気管支喘息について誤っているのはどれか。(呼吸器学)
1: 気道に慢性の炎症が存在する。
2: 気道過敏性が存在する。
3: 抗原としてハウスダストが多い。
4: 血清中IgEが増加する。
5: 1秒率が増加する。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)で増加する指標はどれか。(臨床医学総論)
a: 1秒率
b: 努力性肺活量
c: 残気量
d: 気道抵抗
e: 最大換気量
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
慢性肺気腫にみられるのはどれか。
a: ビア樽状胸
b: 肉芽種
c: 大量の喀痰
d: 蜂窩肺
e: 口すぼめ呼吸
肺気腫について正しいのはどれか。
a: 病因として喫煙が最も重要である。
b: 60歳以上の女性に多い。
c: 発症時から膿性痰の喀出をみるのが特徴である。
d: 病変が進行するとビア樽状胸となる。
e: 患者はしばしば口すぼめ呼吸をする。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
気管支喘息で誤っているのはどれか。
1: 気道の慢性炎症性疾患である。
2: ハウスダストが抗原となる。
3: 末梢血中の好酸球が減少する。
4: アセチルコリンの吸入試験で過敏性を示す。
5: 気管支痙攣の治療にβ受容体刺激薬を用いる。
閉塞性換気障害の判定基準はどれか。
1: %肺活量80%未満
2: %肺活量70%未満
3: 1秒率90%未満
4: 1秒率80%未満
5: 1秒率70%未満
肺機能検査で誤っているのはどれか。
1: %肺活量60%は正常範囲内である。
2: 肺気腫では残気率が上昇する。
3: 拘束性肺疾患では%肺活量が低下する。
4: 機能的残気量は予備呼気量と残気量との和である。
5: 1秒率80%は正常範囲内である。
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)について正しいのはどれか。(呼吸器学)
a: 肺毛細血管内皮細胞の障害
b: PaO2/FiO2の上昇
c: 肺動肺楔入圧の上昇
d: 肺コンプライアンスの減少
e: 胸部エックス線写真上で両側びまん性陰影
呼吸筋麻痺が理由で人工呼吸療法の適応となる疾患はどれか。(呼吸器学)
a: アルツハイマー病
b: ギラン・バレー症候群
c: 重症筋無力症
d: 筋萎縮性側索硬化症
e: パーキンソン病
喫煙が発症の重要因子になっているのはどれか。
a: カリニ肺炎
b: 気管支喘息
c: 慢性気管支炎
d: 肺気腫
e: 原発性肺癌
意識障害者に起こる嚥下性肺炎の原因として多いのはどれか。
1: マイコプラズマ
2: ニューモシスチスカリニ
3: ウイルス
4: 結核菌
5: 嫌気性菌
誤っている組合せはどれか。
1: 気管支拡張症 ―――― 喀痰量の増加
2: 気管支喘息 ――――― 呼気延長
3: 慢性肺気腫 ――――― 胸部エックス線の透過性亢進
4: 肺結核 ――――――― 喀血
5: 肺線維症 ―――――― 肺胞の過膨張
気管内吸引の合併症でないのはどれか。
1: 無呼吸
2: 無気肺
3: 低酸素血症
4: 気管支収縮
5: 頭蓋内圧低下
喫煙が発症の重要因子と考えられるのはどれか。
a: ニューモシスチス肺炎
誤っているのはどれか。
1: フグ中毒の救命率は人工呼吸器による呼吸管理によって向上する。
2: 破傷風菌の毒素は主に筋肉系をおかす。
3: 筋萎縮性側索硬化症では運動神経系の障害を起こす。
4: 進行性筋ジストロフィーでは換気機能が障害される。
5: 慢性気管支炎は病因の面で喫煙との関係が深い。
喫煙の関与している疾患はどれか。
a: 肺癌
b: 狭心症
c: 甲状腺腫
d: 悪性リンパ腫
e: 閉塞性動脈硬化症
通常、気管支喘息のときに認められるのはどれか。
a: 呼吸困難
b: 不連続性ラ音
c: 黄色の喀痰
d: 白血球増多
e: 喘鳴
真菌の感染によって起こる呼吸器疾患はどれか。
1: マイコプラズマ肺炎
2: 肺アスペルギルス症
3: クラミジア肺炎
4: インフルエンザ肺炎
5: 非結核性抗酸菌症
肺結核の発症と関係するのはどれか。
a: 感染性喘息
b: 副腎皮質ステロイド使用
c: 糖尿病
d: 免疫不全
e: 気管支嚢胞
意識障害者などにみられる嚥下性肺炎の原因として多いのはどれか。
1: ニューモシスティス・カリニ
2: トリコモナス
3: マイコプラズマ
4: 嫌気性菌
5: クラミジア
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