正しいのはどれか。
a: 超音波は音としての性質を持たない。
b: 超音波は真空中も伝わる。
c: 振動数2MHzの音は超音波である。
d: 超音波は周波数が高いほど指向性が鋭い。
e: 生体組織中では超音波の速度は周波数に比例する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体表面で最も吸収されやすい電磁波の周波数はどれか。(生体物性材料工学)
1: 20Hz
2: 2 kHz
3: 200 kHz
4: 20MHz
5: 2 GHz
超音波について正しいのはどれか。
a: 振動数16kHz以上20kHz以下の音をいう。
b: 振動数の低い超音波は鋭い指向性を示す。
c: 超音波は液体、個体および気体中を伝搬する。
d: 超音波の波長は振動数と音速で定まる。
e: 超音波は、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど生体内到達深度が浅い。
e: 音波のエネルギーは周波数の二乗に比例する。
生体組織の音響特性インピーダンスが、脂肪組織で1.35×106 kg/(m2・s)、筋組織で1.65×106 kg/(m2・s)とすると、脂肪組織と筋組織との境界面での超音波の反射率(音波の振幅比:%)はどれか。
1: 10
2: 15
3: 20
4: 25
5: 30
生体組織中に照射された超音波について正しいのはどれか。
1: 周波数が低くなるほど組織中で指向性が高くなる。
2: 周波数が高くなるほど組織中での減衰が増加する。
3: 軟組織では空中での速度の10倍を超える速度になる。
4: 骨の中を通り抜けるときは速度が遅くなる。
5: 肺は音響インピーダンスが大きな組織である。
a: 生体の電気特性の測定によって循環や呼吸に関する情報が得られる。
b: 生体インピーダンス測定は無侵襲的患者監視に適する。
c: 電気による測定から、逆推定によって容易に生体電気特性の絶対値が得られる。
d: 脂肪層の導電率は筋肉層の導電率より大きい。
e: 生体内の電磁波の波長は自由空間での波長と異なる。
超音波について正しいのはどれか。(機械工学)
a: 振動が20kHz以上の音波である。
b: 速度は波長と周期の積で表される。
c: 波長が長いほど直進性がよい。
d: 周波数が低くなると減衰が大きくなる。
e: 伝達距離に対して指数関数的に減衰する。
音波について正しいのはどれか。
a: 生体組織中の音速は約330m/sである。
b: 音の強さは振動数で決まる。
c: 液体中では横波である。
d: 空気中では疎密波である。
e: 媒質の密度によって速度が変わる。
生体組織の受動的電気特性について正しいのはどれか。
a: 導電率は周波数とともに増加する。
b: a 分散は水分子の緩和現象に起因する。
c: 皮下脂肪の導電率は筋組織よりも高い。
d: 骨格筋は異方性を示す。
e: インピーダンスは非線形性を示す。
生体の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: 低周波では誘電率が非常に大きい。
2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。
3: α分散は約20GHzで観察される。
4: β分散は構造分散ともよばれる。
5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。
超音波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。
2: 超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。
3: 生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。
4: 筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。
5: 筋肉での音速は水と同程度である。
a: 超音波とは周波数が20kHz以下の音のことである。
b: 超音波は特殊なため波動としての一般的性質は持たない。
c: 超音波は吸収、反射、散乱されながら生体中を伝搬する。
d: 超音波は周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 超音波によるキャビテーションは空気中で生じる。
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