第25回国試午前31問の類似問題

国試第17回午前:第53問

呼吸計測について誤っているのはどれか。

1: フライシュ呼吸流量計は差圧式流量計である。

2: 二酸化炭素濃度は紫外線で計測する。

3: 熱線型流量計では白金線が用いられている。

4: スパイロメータによって肺気量分画を測定する。

5: 機能的残気量はガス希釈法で測定する。

ME2第37回午前:第44問

生体温度計測のセンサに用いないのはどれか。

1: サーミスタ

2: サーモカップル

3: サーモスタット

4: サーモパイル

5: InSb二次元センサ

国試第5回午前:第58問

誤っているのはどれか。

1: 熱の伝わり方には熱伝導の他に熱対流と熱放射とがある。

2: 熱対流は固体だけに起きる現象である。

3: 熱放射では真空中でも熱が伝わる。

4: 熱放射では電磁波の形で熱が伝わる。

5: ヒトも熱放射の形で体温にみあった遠赤外線を出している。

ME2第31回午前:第5問

体温およびその調節について正しいのはどれか。

1: 直腸温は腋窩温より0.5℃程度低い。

2: 体温は日内変動により正午頃最低となる。

3: 寒冷時にはふるえにより産熱が増加する。

4: 四肢を広げると輻射による放熱は減少する。

5: 体温調節の主たる中枢は小脳に存在する。

国試第22回午後:第29問

血液ガス分析用電極で誤っているのはどれか。

1: pH測定ではガラス膜内外間の電位差を計測する。

2: PO2測定では電極間に直流電圧を印加して電流を計測する。

3: PCO2測定ではCO2のテフロン膜透過性を利用して計測する。

4: 経皮的血液ガス分圧の測定では皮膚を加温する。

5: ISFETはゲート上のイオン感応膜を透過したイオン電流を計測する。

ME2第34回午後:第27問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1: センサ付近の加温は体温以下にする。

2: センサの加温は装着後に行う。

3: センサの装着は血流のよい部位とする。

4: 長期間の測定ではセンサ装着部位を変更しない。

5: 低心拍出量患者での測定が可能である。

ME2第28回午後:第34問

熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。

1: 末梢静脈よりカテーテルを挿入する。

2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。

3: 注入するブドウ糖液は通常0℃に冷却する。

4: カテーテルの種類が異なる場合はカテーテル係数を設定しなおす。

5: 初回測定時には大きな誤差を生じやすい。

国試第24回午前:第31問

サーモグラフィで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 温度分解能は1°C程度である。

2: ボイル・シャルルの法則を利用している。

3: 体表からの放射赤外線を計測している。

4: 1フレームの計測時間はおよそ30秒である。

5: センサにはシリコンフォトダイオードが用いられる。

ME2第37回午前:第15問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 体温は口腔温が最も高い。

2: 皮膚温は通常男性よりも女性のほうが低い。

3: 体温は皮膚血流量が増加すると抵下する。

4: 肝臓の熱産生量は心臓よりも大きい。

5: 体温は通常早朝が最も低い。

国試第27回午後:第86問

誤っているのはどれか。

1: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。

3: 脂肪組織の熱伝導度は水の値よりも小さい。

4: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。

5: 身体の外部環境温度が低くなると代謝量が増加する。

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1: 動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。

2: 中心静脈圧は循環血液量を反映する。

3: 直腸温は深部体温を反映する。

4: 尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。

5: 血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1: 熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。

2: 色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。

3: フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。

4: 超音波断層法では心房の容積から計算する。

5: 血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第19回午前:第51問

正しいのはどれか(生体計測装置学)

a: 繰り返し測定して平均値を求めると偶然誤差は減少する。

b: 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。

c: 計測器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。

d: 計測器の校正法の誤りによって過失誤差が生じる。

e: 量子力学現象によって量子化誤差が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第41問

生体計測に用いられるセンサと物理量の変換関係で誤っているのはどれか。

1: ホール素子:磁 場→電 圧

2: ピエゾ素子:力→電気抵抗

3: サーミスタ:温 度→電気抵抗

4: CdS素子:光→電気抵抗

5: 熱電対:温 度→電 圧

国試第26回午前:第31問

トランジットタイム型超音波血流計の特徴で誤っているのはどれか。

a: 計測前にゼロ点補正が必要である。

b: 複数チャネルの同時計測が可能である。

c: ポリ塩化ビニル製体外循環回路で計測できる。

d: 外径 1mm 程度の動脈で計測できる。

e: 電磁血液計よりも電磁的干渉を受けやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第28問

腋窩温を正しく測定するには、体温計を一定時間以上腋窩(脇下)にしっかり挟んでおくことが必須の条件である。この条件の根拠となる腋窩を閉じてから平衡温に達するまでの温度変化を示すカーブはどれか。

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1: 1

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国試第25回午前:第29問

正しいのはどれか。

a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。

b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。

c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。

d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。

e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第9問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 安静仰臥位で睡眠中のエネルギー消費量を基礎代謝量と呼ぶ。

2: 寒冷時には震えにより産熱が増加する。

3: 体温調節の主たる中枢は視床下部に存在する。

4: 腋窩温より直腸温のほうが高い。

5: 体温は日内変動により午前2時から午前4時頃最低となる。

国試第12回午前:第64問

放射型鼓膜体温計の測定原理と関係のあるのはどれか。

1: 気体定数

2: 膨張率

3: 音響インピーダンス

4: 比熱

5: ステファン‐ボルツマン定数

ME2第30回午前:第4問

体温について正しいのはどれか。

1: 腋窩温は直腸温より高い。

2: 体温の調節中枢は視床下部にある。

3: 発汗により熱産生が増加し体温は上昇する。

4: 体温は午前2時から午前4時頃が最も高い。

5: 安静時の熱産生の約80%は骨格筋による。