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第16回国試午後44問の類似問題

国試第5回午後:第31問

正しいのはどれか。

1:補助呼吸とは患者の呼吸を全くなくしてしまう人工呼吸法である。
2:PEEPでは通常、2~3cmH2Oの陽圧をかける。
3:PEEPは小児の人工呼吸に適している。
4:CPAPは調節呼吸に用いられる。
5:IMVは人工呼吸器からの離脱によく用いられる。

国試第2回午後:第32問

成人女性患者に対して人工呼吸器の装着を行う。初期設定条件として正しいのはどれか。

a:1回換気量を5Lとする。
b:吸気相と呼気相の時間比(I:E)を1:5とする。
c:換気回数を12回/分とする。
d:吸入酸素濃度を100%とする。
e:吸気終末陽圧(PEEP)を10cmH2Oとする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第29問

人工呼吸器が適切に使用されていることを示すのはどれか。

1:血圧上昇、発汗が見られる。
2:ファイティングを起こしている。
3:爪の色がピンクである。
4:動脈血酸素分圧110mmHg、同炭酸ガス分圧20mmHgである。
5:不安、不穏がみられる。

国試第31回午前:第66問

人工呼吸器関連肺炎(VAP)対策について正しいのはどれか。

a:体動防止のため過鎮静にする。
b:24時間ごとに口腔ケアを行う。
c:人工呼吸器回路を頻回に交換しない。
d:人工呼吸中の患者を仰臥位で管理しない。
e:人工呼吸器から離脱できるかどうかを48時間ごとに評価する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第66問

陽圧換気による人工呼吸器管理が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。

1:頭蓋内圧低下
2:血圧低下
3:静脈還流減少
4:腎臓機能低下
5:抗利尿ホルモン分泌増加

国試第33回午前:第64問

ハイフロー療法について正しいのはどれか。

a:吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。
b:最大 20 L/分の流量を供給できる。
c:吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。
d:解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。
e:PEEP 効果が期待できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第73問

人工肺のガス交換トラブル時の点検項目で誤っているのはどれか。

1:酸素供給ラインの接続状況
2:供給酸素流量
3:人工肺の破損の有無
4:ガス側への血漿漏出の有無
5:貯血槽の液面レベル

国試第25回午前:第64問

気管内吸引の合併症でないのはどれか。

1:無呼吸
2:無気肺
3:低酸素血症
4:気管支収縮
5:頭蓋内圧低下

国試第30回午後:第67問

慢性閉塞性肺疾患(COPD) の診断で通院中の患者(62歳、男性、体重50kg) が増悪して緊急入院となった。人工呼吸開始基準として誤っているのはどれか。

1:VT 100 mL
2:Vc 8mL
3:FEV 1.0 ( 1秒量 ) 400mL
4:Paco2 60 mmHg (FIo2 0.21において)
5:呼吸数42回/分

国試第32回午後:第66問

持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。

1:吸気呼気比は一定になる。
2:分時換気量は一定になる。
3:筋弛緩薬投与が必要になる。
4:気道内圧が一定になる。
5:高二酸化炭素血症が適応である。

ME2第39回午後:第37問

圧規定換気様式の強制換気中に肺のコンプライアンスが低下した。 変化として正しいのはどれか。

1:1回換気量は低下する。
2:換気回数は減少する。
3:吸気時間は延長する。
4:動脈血酸素分圧は上昇する。
5:最高気道内圧は低下する。

国試第29回午前:第66問

73 歳の男性。身長170 cm、体重65 kg。ARDS に対し1 回換気量:400 mL、呼吸数:20 回/分、PEEP:10 cmH2O、FIO2:1.0 にて人工呼吸を開始したところ、pH 7.38、PaCO2 40 mmHg、PaO2 280 mmHg であった。行うべき処置はどれか。

1:換気量を増やす。
2:呼吸数を増やす。
3:PEEP を上げる。
4:FIO2 を下げる。
5:そのまま様子をみる。

ME2第36回午後:第46問

麻酔器の点検で以下の結果を得た。対処しなければならないのはどれか。

1:酸素の流量が5L/minであった。
2:酸素の供給を遮断すると亜酸化窒素も遮断された。
3:酸素供給圧が他のガスより30kPa高かった。
4:二酸化炭素吸収剤が紫色であった。
5:呼吸回路内圧を上昇させたところAPL弁が作動した。

国試第13回午前:第19問

呼吸器疾患について誤っているのはどれか。

1:気管支喘息では気道抵抗が上昇する。
2:慢性気管支炎では1秒率が減少する。
3:肺気腫では残気率が減少する。
4:肺線維症では肺活量が減少する。
5:間質性肺炎では肺コンプライアンスが減少する。

国試第5回午後:第29問

従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a:換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。
b:終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。
c:回路の漏れは問題にならない。
d:重症呼吸不全患者に適している。
e:呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午前:第49問

人工呼吸器でよく使用される用語とその略語の組合せで誤っているのはどれか。

1:間欠的陽圧換気 -- IPPV
2:持続的陽圧換気 -- CPPV
3:持続的気道陽圧 -- CPAP
4:間欠的強制換気 -- IMV
5:呼気終末陽圧 -- PCWP

ME2第33回午後:第43問

人工呼吸器の定期点検項目でないのはどれか。

1:二酸化炭素吸収能
2:換気量
3:吸気時間
4:トリガ感度
5:一時警報消音機能

国試第32回午前:第67問

人工呼吸器のアシスト/コントロール(A/C)モードの説明で正しいのほどれか。

1:PEEPを併用できる。
2:自発呼吸が停止すると無呼吸になる。
3:フローの基本波形は圧規定換気である。
4:異なる二つのフローパターンが見られる。
5:量規定換気と圧規定換気の長所を組合せている。

ME2第29回午後:第37問

人工心肺の操作・対処として誤っているのはどれか。

1:尿の排出によって貯血量が低下してきたので補液した。
2:動脈圧(血圧)が低いので末梢血管を収縮させる薬剤を投与した。
3:体外循環中にACT (全血活性化凝固時間)値が低いのでプロタミンを投与した。
4:動脈血炭酸ガス分圧が高いので人工肺への酸素流量を増やした。
5:術野で無血視野が確保できないので吸引量を増やした。

国試第17回午後:第39問

末梢組織への酸素供給量が明らかに増加するのはどれか。

a:ヘモグロビン濃度が7 g/から10 g/dl に増加
b:PaO2が200mmHgから250mmHgに増加
c:PaCO2が50mmHgから40mmHgに減少
d:SaO2が88%から98%に増加
e:心係数が2.0 l/分/m2から3.0 l/分/m2に増加
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e