第23回国試午前34問の類似問題

ME2第34回午前:第55問

電気メスのモノポーラ型メス先電極について正しいのはどれか。

1: 温度検知機能がある。

2: 非通電時でも皮膚切開ができる。

3: メス先よりアーク放電が生じる。

4: バースト波出力を用いることができない。

5: メス先の炭化物は接触インピーダンスを小さくする。

国試第14回午前:第69問

電気メスの出力について正しいのはどれか。

1: 出力波形の基本周波数は20~30kHzである。

2: 凝固では、連続的な正弦波を用いる。

3: 無負荷時の出力電圧の最高値は1000V以上である。

4: スプレー凝固で用いる出力電圧の最高値は切開より低い。

5: 出力の校正は5kΩの負荷抵抗(無誘導)で行う。

国試第16回午前:第78問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。

a: ディスポーザブル対極板を回収して保管した。

b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。

c: 覚醒した患者に断って熱傷部位の写真を撮った。

d: 原因究明が済むまで患者を長時間手術室にとどめた。

e: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第80問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: ディスポーザブル対極板を回収しで保管した。

b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。

c: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。

d: 原因究明が終るまで患者を手術室にとどめた。

e: 患者の許可を得て熱傷部位の写真を撮った。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: スプレー凝固にはバースト波が用いられる。

b: ゲルパッド型対極板は静電結合である。

c: バイポーラ電極はニードル型である。

d: 対極板は広く均一に装着する必要がある。

e: 混合モードではクレストファクタが大きいほど凝固作用は強い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。

b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。

c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。

d: 手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。

e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第26問

電気メスの安全使用について正しいのはどれか。

1: アクティブ電極は使用時以外は専用ホルダに入れる。

2: 対極板コードは余分な部分を巻き束ねて使用する。

3: ディスポーザブル対極板の装着位置は仙骨部が第一選択である。

4: 通電を知らせるブザーの音量は手術の妨げにならないよう小さくしておく。

5: 手術中に凝固能が下がった場合、出力をあげる。

国試第1回午後:第65問

フローティング型の電気メスについて正しいのはどれか。

a: 高周波分流の対策を目的としている。

b: 装置本体のアースをとる必要がある。

c: 対極板を用いる必要がない。

d: 停電時でも使用できる。

e: 電気メスの切れ味はやや低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第34問

電気メスの対極板の電極部分が2つに分かれている理由はどれか。

1: .高周波分流をモニタする。 

2: 対極板の接触不良をモニタする。 

3: 患者回路の連続性をモニタする。 

4: 対極板コードの断線をモニタする。 

5: 対極板コードコネクタの接続不良をモニタする。 

国試第10回午前:第69問

フローティング型の電気メスについて正しいのはどれか。

a: 高周波分流の対策を目的としている。

b: 装置本体のアースをとる必要がある。

c: 対極板を用いる必要がない。

d: 心電図に雑音が入らない。

e: 他の電気メスに比べて切開能が低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第4回午前:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。

b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。

c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。

d: 電流が流れても行動の自由は失われない。

e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第50問

電流刺激に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1: 体表面に電流が流れることによる電撃をミクロショックという。

2: 心臓に直接0.1μAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。

3: 流れる電流の電流密度が小さくなると熱傷の危険が生じる。

4: 周波数500kHzにおける最小感知電流は約2μAである。

5: 直流電流では電解質の電気分解により組織が損傷する危険がある。

ME2第31回午前:第57問

電気メスの特徴に当てはまらないのはどれか。

1: 連続波周波数:2450MHz

2: 最大切開出力:400W

3: 最大凝固出力:200W

4: 対極板面積:150cm2

5: 標準負荷抵抗:500Ω

国試第1回午後:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。

b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。

c: 凝固にはバースト波が用いられる。

d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。

e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第77問

誤っているのはどれか。

a: ビリビリと感じ始める電流値を最小感知電流という。

b: 人体への電撃の作用機序は電流によって発生する熱による組織破壊である。

c: 商用交流電流が危険なのは人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。

d: 電気メスで心室細動が起こらないのは高周波電流を使用しているからである。

e: 右房圧のモニタリングではミクロショックの危険がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第44問

電気メスの出力測定を行うため、負荷として500Ωの無誘導抵抗器と熱電形高周波電流計を直列に接続した。高周波電流計の指示値が500mAであった。出力は何Wか。

1: 75

2: 100

3: 125

4: 150

5: 250

ME2第29回午後:第45問

電気メスの切開出力を最高値にセットして、500Ωの負荷抵抗に高周波電流計を直列に接続して測定したところ、700mAであった。チェックリストには出力は何Wと書けばよいか。

1: 35

2: 150

3: 245

4: 350

5: 714

国試第3回午後:第86問

誤っているのはどれか。

a: 人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。

b: 人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。

c: 商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。

d: 電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。

e: His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e