末梢組織への酸素運搬を大きく改善する変化はどれか。(人工呼吸療法)
a: ヘモグロビン濃度が7g/dlから12g/dlになった。
b: 心拍出量が3.55L/分から5l/分になった。
c: P aO2が90mmHgから130mmHgになった。
d: P aCO2が30mmHgから40mmHgになった。
e: 動脈血ヘモグロビン酸素飽和度が75%から90%になった。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
術後の呼吸管理で正しいのはどれか。
a: 体位交換を行う。
b: 重症例では従量式人工呼吸器が望ましい。
c: 吸気中の湿度を高める方がよい。
d: 麻薬は禁忌である。
e: PaO2を300mHg以上に維持する。
吸着型酸素濃縮器で誤っているのはどれか。
1: 90%以上の酸素ガスを供給できる。
2: 酸素を選択的に吸着する。
3: 吸入時に加湿する。
4: 吸着剤にアルミノ珪酸塩を使用する。
5: 機器のそばでは防爆対策を行う。
内容積 3.5 L の酸素ボンベの圧力調整器が 10 MPa を示している。 5 L/minの流量で酸素を投与した場合の投与可能時間はおよそ何分か。
1: 35
2: 70
3: 175
4: 350
5: 500
医療用酸素の設備・取扱いについて正しいのはどれか。
1: 高圧ガス取締法ではボンベの色は灰色と規定されている。
2: ボンベの初期充填内圧は150kgf/cm2である。
3: 配管内圧は通常2気圧である。
4: 医療ガス配管設備のJISでの表示色は黒である。
5: ボンベ内の残量はボンベ重量から計算する。
機械的人工呼吸法について正しいのはどれか。
a: IPPV : しばしばエアロゾール療法と併用される。
b: CPAP : 自発呼吸の全サイクルに陽圧を負荷する。
c: CPPV : 機械的換気からの離脱過程で多用される。
d: IMV : 高度の酸素化障害の場合に応用される。
e: HFV : 通常の機械的換気より低圧で換気できる。
ハイフローシステムについて正しいのはどれか。
a: 加温加湿器は必要ない。
b: FIO2の上限は60%である。
c: 解剖学的死腔の二酸化炭素の洗い出し効果がある。
d: 装着しながら経口摂取を行うことができる。
e: 慢性閉塞性肺疾患では在宅で使用できる場合がある。
亜酸化窒素(笑気)ガスボンベについて誤っているのはどれか。
1: 圧力調整器は使用中に冷たくなる。
2: ボンベ内圧はその温度における蒸気圧を示す。
3: 残量はボンベの重量から求める。
4: ボンベの色は緑である。
5: 液化充填されている。
人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。
a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c: 血圧は50mmHg以下でよい。
d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。
e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ICUで医療ガス配管からの酸素供給が停止した。誤っている処置はどれか。(医用機器安全管理学)
a: ICUにある酸素のシャットオフバルブを閉じた。
b: 院内の人工呼吸器をICUに集めた。
c: 予備の酸素ボンベに切り換えた。
d: 院内の責任者に供給が停止していることを伝えた。
e: ICUの医療従事者に供給が停止していることを伝えた。
腹腔鏡治療において気腹用ガスとして用いられるのはどれか。
1: 二酸化炭素
2: 笑 気
3: 酸 素
4: 圧縮空気
5: ヘリウム
APRV(気道圧開放換気)で正しいのはどれか。
a: 全身麻酔でしばしば用いられる。
b: 筋弛緩薬を使用する。
c: 高圧相は低圧相よりも短くする。
d: 低圧相と高圧相の圧力の差によって換気量を補う。
e: 肺胞の虚脱を防ぐのに有用である。
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