの式を利用する。

b: フライシュ型流量計は流路に細管を用いる。

c: ベネディクト・ロス型は熱線を用いて流量を測定する。

d: 残気量はスパイロメータで測定する。

e: 気道抵抗はスパイロメータで測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第46問

従量式人工呼吸器を使用中に気道内圧上限アラームが鳴った。原因として考えられないのはどれか。

1: 換気量の増加

2: 呼気弁の開放不良

3: 呼気側回路への水の貯留

4: 気管チューブのカフ圧の低下

5: 気管チューブの閉塞

国試第34回午後:第65問

人工呼吸中のファイティングの原因として考えにくいのはどれか。

1: 不適切な換気パターン

2: 気道分泌物の貯留

3: 鎮静薬の投与不足

4: 血圧の低下

5: 咳嗽発作

国試第21回午後:第37問

人工呼吸の目的について正しいのはどれか。

a: 虚脱肺胞の再膨張

b: 呼吸仕事量の軽減

c: 静脈還流の促進

d: 機能的残気量の減少

e: 肺胞換気量の維持

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第45問

人工呼吸管理で不均等換気是正のためにとられる処置はどれか。(人工呼吸療法)

a: 換気回数を増やす。

b: 吸入気酸素濃度を上げる。

c: EIPを設定する。

d: プレッシャーコントロールベンチレーション(PCV)とする。

e: 機械的死腔を負荷する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第44問

人工呼吸器からのウィーニング中断を判断する指標となるのはどれか。

a: Pa CO2が5mmHg減少した。

b: pHが0.3以上低下した。

c: 血圧が20mmHg以上上昇した。

d: 脈拍数が毎分20以上増加した。

e: 最大吸気圧が-35cmH2Oを示した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第65問

定常流方式(constant flow generator)による人工呼吸器で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: PCVに使用される。

b: アシストモード(assist mode)で使用できない。

c: 換気量はコンプライアンスに影響されない。

d: 換気量は気道抵抗こ影響されない。

e: 吸気相の気道内圧は一定である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第41問

正しいのはどれか。

a: 通常の人工呼吸ではI:E比は1:1ある。

b: IRVではI:E比を1:2にする。

c: IRVはコンプライアンスの低下症例に適応がある。

d: IRVはARDSに適応がある。

e: IRVは慢性肺気腫に適応がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第68問

人工呼吸器本体に供給する酸素の適正なおよその圧力[kPa]はどれか。

1: 100

2: 200

3: 300

4: 400

5: 500

国試第3回午前:第28問

手術中の患者の状態把握について正しいのはどれか。

a: 心音と呼吸音は食道聴診器で常時聴取できる。

b: 動脈血O2分圧は、パルスオキシメータで直接測定できる。

c: 麻酔中は、体温を測定しても意味がない。

d: 肺動脈楔入圧は左房圧を反映するものとされている。

e: 終末呼気CO2濃度は、換気量の適否の目安となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第20問

PEEPについて誤っているのはどれか。

1: 平均気道内圧が増加する。

2: 機能的残気量が増加する。

3: 酸素化能が改善する。

4: 尿量が減少する。

5: 脳圧が低下する。