第2回国試午後87問の類似問題

国試第15回午前:第86問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 患者に直接装着する機器のみを点検の対象とする。

b: 納入後、ベンチテストによる工学的評価を行う。

c: 保守点検作業の結果はチェックリストに記録し保管する。

d: 故障頻度はMTBFによる時系列的管理が重要である。

e: 機器の廃棄は安全管理業務に含まれない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全には、その専門家である臨床工学技士のみが従事できる。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つの点検で十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として漏れ電流の測定をすればよい。

d: 機器が納入される再は、マニュアルにしたがって受け入れ試験を実施する。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全管理には、その専門家である臨床工学技士のみが従事すべきである。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つで十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として洩れ電流の測定をすればよい。

d: 機器の購入の際、市販品に適当なものがなければ、設計し、特別注文してもよい。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第80問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 保守点検作業にはチェックリストが有用である。

b: 機器の購入評価には臨床工学技士も加わるべきである。

c: 機器の故障が発見されれば修理は製造業者に依頼してもよい。

d: 機器の受け入れに必要な工学的評価に関するテストをバビンスキーテストという。

e: 機器の管理は、機器の購入、受け入れテスト、教育・訓練、保守点検、修理までの段階を考えればよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第84問

ME機器の保守管理者の一員としての臨床工学技士が行うことで誤っているのはどれか。

1: 正しく、かつ安全に使用されるよう機器を管理する。

2: 患者、操作者・介助者および環境の安全を確保するよう配慮する。

3: 停電等の緊急事態発生時の対処について訓練を受ける。

4: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰しない機器は廃棄すべきであることを提言する。

5: 医療ガスの安全に関しては専門業者に任せる。

国試第14回午前:第86問

医用機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 受入れ試験では臨床的評価は必要としない。

b: 機器管理の一つとして点検記録の整理がある。

c: 機器の定期点検にはチェックリストを用意する。

d: 機器の使用に際して緊急事態処理の訓練・教育も必要である。

e: 機器の廃棄の決定にMTBFによる評価は適切でない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第86問

医用機器の保守管理を行う際、誤っているのはどれか。

1: 選定段階で機器の試用テストを行い操作性を確認する。

2: 納品段階で簡単な受け入れ試験を行い性能を確認する。

3: リード線が断線した場合は院内で予備のリード線と交換する。

4: チェッカを用いて機器の安全性を点検する

5: 性能向上のため機器を改造する。

国試第2回午後:第77問

ME機器の保守点検について正しいのはどれか。

a: 定期点検の主な点検項目として、電気的な安全性試験、電気的特性試験、機械的特性試験などがある。

b: 始業点検と故障点検のことを日常点検という。

c: 始業点検の目的として最も重要なものは、機器故障の原因究明である。

d: 保守点検におけるチェックリストは定期点検時のみ必要である。

e: 機器を廃棄処分にするかどうかの判定は、ベンチテストや臨床的評価による性能評価結果と安全性評価結果に基づいて行わなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第79問

ME機器に由来する事故の安全対策について適切でないのはどれか。

1: レーザーメスの使用にあたり、立ち会う者も防護眼鏡を掛けるようにする。

2: 生命維持装置には非常電源設備が必須である。

3: 多数の機器の使用時に個々の機器ごとの安全性を保てば全体の安全性を確保できる。

4: 電気メスの使用の際、分流対策を実施する。

5: 高圧酸素室で使用する機器としては防爆設計を施したものを用いる。

国試第13回午前:第87問

ME機器の安全管理について誤っているのはどれか。

1: 機器の更新には故障発生の記録が重要な資料となる。

2: 機器の安全使用の一環として緊急時の対応策が重要である。

3: ベンチテストとは機器の臨床評価を意味する。

4: バスタブカーブの偶発故障期間は日常の点検によって延長する。

5: チェックリストを用いると的確な点検ができる。

国試第2回午後:第86問

除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 洩れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第87問

電気メス使用時に熱傷事故が起こり点検の依頼があった。安全管理を担当するものがまず行うべき処置はどれか。

a: 対極板の種類、サイズ、装着方法などを調べる。

b: 漏れ電流を測定する。

c: 対極板のコードを交換する。

d: 製造業者に連絡する。

e: 同時に使用いていたME機器を点検する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第85問

取扱説明書に記載されないのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 機器の理解に必要な原理

2: 据え付けの実際

3: 使用前の準備

4: 定期的に実施すべき点検

5: 内部故障の修理方法

国試第29回午後:第39問

ME 機器の分類について正しいのはどれか。

a: クラスIのME 機器の追加保護手段は保護接地である。

b: B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されていない。

c: 内部電源ME 機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

d: CF 形装着部は接地されている。

e: クラスIIのME 機器は在宅使用に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第52問

ME機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

1: クラスⅠのME機器の追加保護手段として保護接地が必要である。

2: クラスⅠのME機器には接地形2極コンセントが必要である。

3: クラスⅡのME機器には使用上の設備による制限はない。

4: クラスⅡのME機器の追加保護手段は強化絶縁である。

5: 内部電源ME機器の保護手段は基礎絶縁である。

国試第1回午後:第76問

医用機器使用上の安全問題について誤っているのはどれか。

a: 電気的安全についてだけを考慮すればよい。

b: 電気による事故として電撃以外に過大エネルギーによる熱傷なども生じる。

c: 生命維持管理装置の使用に当たっては非常電源設備とその稼動体制が必要である。

d: 機器の信頼性低下などによる間接的な事故要因にも注意する。

e: 機器を多数使用する場合でも個々の機器の安全性や信頼性に注意すれば全体としての安全を保つことができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第78問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 機器購入の際には、診療の立場から性能、安全性を考慮して機種を決定すべきで、経済性は無視してよい。

b: 機器の購入段階における仕様の決定は臨床工学技士のみで行う。

c: 機器は始業点検、終業点検だけでなく、定期的な点検も必要である。

d: 機器の始業点検で最も重要なのは、接地と校正の確認である。

e: 機器が故障した際には、直ちに点検と修理を製造業者に依頼する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第75問

医療の現場で注意すべき安全問題について誤っているのはどれか。

1: 電気的安全問題の中には情報のひずみや他の機器への干渉が含まれる。

2: 複数機器の同時使用時には機器単体使用時に比べて安全性は低下する。

3: 過大エネルギー投与に折る熱傷の防止には適切な出力選択が必要である。

4: 火花を伴う機器には取扱上の制限が必要である。

5: 機械的安全問題の中には]機器の腐食や爆発が含まれる。

国試第1回午後:第87問

定期点検について誤っているのはどれか。

a: 計画的に行う。

b: 医用機器の性能について点検する。

c: 医用機器の安全性について点検する。

d: チェックリストは不要である。

e: 機器の故障の原因究明のために行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第88問

ME機器のライフサイクルについて誤っている組み合わせはどれか。

1: 購入評価 ---------- 性能評価

2: 受け入れ試験 ------ 臨床的評価

3: 教育・訓練 --------- ベンチテスト

4: 保守点検 ---------- チェックリスト

5: 廃棄 -------------- 安全性評価