第19回国試午前78問の類似問題

国試第5回午後:第68問

レーザ光について誤っているのはどれか。

1: 白色である。

2: 指向性がよい。

3: 時間的、空間的な可干渉性(コヒーレンス)がよい。

4: 収束性がよい。

5: 単色性である。

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第87問

生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。

1: 水は赤外光をよく吸収する。

2: 皮膚の光透過は血流量に依存する。

3: 血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい。

4: 細胞のDNAはUVcで損傷を受ける。

5: メラニンは紫外線をよく吸収する。

国試第27回午前:第38問

レーザ治療装置について正しいのはどれか。

a: ArFエキシマレーザは視力矯正に使用される。

b: CO2レーザは網膜剥離に使用される。

c: Er:YAGレーザはあざ治療に使用される。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡下で組織の凝固に使用される。

e: Ho:YAGレーザは関節鏡視下手術に使用される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第88問

生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。

1: 可視光は皮膚での散乱が大きい。

2: 血液の光散乱は大きい。

3: UVAは真皮まで到達する。

4: 水の赤外光の吸収は小さい。

5: 眼球内の可視光の吸収は小さい。

ME2第33回午後:第17問

炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 光ファイバで導光する。

2: 凝固専用である。

3: 波長10.6μmの赤外光を使用する。

4: 組織深部に到達する。

5: 出力光はガラスを透過する。

国試第6回午後:第64問

レーザ手術における目の防護について正しいのはどれか。

a: 反射光でも目を阻害する危険がある。

b: CO2レーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。

c: Nd-YAGレーザには専用の防護眼鏡が必要である。

d: Arレーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。

e: 麻酔中の患者は閉眼しているので、患者の目の防護は必要ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第71問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

a: CO2レーザ光が眼に入ると角膜が損傷する。

b: Arレーザ光が眼に入ると網膜が損傷する。

c: Nd:YAGレーザ光は石英ファイバで伝送する。

d: レーザ光では70°Cで組織が切開される。

e: CO2レーザ光はNd:YAGレーザ光より生体組織の深部に効果を及ぼす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第70問

レーザについて正しい組合せはどれか。

1: Nd : YAGレーザ ― 網膜光凝固

2: Arレーザ ― 白内障手術

3: エキシマレーザ ― 脱毛処理

4: CO2レーザ ― 角膜切除術

5: 半導体レーザ ― 疼痛治療

国試第17回午前:第72問

CO2レーザについて誤っているのはどれか。

1: 生体組織の切開に使用する。

2: 湿ったガーゼは誤照射保護に有効である。

3: CO2レーザの保護メガネはArレーザに対しても使用できる。

4: CO2レーザの保護メガネをかけてもガイド光が見える。

5: 眼に対する傷害は角膜の変性である。

ME2第28回午前:第50問

治療用レーザについて誤っているのはどれか。

1: Arレーザはヘモグロビンの吸収を受けない。

2: Nd:YAGレーザの止血効果はタンパク質の熱変性による。

3: CO2レーザは急激な組織の温度上昇で組織を蒸散する。

4: レーザ光は波長が短いほど光量子エネルギーが大きい。

5: スポット径が小さいほど、組織の単位体積当たりに供給されるエネルギーは大きい。

ME2第38回午後:第16問

内視鏡について誤っているのはどれか。

1: 緑色の狭帯域光を用いると血管像を強調できる。

2: 電子内視鏡の先端部はアングルを変えることができる。

3: カプセル内視鏡では光源にLEDが使われる。

4: 電子内視鏡では撮像素子にCCDやCMOSセンサが使われる。

5: 電子内視鏡では受光用にイメージガイドファイバが使われる。

国試第10回午前:第74問

CO2レーザについて正しいのはどれか。

a: 生体組織の切開能が高い。

b: 眼球誤照射により最初に網膜の損傷を生じる。

c: 生体組織に含まれる蛋白質に吸収される。

d: Nd:YAGレーザより組織透過性が低い。

e: 誤照射から患者皮膚を守るため、水で湿らせたガーゼが有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第72問

CO2レーザ手術装置の運用について誤っているのはどれか。

1: 可視光レーザが照射部位を示す。

2: 光沢のある金属製手術器械を用いる。

3: 照射野で発生した煙は排除する。

4: 術者は保護眼鏡をかける。

5: 誤照射傷害を防止するため生理食塩液を含ませたガーゼを用いる。

ME2第30回午後:第20問

炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 主に凝固用として使う。

2: 多関節ミラーで導光する。

3: 波長は10.6μmである。

4: 組織深部には到達しない。

5: 出力光はガラスに吸収される。

国試第29回午前:第87問

生体の光特性について誤っているのはどれか。

1: UV C は表皮での散乱と吸収が大きい。

2: UV B は真皮まで到達する。

3: UV A は紫外線の中で最も細胞への致死的作用が強い。

4: メラニンは可視光よりも紫外線の吸収が大きい。

5: ヘモグロビンは赤外線よりも可視光の吸収が大きい。

国試第14回午前:第63問

吸光分析について正しいのはどれか。

a: 紫外・可視および近赤外領域の光を利用して分析する。

b: 可視光の検出には光電子増倍管が用いられる。

c: 紫外領域では光源としてタングステンランプが用いられる。

d: 光電比色計ではグレーティング・モノクロメータによって単色光波長を選択する。

e: ランバート・べール(Lambert-Beer)の法則によって溶液の濃度を算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第87問

生体の光特性について正しいのはどれか。 

a: メラニンは紫外光よりも可視光の吸収が大きい。 

b: 脂質はタンパク質に比べ紫外光の吸収が大きい。 

c: 水は可視光よりも赤外光の吸収が大きい。 

d: 核酸は可視光よりも紫外光の吸収が大きい。 

e: ヘモグロビンは赤外光よりも可視光の吸収が大きい。  

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第73問

Nd:YAGレーザについて誤っているのはどれか。

a: 眼に直接入射しても安全な波長である。

b: 組織内部での光散乱が小さい。

c: 凝固・止血能に優れている。

d: 石英光ファイバーで伝送できる。

e: 気体レーザである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第11問

炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 主に切開用として使用する。

2: 多関節ミラーで導光する。

3: 使用する赤外光の波長は10.6μmである。

4: 組織深部に到達する。

5: 出力光はガラスを透過しない。