生体磁気計測について正しいのはどれか。
a: 心臓から発生する磁界の強さは$10^{-11}$~$10^{-10}$T(テスラ)である。
b: 脳から発生する磁界の強さは$10^{-13}$T程度である。
c: 肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは$10^{-16}$~$10^{-15}$Tである。
d: ホール素子の磁気センシング感度は$10^{-20}$T程度である。
e: SQUDの磁気センシング感度は$10^{-14}$T程度である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。
b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。
c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。
d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。
e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
MRI診断装置について誤っているのはどれか。
1: X線CTよりも検査時間が長い。
2: 血管像を得るためには造影剤が必要である。
3: 骨や空気による画像への影響がない。
4: X線CTよりも体動に弱い。
5: 検査前に補聴器をはずす。
各種エネルギーの人体作用について誤っているのはどれか。
a: 1.5Tの超伝導磁石によるMRI検査で頭部に熱傷を起こす。
b: 40°Cの温熱で癌細胞が死滅する。
c: 15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。
d: 1GHz、0.5W/cm2の電磁波により皮膚で温度上昇が生じる。
e: 波長150nmの光線照射により深部組織に熱傷が生じる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ラジオアイソトープによる画像計測について誤っているのはどれか。
1: PETの空間分解能はX線CTと同程度である。
2: PETでは陽電子の対消滅によるγ線を検出する。
3: SPECTでは人体の3次元構造を画像化する。
4: 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。
5: 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。
MRIの特徴についてエックス線CTと比較したとき、誤っているのはどれか。
1: 軟部組織において高コントラストの明瞭な像が得られる。
2: 造影剤なしで血管撮影が可能である。
3: 化学シフトを調べることができる。
4: 撮像時間が短い。
5: 大きな作動音を発する。
X線CT撮影について誤っているのはどれか。
1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。
2: 造影剤を使用して血管を強調する。
3: 手術ナビゲーションに用いられる。
4: 患者が動くと像が不鮮明になる。
5: 放射線防護対策が必要である。
正しいのはどれか。
a: エックス線検査では人体を透過したエックス線を画像化する。
b: 超音波検査では体内から発生する音波をとらえる。
c: PETの検査では体外からγ線を照射する。
d: SPECTの検査では体内からのβ線をとらえる。
e: MRIの検査では人体に磁場を与える。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e