第22回国試午前36問の類似問題

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は1~10MHzである。

2: 磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。

3: 電歪型振動子は強制冷却を必要とする。

4: 血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。

5: 破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第18回午前:第75問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。

b: 電気メスより切開速度が速い。

c: 使用周波数は1~10MHzである。

d: 肝腫瘍の摘出に使用する。

e: 使用時には滅菌した生理食塩液が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第58問

超音波吸引器で正しいのはどれか。

a: 超音波トランスデューサでプローブ先端を振動させる。

b: 超音波によってプローブ先端を加熱し、組織を凝固する。

c: 微小血管だけでなく太い血管も凝固する。

d: 肝切除術によく使用される。

e: 乳化した組織を吸引する機能をもつ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第72問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 周波数が20~30MHzの超音波が用いられる。

b: 先端チップを1~3μmの振幅で振動させ、組織を破砕する。

c: 破砕組織を生理食塩液とともに吸引する。

d: 電気メスより切開速度が遅い。

e: 皮膚の切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第75問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形ではニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用している。

2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。

3: 乳化・細分化された組織は吸引除去される。

4: 微小血管は熱凝固され、太い血管は浮き出て残る。

5: 肝腫瘍手術に用いられる。

国試第1回午後:第59問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1: ニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用したトランスデューサなどを用いている。

2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。

3: 本装置の使用によって乳化・細分化された組織は、吸引除去される。

4: 微小血管は熱凝固でき、太い血管は浮き出て残る。

5: 肝腫瘍手術に用いられる。

国試第12回午前:第73問

超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。

1: 振動数は20~30kHzである。

2: ニッケル製トランスデューサは磁歪素子である。

3: メス先の最大ストロークは300μmである。

4: 術中の灌流液には蒸留水を用いる。

5: 血管を残すことができる。

ME2第30回午前:第51問

超音波吸引装置について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形素子にはニッケルが用いられる。

2: プローブ本体は蒸留水で冷卻する。

3: メス先振動の振幅は100~300μmである。

4: メス先の振動数は200~300kHzである。

5: 乳化・細分化された組織を吸引除去する。

国試第20回午前:第65問

装置と問題点との組合せで誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 超音波凝固切開装置 キャビテーション

2: 電気メス 電磁障害

3: 人工呼吸器 圧損傷

4: 心臓ペースメーカ 熱 傷

5: 高気圧治療装置 減圧症

国試第25回午後:第36問

網膜光凝固装置で正しいのはどれか。

a: 近赤外レーザ光を用いて病変部位を熱凝固させる。

b: 使用するレーザ出力は10~100Wである。

c: 1回の照射時間は0.2~1.0秒である。

d: 眼底鏡と組み合わせて使用する。

e: 網膜細動脈瘤の治療に適用できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午前:第51問

超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。

1: 電歪素子にPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が用いられる。

2: プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。

3: 使用周波数は24~35kHz程度である。

4: プローブ先端の振動振幅は100~300μmである。

5: 術野洗浄用に蒸留水が用いられる。

国試第29回午後:第37問

超音波吸引手術装置で正しいのはどれか。

1: 先端は1?3mmの振幅で振動する。

2: 対極板が必要である。

3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。

4: 電気メスよりも強い凝固能力を有する。

5: 骨切開に有効である。

ME2第33回午前:第49問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。

1: PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)に機械的振動を加え超音波を発生させる。

2: プローブ先端チップの発熱により組織を凝固する。

3: 使用周波数は2450MHz程度である。

4: プローブ先端の振動振幅は1~3mmである。

5: ハンドピースの冷却水として蒸留水が用いられる。

国試第9回午前:第73問

超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。

a: 超音波エネルギーで組織を乳化する。

b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。

c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。

d: 主に肝臓の手術に使用される。

e: 除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第65問

超音波治療器について誤っているのはどれか。

1: 機械的振動を応用した治療器である。

2: 1MHz程度の振動数が用いられることが多い。

3: 水晶またはセラミック振動子が用いられることが多い。

4: 温熱効果よりも麻痺作用を狙ったものが多い。

5: 回復不能の障害を生じる超音波のエネルギー密度は約0.1W/cm2である。

ME2第36回午前:第43問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 音響レンズで超音波を集束できる。

2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。

3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。

4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。

5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。

国試第14回午前:第74問

内視鏡的結石破砕装置について正しいのはどれか。

1: 電気水圧衝撃波方式では生体内に挿入したプローブ先端で放電を起こす。

2: 電気水圧衝撃波方式では電気エネルギーから衝撃波への変換効率が80%以上ある。

3: 超音波方式では1MHz以上の超音波が使用される。

4: 超音波方式では超音波発振時に吸引を停止する。

5: レーザ方式ではCO2レーザが使用される。

ME2第30回午後:第20問

炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 主に凝固用として使う。

2: 多関節ミラーで導光する。

3: 波長は10.6μmである。

4: 組織深部には到達しない。

5: 出力光はガラスに吸収される。

国試第8回午前:第75問

超音波破砕吸引器について正しいのはどれか。

a: 利用される超音波の周波数は25kHz程度である。

b: プローブ先端の振動振幅は100~300μm程度である。

c: 太い血管だけが選択的に凝固される。

d: 肺切除の手術に利用される。

e: プローブ先端の振動によって除去したい組織を乳化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第37問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。 

1: 先端は5~10mmの振幅で振動する。 

2: 25kHz前後の振動を用いる。 

3: 対極板が必要である。 

4: 生理食塩液は不要である。 

5: 骨切開に有用である。