第21回国試午後48問の類似問題

国試第26回午後:第69問

人工心肺装置について誤っている組合せはどれか。

a: 冠灌流回路 --------------------- 心内圧の低減

b: 血液濃縮器 --------------------- 余剰水分の排出

c: 動脈フィルター ------------------ 微小気泡の除去

d: 血液吸引回路 ------------------ 術野内の血液回収

e: ベント回路 --------------------- 心筋保護液の注入

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第68問

人工心肺装置について誤っている組合せはどれか。

a: 冠灌流回路 ------------- 心内圧の減少

b: 血液濃縮器 ------------- 余剰水分の排出

c: 動脈フィルタ ------------ 微小気泡の除去

d: 血液吸引回路 ----------- 心腔内出血の回収

e: ベント回路 -------------- 心筋保護液の注入

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第69問

人工心肺中の限外濾過による血液濃縮器について正しいのはどれか。

a: 内部灌流型の装置である。

b: メインの送脱血回路に直列に組み込む。

c: 疎水性の多孔質中空糸膜を用いる。

d: 透析液を必要とする。

e: 排出液の Na、K 濃度は細胞外液型である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第7問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。

2: 血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。

3: 血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。

4: 血液回路は塩化ビニル製である。

5: 心筋保護液は体外循環開始前に投与する。

国試第28回午前:第70問

人工心肺装置について誤っている組合せはどれか。

a: ベント回路 ----------------- 心内圧減圧

b: 冠灌流回路 ----------------- 心筋保護液注入

c: 遠心ポンプ ----------------- 心腔内出血回収

d: 血液濃縮器 ----------------- 余剰赤血球掠去

e: 動脈フィルタ --------------- 微小気泡・栓子除去

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第56問

人工心肺の構成要素とその目的で誤っているのはどれか。

1: 動脈フィルタ -- 気泡の除去

2: 熱交換器 -- 血液温度の調節

3: 血液濃縮器 -- 余剰水分の排出

4: 遠心ポンプ -- 血液成分の分離

5: 貯血槽 -- 循環血液量の調節

国試第33回午前:第70問

人工心肺装置の目的と構成機器との組合せで正しいのはどれか。

a: 出血の回収            血液吸引ポンプ

b: 静脈血の酸素加          人工肺

c: 肺循環の維持           血液ポンプ

d: 余剰水分の排出          ベントポンプ

e: 貯血槽内の微小気泡除去      動脈フィルタ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第47問

人工心肺使用中の状態として適切でないのはどれか。

a: 血液流量4L/分でリザーバ液面レベルは500mlになっている。

b: 灌流血圧は70mmHgになっている。

c: 回路内圧は400mmHgになっている。

d: 加温装置で復温時の循環水温度は45°Cである。

e: 開心操作中は心電図がフラットになっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

国試第13回午後:第51問

人工心肺の使用で誤っているのはどれか。

1: ローラポンプの流量はローラの回転数から求められる。

2: 適正送血量は成人で1.1~1.3L/分/m2である。

3: 送血圧は50mmHg以上に設定する。

4: 送血温は人工心肺流出口で測定する。

5: 直腸温は食道温に比べて変化が遅い。

国試第36回午後:第71問

成人の人工心肺を用いた体外循環の操作条件で適切でないのはどれか。

1: .SVO275% 

2: 灌流量70mL/分/kg 

3: 灌流圧(平均大動脈圧)60mmHg 

4: 中心静脈圧20mmHg 

5: ヘマトクリット20% 

ME2第31回午後:第11問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: 静脈から脱血し、酸素加した血液を動脈に送る。

2: 現在の人工肺の主流は気泡型人工肺である。

3: 血液ポンプにはローラポンプと遠心ポンプがある。

4: 出血を回収する吸引回路がある。

5: 代謝を下げるために低体温にすることがある。

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: ローラポンプは圧閉度を調整する。

2: 体外循環開始前にプロタミンを投与する。

3: 送血カニューレは大動脈に挿入する。

4: 体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。

5: 大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1: チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。

2: 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。

3: 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。

4: 無輸血手術は成人例より容易である。

5: 目標灌流圧は成人例より高く設定する。

ME2第38回午後:第22問

人工心肺用遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: ポンプヘッドの外周側から血液を流入させる。

2: 流量計は不要である。

3: ベントポンプとして使用できる。

4: ポンプ出口を閉鎖してからポンプを停止させる。

5: 気泡を取り除くために回転体の軸周辺を強く叩く。

国試第34回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の溶血について正しいのはどれか。

1: 膜型肺より気泡型肺の方が溶血は少ない。

2: 遠心ポンプよりローラポンプの方が溶血は少ない。

3: 高度溶血例ではヘパリンを追加する。

4: 細い送血カニューレを用いると溶血は少なくなる。

5: 血中カリウム濃度が上昇した場合、高度溶血を疑う。

国試第25回午後:第70問

人工心肺装置に用いる遠心ポンプで正しいのはどれか。

a: 吸引回路用のポンプに適する。

b: チューブ圧閉度の調節が必要である。

c: 低回転時には逆流が生じることがある。

d: 血液損傷はローラポンプよりも軽度である。

e: 回転数が同じでも流量は後負荷によって変化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。

b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。

c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。

d: 心停止液にはCa2+を用いる。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第54問

人工心肺装置を用いる体外循環中の空気塞栓の原因について誤っているのはどれか。

1: 左心ベンド挿入部から心内への空気吸引

2: 脱血回路からの空気流入

3: 膜型肺における血漿漏出

4: 貯血槽内の血液レベル低下

5: 左心ベントポンプの逆回転

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e